第8次安城市総合計画
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38第8次安城市総合計画第6章 分野別計画(基本計画②)3.環境市民一人ひとりが、低炭素化・自然との共生・資源循環など環境に対する高い意識を学びや協働を通じて育むとともに、それぞれの立場で環境配慮行動に積極的に取り組むことにより、環境負荷の少ない、人と自然が共生する良好な環境が持続的に発展する社会を目指します。現状と課題▶平成23年(2011年)3月11日に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故を契機に、日本社会におけるエネルギー供給体制の脆弱さが浮き彫りになっています。▶地球温暖化対策、生物多様性、資源循環など環境全般に対する市民の関心は高くなっています。▶ごみ減量の推進において、生ごみのリサイクルなどの新たなシステムの構築については、費用対効果を考えると難しい状況にあります。▶温室効果ガスの排出量が少なく、災害時のエネルギーの自給に資する自立・分散型エネルギー社会の構築が求められます。▶持続可能な社会を実現するためには、エネルギーを「創る・蓄える・省く」観点から、それらを効率的に利活用する「創蓄省エネルギー」に関する取組を推進することが必要です。▶環境負荷を低減する化石燃料に依存しない低炭素な交通社会の実現が求められます。▶豊かな自然や農地が減少しており、生態系への影響が懸念されます。▶ごみ減量の自主的な取組の中心的組織である町内会及びNPO法人や市民団体などとの更なる連携が必要です。▶市民、事業者などあらゆる主体の環境意識を、環境負荷を減らす身近な環境配慮行動の実践へとつなげる仕組みづくりが必要です。施策が目指す姿現 状課 題6.205.955.905.8620102014(年度)5.65.55.75.85.96.06.16.26.35.562011201220132009 2010 2011 2012 2013(年度)161820222426283027.827.025.523.124.2リサイクル率=総資源化量/ごみ総排出量(出典) 一般廃棄物処理事業実態調査1人1日あたりの家庭用電気使用量(kWh)リサイクル率の推移(%)

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