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更新日:2013年6月20日
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公会堂と名の付く建築は、明治の中頃から建てられるようになりました。明治期は政治色が濃く、限定された利用者を対象とした建物でしたが、大正期以降、一般大衆を対象として娯楽や文化・教育の向上を目的に建てられるようになりました。 今村公会堂は昭和4年(1929)に完成しました。公会堂の中心をなすのが、西側に演壇を設けた間口5間・奥行9間の大広間です。当時ここでは、講演会や農産物品評会、青年会の月並講演会、さまざまな娯楽会が行われていました。 昭和初期において洋風意匠が大衆建築にどのように取り込まれていたのかを、天井やランプ座、演壇周りに示す貴重な建造物です。 |
今村公会堂 |
吊り照明用の漆喰仕上げのランプ座 |
応接室の洋風天井 |