ここから本文です。
更新日:2023年3月31日
狂犬病は、感染して発症するとほぼ100%死に至る恐ろしい病気です。ヒトを含めたすべての哺乳類に感染する人獣共通感染症(動物由来感染症)で、いまだ世界中で蔓延しており年間数万人が犠牲になっています。
国内では、飼い犬の登録と年に一回の狂犬病予防注射を義務付け、野犬の捕獲を行うなどの主な感染源となる犬の徹底的な管理を行うことで、狂犬病の撲滅に成功しています。
狂犬病の撲滅のために多くのヒトと動物が犠牲になっています。狂犬病が再興した場合、同じ悲劇が再び繰り返される可能性があります。国際化が進み海外が身近になったことで、狂犬病に罹った動物が日本に侵入することは充分に考えられ、国内で再興する恐れもあります。検疫などの水際での対策はもちろんですが、狂犬病を再興をさせないために飼い犬の狂犬病予防対策は非常に重要となっています。飼い主さま一人ひとりのご理解とご協力をお願いします。
お問い合わせ