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未来へ届ける 望遠郷
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更新日:2024年5月15日
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気温の上昇に伴い熱中症の症状で救急搬送される方が急増しています。
また、愛知県内でも農作業中の高齢者が熱中症により亡くなられるという事故が起こっており、農作業中の熱中症による死亡事故の発生は7月~8月が圧倒的に多く、今の時期は特に注意が必要です。なお、事故発生場所は田・畑が70%を占めています。
炎天下での農作業は熱中症の危険が高まります。より一層の熱中症対策を心がけましょう。
特に70歳以上の方は、のどの渇きや気温の上昇を感じづらくなるので、高温時の作業は極力避けましょう
2.作業前・作業中の水分補給、こまめな休憩をとりましょう
のどが渇いていなくても20分おきに休憩し、毎回コップ1~2杯以上を目安に水分補給しましょう
足がつったり、筋肉がピクピクする症状がみられたら、スポーツ飲料や塩分補給用タブレットなどを摂取しましょう
休憩時は、日陰等の涼しい場所で休憩し、作業着を脱ぎ、手足を露出して体温を下げましょう
3.熱中症予防グッズを活用しましょう
屋外では帽子、吸汗速乾性素材の衣服、屋内では送風機やスポットクーラーなどを活用しましょう
4. 単独作業を避けましょう
作業は2人以上で行うか、時間を決めて水分・塩分補給の声かけを行うなど、定期的に異常がないか確認しましょう
5.高温多湿の環境を避けましょう
暑さ指数(WBGT)計、温度計、湿度計で作業環境を確認しましょう
作業場所には、日よけを設ける等できるだけ日陰で作業するようにしましょう
特にビニールハウス等の施設内は風通しが悪く、早い時期、早い時間から暑さ指数(WBGT)が高くなるため、
風通しを良くしたり断熱材を活用しましょう
すぐに作業を中断しましょう
代表的な症状は・・・
手足がしびれる・冷たい、めまい・吐き気がする、ズキンズキンとした頭痛がある、汗をかかない・体があつい、意識障害がある、体がだるい、まっすぐに歩けない
※熱中症には特徴的な症状がなく、「暑い環境での体調不良」は全て熱中症の可能性があります。
応急処置を行いましょう
※脇の下、両側の首筋、足の付け根を冷やすと効果的です。
病院で手当てを受けましょう
意識がない場合、自力で水が飲めない場合、応急処置を行っても症状が良くならない場合はすぐに病院で手当てを受けるようにしてください
関連リンク
・熱中症対策を含む農作業安全対策全般について
・熱中症全般について
・農業法人等で雇った人の熱中症予防や地域の高齢者等に対する熱中症対策の事例等について
・気温に関する予測情報などについて