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更新日:2013年6月20日
市民陶芸まつりにあわせて埋蔵文化財センターでも、「土器ペンダントつくり」・「土器タッチコーナー」・「土器づくり教室」を行いました。多くの方に来ていただきありがとうございました。
安城市では、18年度に愛知工業大学歴史意匠研究室に委託し、本證寺の建造物群の総合調査を実施しました。今回の講演会では、この調査で明らかになった成果を発表していただきます。あわせて解体修理中の鼓楼を現地でご覧いただきながら説明も行います。
今回の講演会では、愛知工業大学の歴史意匠研究室代表、杉野丞教授により、まず本堂において「本證寺総合調査の成果と、今後の保存にむけて」という題目の元、お話いただきました。当日は約50名の方々にお越しいただき、真宗の成り立ちや、その建築様式など、現在の本證寺の状態のみならず、沿革から理解していただけるような講演会となりました。また、鼓楼の解体修理に携わった魚津社寺工務店の方に解体修理で解明されたことも工事過程の写真を交えてご説明いただき、参加された方々から質問が飛び交うという場面もみられました。 本堂での説明のあと、鼓楼の解体修理現場で展示されている瓦の実物を見ながらの解説もあり、皆様に安城が誇る本證寺という文化財を知っていただける貴重な機会となりました。
当日は、冬の寒さを取り戻し、本堂の中は肌寒いものでしたが、本證寺様のご協力でストーブを焚いていただいたことに加え、皆様の熱気にも包まれ、今後引き続き行っていく安城市の社寺建築の悉皆調査の第一弾にふさわしい幕開けとなりました。
この日は、良く晴れたすばらしい日となりました。午前の部は、木枯らしの吹く肌寒い中、多くの方に参加していただきました。鼓楼はすでに土台だけになっており、解体された重要な建築部材の展示と、現場監督による説明が行われました。
それらの建築部材は鯱瓦と主な瓦、墨書のある木材、修復された木材などです。中でも、埋蔵文化財センターでも展示されていました墨書のある化粧棟木は赤外線を当てて調査した結果、肉眼では見えなかった文字が書かれていることが判明し、その赤外線撮影した写真も展示いたしました。
午後の部は、午前の部と同様に鼓楼解体の説明と、重要な建築部材の観覧をしていただきました。さらに、本證寺の城郭伽藍としての特徴である堀と土塁の見学も行いました。
なお急遽、出張販売いたしました安城文化財カードも好評でした。特に、本證寺境内地は修理前の鼓楼がうかがえる貴重なものとして好評でした。埋蔵文化財センター及び歴史博物館にて、1枚20円で販売しております。
飲食コーナー ・ おもちゃづくりコーナー ・ バルーンアート ・ 安城発掘探検隊 ・ 風船ヨーヨー ・ 物販
野点 ・ 桜井凧づくり
あいにくの小雨が降る中、110名のご参加をいただきました。安祥城址公園を出発し、約2時間半をかけて再び安祥城址公園まで戻ってきました。主な見学地点は、安祥城址(大乗寺)-明法寺-本多忠豊墓碑-安祥毘沙門天(極楽寺)-西尾弁財天-安城古城跡-安城陣屋跡-東条塚-千人塚-梅井(七つ井)です。
ご参加された方及びガイドボランティアの方は、大変お疲れ様でした。これを機会に、市内に点在する様々な史跡名勝天然記念物を巡ってみてはいかがでしょうか。
なお今回のコースは、埋蔵文化財センター他で無料配布されています「安城 歴史の散歩道 ~安祥城址と古戦めぐり~」を参考にいたしました。現在「安城歴史の散歩道」は、他にも「~福釜松平と箕輪・高棚の社寺めぐり~」「~東海道と鎌倉街道めぐり~」「~桜井古墳群と三河一向一揆めぐり~」「~丈山、弥厚の里めぐり~」の計5部が配布されています。ぜひご活用ください。
市内小中学校歴史研究 優秀作品展示
市内歴史団体 成果発表
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