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更新日:2025年5月9日

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上下水道部

部長

村藤 守

使命・基本方針

 上下水道事業は、「市民に対して安全で安心な水を、また家庭からの汚水を、平時はもちろんのこと、災害時においても早急に供給及び処理に努める」を基本方針としています。また、「独立採算を原則として、市民サービスの質の向上を図り、安定した経営を持続すること」が、地方公営企業として求められており、次の視点から事業の推進を図ります。
1.上下水道事業者と市民(利用者)との「つながり」を強化
2.安全安心を第一に考えた効率的な運営と技術の継承
3.地方公営企業として安定した経営を持続するための事業構造の構築
 これらを推進し、SDGsの6「安全な水とトイレを世界中に」、11「住み続けられるまちづくりを」などの達成に繋げます。地方公営企業として安定な経営を行うため、民間事業者が有する知見やノウハウを積極的に活用します。

所属課

下水道課

経営係、排水設備係、工務係

水道業務課

経営係、料金係

水道工務課

工務係、給水係、維持係

現業事務所

浄水管理事務所

管理係、施設係

令和6年度実績

実績のまとめ

評価及び反省

下水道使用料(基本使用料)の改定を行いました。

令和7年4月からの使用料改定に向け、条例改正をはじめ必要な事務手続きを完了しました。また、実施に向けて市公式ウェブサイト、LINE、X、チラシ、検針票等を利用し、市民(利用者)への事前周知を進めることができました。次期使用料改定に向けては、今後の状況変化を踏まえ、引き続き慎重な検討を進める必要があります。

下水道ビジョンの策定及び経営戦略の改定を行いました。

下水道ビジョンについては、審議会による慎重審議とパブリックコメントを実施し、予定どおり策定することができました。今後は、目標指標の達成に向けた進捗管理を行う必要があります。経営戦略についても同じくパブリックコメントを実施し、予定どおり改定することができました。

近隣5市と共同で給排水工事オンライン申請システムを構築しました。

令和7年4月からの正式運用を目指し、近隣5市と共同で給排水工事オンラインシステムを構築することができました。今後は自治体DX推進のため、積極的な利用促進を図る必要があります。

水道重要管路(L=545m)を整備しました。

北部浄水場から桜井地区方面ルートの重要管路について、東明町交差点付近までの545m区間において耐震化工事を実施し、水道ライフラインの強靭化を進めました。

適正な水道料金の在り方について検討を進めました。

安定した水道事業経営を持続するため、県営水道料金の増額改定、給水人口の減少、建設資材の物価上昇等を考慮のうえ「投資財政計画」を見直し、審議会からは、水道料金の15%増額改定が必要との答申を受けました。引き続き、料金改定に向けて、条例改正など必要な手続きを進める必要があります。

ウォーターPPPによる事業効果について検討を進めました。 管理更新一体マネジメントを行うウォーターPPPの導入可能性について検討し、VFMの仮算定においても一定の事業効果が確認できました。今後はVFM算定の制度をさらに高め、事業実施に向けて引き続き検討する必要があります。
大規模地震を想定した災害対応訓練を地域住民や協力団体と共に実施しました。 災害に強いライフラインを構築するため、愛知県企業庁、安城市上下水道災害時支援連絡協議会などと共に応急給水訓練、配水訓練、BCP訓練を実施しました。今後は、参加者からの意見を次回以降の訓練に反映し、さらに実践的な内容にしていく必要があります。

令和7年度の重点取組目標

年度の目標

1.目的(何のために)、

2.達成水準(どこまで)

担当課

SDGs

達成目標

下水道整備による普及率の向上を図ります。

1.衛生的な生活環境と河川等の水質保全を図るため、

2.下水道の主要面整備工事(福釜、赤松地区)を年度内に完了し、下水道普及率84.5%を目指します。

下水道課

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下水道事業における独自財源の確保を進めます。

1.財源の多様化により安定的な下水道事業の経営を行うため、

2.下水道マンホール広告の新規募集を行うとともに、新たにマンホール蓋の販売を開始します。

下水道課

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ウォーターPPPの導入可能性について検討し公民連携を進めます。

1.将来にわたり効率的で安定した上下水道事業の運営を行うため、

2.上下水道施設の維持管理から更新マネジメント(ウォーターPPP)について事業効果の検証を進め、導入可否の判断を行います。

下水道課 

水道工務課

水道業務課

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水道重要管路の耐震化を進めます。

1.大規模災害時においても水道水を安定的に供給するため、

2.北部浄水場から避難所等を結ぶ重要管路(912m)の耐震整備を行います。

水道工務課

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老朽化した配水管の布設替えを進めます。

1.漏水を防止し、水道水の安定供給を図るため、

2.老朽化した配水管(計画総延長22万7,705m)の布設替え工事を行い、整備率42.6%を目指します。

水道工務課

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  sdgs11

水道料金の改定を進めます。

1.将来にわたり安定した水道事業経営の持続を図るため、

2.水道料金改定を令和8年4月から行うための条例改正案を9月定例市議会に提出するほか、周知等の必要な手続を行います。

水道業務課

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大規模災害発生時を想定した各種訓練を行います。

1.大規模地震発生時における水道水の供給及び被災した上下水道施設の早期復旧を図るため、

2.地域住民や協力団体とともに応急給水訓練、配水訓練、BCP訓練など、実際の地震発生を想定した実践的訓練を実施します。

水道工務課 

水道業務課

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