第8次安城市総合計画
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60第8次安城市総合計画第6章 分野別計画(基本計画②)14.生涯学習市民のだれもが、いつでもどこでも生涯を通じて、自分らしく主体的に生涯学習に関わることができ、人や地域との絆を深めるとともに、新たな価値観や行動を生み出し、人とまちの明日を創る生涯学習環境を目指します。現状と課題▶多くの市民が生涯学習に取り組んでいますが、市が開催する講座や教室の受講者数は近年伸び悩んでおり、特に若い世代や働き盛りの世代の参加が少なくなっています。▶農業や工業の発展の歴史から蓄積された「ものづくり」に関連する貴重な財産(人材、知恵)が豊富にあります。▶少子高齢化の進行、核家族化、価値観の多様化などにより、地域コミュニティ意識の希薄化が進み、地域の担い手の人材が不足しています。▶現在の中央図書館は昭和60年(1985年)の開館から30年を迎え、老朽化とともに、蔵書の増加により収容能力の限界がきています。施策が目指す姿現 状課 題▶ライフスタイルや価値観の多様化が進む中で、各年代にふさわしい生涯学習活動の展開が必要です。▶子どもたちの理科離れが進む中、ものづくりの技術や文化などを伝承する生涯学習の展開が求められています。▶地域や、人と人との絆を確かなものにしていくことにつながる生涯学習を通じて、地域課題などの解決の担い手となるような人材の発掘、育成が必要です。▶文化センターのほか各地域に地区公民館が整備され、生涯学習の拠点となっていますが、施設の老朽化と市民ニーズの変化により、計画的な修繕・改修などが必要です。▶地域を支える総合情報拠点として地域や住民の課題解決に役立つ図書館の整備が必要です。また、ICT(情報通信技術)の進展・普及によりタイムリーな情報発信・入手が求められています。050001000015000平成22年度平成23年度平成24年度平成25年度平成26年度平成26年度は市民会館の改修により、市民大学の受講者が2,700人ほど少なくなっています。05,00010,00015,000(人)生涯学習講座・教室受講者数(人)中心市街地拠点施設

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