ハチの巣の駆除
ハチの巣の駆除方法
市では、個人の所有地や管理地にあるハチの巣の駆除は行っていません。
駆除の方法には次の2通りの方法があります。
- 専門の駆除業者に依頼して駆除する場合
- 自分で駆除する場合
専門の駆除業者に依頼して駆除する場合
職業別電話帳(タウンページ)の「消毒業」または「白あり駆除」のページに掲載されている業者の中に、ハチの駆除を行っている業者がありますので、そちらに依頼してください。ハチの種類や巣の場所によって駆除料金が変わりますので、よく確認して依頼してください。
市から斡旋している業者はありません。また、駆除料金に対する補助もありません。
自分で駆除する場合
- スズメバチの巣に関しては、駆除に危険が伴うため、専門の駆除業者に依頼することをお勧めします
スズメバチの巣は、始めはとっくりを逆さまにしたような形で、しだいにボール状となり、表面はしま模様(マーブル模様)となります。巣の出入口は下の方に一ヶ所あるだけです。
アシナガバチ巣は、お椀を逆さまにしたような形で、色は黒っぽい灰色です。下から見ると六角形の穴が多数開いています。
アシナガバチの巣の駆除方法
アシナガバチは攻撃性が低く、寒くなれば死んでしまいますので、日常生活に支障のない場合は放っておいてもあまり危険はありませんが、駆除が必要な場合には、次の方法により駆除してください。ただし、危険と感じた場合には駆除を止め、専門の駆除業者に依頼してください。
用意するもの
- ハチ・アブ用のスプレー式殺虫剤(薬局、ホームセンター等で用意ください)
- 肌を露出しない服装(カッパや厚手の衣服を着用してください)
(ハチは黒い色に攻撃します。帽子をかぶり髪の毛を隠すなどの対策をしてください)
手順
- 昼間のうちに巣の場所を確認し、駆除は夜間又は早朝に行う
(懐中電灯を使用する場合は、巣に光を直接あてないようにしましょう)
- スプレー式殺虫剤を巣をめがけて噴射します
(殺虫剤の使用説明をよく読んでご利用ください)
(ハチが落ちてくることがあるので、巣の真下には立たないでください)
- すべてのハチが死んだり、いなくなったことを確認してから巣を除去してください
(ハチや巣は素手で触らずに、袋に入れて燃やせるごみとして処分してください)
(ハチは死んでも、尾に触れると針が飛び出すことがあるので、素手で触らないでください)
- 巣から離れていたハチが戻ってきた場合は、巣のあった付近に殺虫剤を噴霧しておいてください
巣を作られないように
- 庭木のせん定や、家の周りの整理整頓をし、風通しをよくして巣を作られないようにしておきましょう
ハチに刺されたら(応急処置)
- 刺された傷口から毒をしぼり出す(ミツバチの場合は針が残っているので抜く)
- 傷口を洗い流し、冷やす
- 抗ヒスタミン剤の軟膏などを塗る
- アレルギー体質のある人、めまい、動悸、吐き気などの症状がある場合や、複数刺された場合などは、一刻も早く病院に行き手当てを受けましょう
- ハチに、二度以上刺されると、免疫が過剰に作用する「アナフィラキシーショック」をおこす危険性があります。
ミツバチの分蜂の処理
ミツバチは春先に、新しい巣を作るために数千匹の大群で、樹木や民家の壁などに直径30センチ程度の蜂のかたまり(分蜂:ぶんぽう)を作ることがあります。分蜂は新しい巣を見つけるまでの一時的なもので、数時間から数日で無くなってしまうことがほとんどです。
- ミツバチの分蜂は碧海養蜂組合の方が駆除していただける場合がありますので、農務課(71-2233)まで連絡してください。
