第8次安城市総合計画
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19第8次安城市総合計画第4章目指すべき都市像(基本理念) 本市が平成26年度(2014年度)に公募市民とともに実施したまちづくりディスカッションにおいて、生活の「豊かさ」や「幸せ」を実感できるまちになるために提案をしてもらったところ、健康に関することや、花や緑などの自然環境や生活の利便性に関すること、農業や企業などの産業、文化及び伝統に関すること、高齢者の支え合いや子どもの見守り合いなど、人と人とのきずなに関すること、子育てや若い人の住みやすさに関することなどについて、提案がありました。(4) ボランティア活動が導くもの本市では平成26年度(2014年度)と平成27年度(2015年度)の2か年、全国的に高名な二人の医師を講師に迎え、「健康」をテーマとした講演会を開催しました。講師からは、からだとこころの健康バランスを保つことに加え、「ボランティア精神」の重要性について共通の指摘がありました。ボランティア活動は、本人のいきがいや充実感を満たすとともに、年齢や経歴の異なる人や社会との関係を築くことができます。さらに、健康長寿へ結びつく可能性を秘めており、まさに「豊かさ」や「幸せ」とも関連が深いものと言えます。今後は、より多くの方にボランティアの意義を伝えるとともに、ボランティア活動を始めるきっかけづくりを進める必要があります。<図3-2>「生活の“豊かさ”や“幸せ”を実感するために重要なことは何ですか。」(出典)安城市のまちづくりに関するアンケート(平成26年度)家族が健康であること老後の心配がないこと自分が健康であること配偶者との関係が良好であること親子の関係が良好であること福祉サービスが充実していること医療機関が充実していることプライベートが充実していること生活水準に満足していること仕事が充実していること収入に満足していること友人との関係が良好であること子どもがいること貯蓄・資産運用ができていること住宅に満足していること配偶者がいること職場仲間との関係が良好であること三世代同居していることその他無効・無回答010203040506070(%)(出典)まちづくりディスカッション(平成26年度)●歴史が息づく文化と伝統を残すまち●元気じゃなくなった高齢者をみんなで支えあえるまち●子どもを見守りあえるまち●子育てしやすいまち●若い人が集まるまち●永く住めるまち●心身共に健康なまち●花と緑と老人が生き生きしているまち●花・緑・鳥等の自然が豊かで人びとの心を癒すまち●車がなくても生活できるまち●若者が楽しく農業でつながり、活躍するまち●企業が元気なまち

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