受け継ぐ想いを
未来へ届ける 望遠郷
ページID : 1361
更新日:2024年4月23日
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鶴見 康宏
上下水道事業は、市民に対し安全で安心な水と家庭からの汚水を、平時はもちろん災害時においても迅速に供給・処理に努めることを基本方針としています。また、独立採算を原則とする地方公営企業として、市民サービスの向上を図り、安定した経営を持続することが求められており、次の視点から事業の推進を図ります。
1.市民と事業者とのつながりを強化
2.安全安心を第一に効率的な事業運営と技術の継承
3.地方公営企業として安定した経営を継続するための事業構造の構築
これらを推進し、SDGsの目標6「安全な水とトイレを世界中に」等の達成に繋げます。
また、他市町村等との連携による広域化やDXの活用による共同化について検討を進めるとともに、民間事業者が持つノウハウを積極的に活用し、事業の効率化と安定強化に努めます。
課 |
係 |
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経営係、排水設備係、工務係 |
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経営係、料金係 |
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工務係、給水係、維持係 |
現業事務所 |
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浄水管理事務所 |
管理係、施設係 |
実績のまとめ |
評価及び反省 |
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審議会での検討を踏まえ、下水道ビジョンの策定と経営戦略の改定を進めました。 |
今後の下水道事業の方針を定めるため、審議会を計4回開催し、経営戦略の見直し(素案)を作成するとともに、供用開始以来初となる使用料改定案を提示することができました。 |
水道事業において公民連携を進めました。 |
4月に包括民間委託による「水道お客様窓口」を開設するとともに、開閉栓申込みのWeb受付を開始し、市民サービスの向上と効率的な事業運営に努めました。 |
水道管の重要管路整備を進めました。 |
想定される南海トラフ地震の発生に備え、東海道本線南側工区の重要管路485mを整備し、北部浄水場から桜井地区方面ルートの耐震化を行いました。 |
使用者と上下水道の価値観を共有に努めました。 |
使用者とのつながりを強化し理解と信頼を得るため、上下水道部内の各課が連携・協力して、安城七夕まつりやデンパーク及び公民館のイベントに出展し、事業のPRを行うとともに、出前講座やラジオ出演などによる情報発信を行いました。 |
大規模災害発生時を想定した各種訓練を行いました。 |
災害時に迅速な早期対応を図るため、8月に初動体制確認訓練、10月には愛知県及び災害時支援連絡協議会と共同で支援連絡管操作訓練と応急給水訓練を行いました。また、能登半島地震の発災後、被災地に給水車を派遣し、実践的な応急給水活動を行うことができました。 |
年度の目標 |
1.目的(何のために)、 2.達成水準(どこまで) |
担当課 |
SDGs 達成目標 |
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下水道使用料の改定を進めます。 |
1.安定的な下水道事業経営に向けて経費回収率の向上を図るため、 2.9月議会に基本使用料の値上げを行う条例改正案を提出し、令和7年4月の施行に向けた周知を図るなど、必要な手続きを進めます。 |
下水道課 |
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下水道ビジョンの策定と経営戦略の見直しを行います。 |
1.地方公営企業として下水道事業の方針を定め、中長期的な施策目標を明確にするため、 2.下水道ビジョンの策定・公表を行います。また、使用料の改定を踏まえて経営戦略を改定します。 |
下水道課 |
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給排水オンラインシステムの導入を進めます。 |
1.DXの推進による行政サービスの向上と事務の効率化を図るため、 2.令和7年度からの運用を目指して給排水工事申請手続きのデジタル化を進めます。 |
下水道課 水道工務課 |
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重要管路の計画的な耐震化を進めます。 |
1.大規模災害時においても水道水の供給を継続するため、 2.北部浄水場から避難所等を結ぶ重要管路の整備計画に基づく546mの改修を行い、水道管路の耐震化を進めます。 |
水道工務課 |
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適正な水道料金の在り方について検討を進めます。 |
1.県営水道の値上げに対応しつつ、将来にわたって安定した水道事業経営を維持していくため、 2.水道事業及び下水道事業審議会において、今後の適正な水道料金について検討し、年度内に答申を受けるための協議を進めます。 |
水道業務課 |
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ウォーターPPPの可能性について検討し公民連携を進めます。 |
1.人口減少時代を前に上下水道が一体となって効率的な事業運営を行うため、 2.上下水道施設の維持管理から更新まで一連のマネジメントについて、民間の専門事業者が有するノウハウや技術力を活用した公民連携体制の構築を検討します。 |
下水道課 水道工務課 水道業務課 |
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大規模災害発生時を想定した各種訓練を行います。 |
1.南海トラフ地震や矢作川洪水など大規模災害発生時において、迅速に生活用水の供給や汚水処理を行えるようにするため、 2.安城市上下水道災害時支援連絡協議会や地域の自主防災会と連携し、BCP訓練、応急給水訓練及び配水訓練など、実践的訓練を行います。 |
下水道課 水道工務課 水道業務課 |
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