ここから本文です。
更新日:2023年11月2日
「ごんぎつね」などの童話の作者である新美南吉は、24歳から安城高等女学校(安城高校の前身で、安城高校の移転後、敷地内には桜町小学校があります。)に赴任し、26歳からこの建物に下宿していました。
南吉の下宿とされた建物は、道路に面して建つ梁間2間半(1間=1.818m)、桁行6間半の長屋門形式の建築です。東側から1間半で間仕切り、北面に縁を付けた六畳間を設けています。中央東寄りには2間幅で門戸口があります。西側からは3間を間仕切り、東面に押入れと床の間をつけた八畳間を設けています。長屋門の北側東寄りに井戸屋形及び物置便所屋があります。
長屋門外観(南から) |
改装前 |
改装後 |
お問い合わせ