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更新日:2018年7月23日

月曜日のひとこと

週末にあったイベントの感想や今週の見通しなど、ちょっとしたコメントを書いています。

2018年

7月23日(月曜日)

連日うだるような猛暑日が続きます。17日(火曜日)、豊田市で近くの公園へ校外学習に出かけた小学1年生の男児が、熱中症の中で最も症状が重い「熱射病」で亡くなるという痛ましい事故がありました。亡くなった児童のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

こうした悲しい事故の報道を受けて、安城市内の保護者の皆さんから私のもとや教育委員会へのメールや電話が殺到しています。内容は「小中学校へのクーラー設置」に関するもので、それに関しての見解をここに記させていただきます。

 

本市では平成24年の夏より、市内小中学校の全普通教室で扇風機を使えるようにしています。その時、なぜエアコン設置を選択しなかったのかということですが、その前年春の東日本大震災での福島原発事故を受け、全国的に節電が呼びかけられるようになっていたという事情がありました。

夏場などの電力需要が集中する時間には、電力各社から電力量を抑える「電力ピークカット」が広く呼びかけられていたため、電力消費を抑えつつも児童生徒らの健康を守るため、当時は最善の選択として各教室への扇風機の設置をするという選択をしました。

その後、電力の危機的な状況を背景に、エネルギー各社が競い合う形で電力消費を抑えた空調システムの開発を進め、その結果、天然ガスをエネルギーにした高性能なエアコンが実用化されてきていました。本市としては、このガスを用いたエアコンの導入を図ろうと考えてきましたが、都市ガスは市街化区域で地下配管が行き渡っているものの、農村地帯では供給されていないという現実があります。よって、次のような問題点を解決する必要に迫られています。

  • 農村地帯の学校のエネルギー源をプロパンガスとするのか、それとも電力とするのか
  • 各学校敷地内のどの位置にエアコン及び室外機を設置できるのか
  • エアコン設置の初期コストと運転コストはどのくらいと見込まれるのか

設置に向けて解決すべきこれらの課題は、現在市内29の小中学校で詳細な調査を進めており、その結果を受けて来年度の早い時期に設置を進めてゆきたいと考えています。本市の小中学校へのエアコン設置に向けた対応は以上のとおりです。

豊田市で亡くなった小1の男児は、屋外での活動で熱射病となっています。よって、まずは猛暑の中での野外活動のあり方を、PTAの会議などでしっかり話し合っていただきたいと願っています。必要な対策や備品等があれば手当てしてまいります。失われた幼い命は、残念ですが戻って来ることはありません。このような悲しい事故を繰り返すことのないよう、PTAや教育委員会からの意見に真摯に耳を傾けてまいります。

炎天下でスポーツをしている写真

【炎天下でスポーツをする際は、水分は十分にとり、体調管理に気を付けましょう】

7月17日(火曜日)

先週は9日(月曜日)から11日(水曜日)まで公務出張させていただき、市町村長特別セミナーの受講、中央省庁への提案活動、さらに全国市長会の会議と、学習会、要望活動、情報交換など、中身の濃い日程をこなすことができました。

 

9・10日の2日間にわたる市町村長特別セミナーは、千葉市内にある総務省の研修所に宿泊して行われるもので、前知事、大学教授、作家、ジャーナリストといった多彩な講師陣の貴重なお話をお聞きすることができました。受講生は首長に就任されて間もない方が多いと感じられ、市長4期目の私が最もベテランの参加者と思われました。就任間もない首長さんが勉強されるのはもちろんなのでしょうが、社会変化の激しい時代です。経験年数の長短に関わらず時代の潮流を見誤らないよう、時間が許すのであれば参加すべきと実感しました。地方自治への造詣が深い講師のお話は、要所要所でハッとさせられる気づきがあり、日々の公務の中では学べないよき刺激を受けることができました。

 

10日午後、私が会長を務めている「全国国営総合農地防災・直轄地すべり対策事業促進協議会」(以後「全国協」と略)の活動で、国営事業が行われている全国各地の代表の方々とともに、東京で農林水産省、財務省への提案活動を行いました。西日本豪雨の甚大な被害が出ていたため、両省庁の主要役職者の方々がお会い下さるのかと心配しました。しかし、この時点では被災地は被害状況すら把握し切れていない段階にあり、国の主要官庁は現地からの支援要請待ちの状態に置かれていたと思われ、主要閣僚の皆さんは在庁しておられ予定どおりの面会がかないました。

全国協側の参加者の顔ぶれは、北は北海道から南は九州まで幅広く、今回の豪雨についての各地の様子の報告と合わせて、進めていただいている農地防災や地すべり対策の重要性をお伝えしました。「備えあれば憂いなし」です。これから国を挙げて西日本豪雨被災地の復旧復興に追われることになるのでしょうが、やはり事前にしっかりした対策を講じておくことこそが防災の第一義と痛感させられました。財務・農水両大臣にも直接お会いいただけ、実り多き提案活動となりました。

財務大臣(左から2番目)への提案活動の様子

【財務大臣(左から2番目)への提案活動の様子】

農林水産大臣(右から2番目)への提案活動の様子

【農林水産大臣(右から2番目)への提案活動の様子】

11日は全国市長会の各種会議に出席しました。ここでも会議の冒頭、全国市長会会長(福島県相馬市長)より西日本豪雨の被災地の状況が報告されました。会長は、自らの東日本大震災で支援をお受けになった経験から、「被災地へは個別の自治体による支援を遠慮してください。情報は全国市長会でお受することとし、必要な支援は市長会経由にてお願いします」といった旨のご発言がありました。

西日本豪雨で岡山県内のある市は、支援物資の受け入れを一時休止すると公表しています。被災地のすべての自治体職員は人命救助や避難民への対応で手一杯で、全国の自治体や企業、個人から山のような救援物資が届いても、それらを整理するための余裕すらないひっ迫した状況のようです。せっかくの善意がありがた迷惑にならぬよう注意し合い、計画的かつ段階的に的確な支援ができるよう全国ネットワークを持つ団体や組織が機動力を発揮すべきでしょう。

安城市としましては、すでに国・県や市長会からの要請のあった専門職員を順次派遣することとしています。また本市には、被災地へボランティアとして出かける方の旅費・宿泊費を補助する「被災地ボランティア活動支援事業」があります。被災地では、こうした人的な支援を欲しておられるようです。どうか被災地復旧のため、本市のボランティア支援制度の活用をご検討下さい。詳しくは以下をご覧ください。

被災地ボランティア活動支援事業

7月9日(月曜日)

6月末に関東甲信地方の梅雨明けを聞き、てっきり全国的に梅雨が明けたのかと勘違いしておりましたが、先週末の日本各地での豪雨により、梅雨前線は消えてはいなかったと思い知らされました。マスコミによれば、全国の死者・行方不明者は合わせて100人を超すようで、亡くなられた方々のご冥福とともに、一刻も早い救出や復旧がなされますようご祈念申し上げます。安城消防署からも5名の救助隊員が、岡山県内で救助活動を行ってくれました。

 

さて、7月7日(土曜日)、旧中央図書館の改修が終わり、その建物を利用した「子ども発達支援センター あんステップ♬」の開所式を行いました。

すでにご報告の通り、安城市制65周年をお祝いする形で、昨年の6月1日にアンフォーレをオープンさせることができました。オープンから1年以上が経過し、その利用状況は「今月のメッセージ」や広報等でお知らせしたとおりの嬉しい成果が出てきております。

しかし、アンフォーレの成果に浮かれてばかりいる訳にはゆかず、私たちは図書機能が全面移転した旧中央図書館の建物の利用を考えねばなりませんでした。城南町の旧中央図書館は昭和60年に建築されており、築33年目を迎えた建物です。建築学会によれば、標準的な鉄筋コンクリートの建築物の耐用年数は65年が基準とされており、これによればまだまだ利用できる施設ということになります。

そこでアンフォーレの建設計画と並行する形で、市役所内で旧中央図書館建物の後利用の議論を重ねたところ、「子ども発達支援センター」の構想が浮上してきました。私自身もよい構想だと思いましたが、その実現ためには乗り越えねばならない大きなハードルがあると考えました。それは地元住民の皆さんのご理解です。賛同が得られるのかどうかは皆目見当がつきませんでしたが、意を決して当時の城南町内会長さんに面談を申し込み、こちらの考えをお示ししました。

就学前の子どもが多く集まるため、今までよりも大きな声や音が周囲に漏れるなどの理由により地元の代表者として反対されるのだろうか、それとも条件交渉次第で渋々お受けいただけるのだろうかと、不安を募らせて臨んだ面談でした。ところが返ってきたおことばは、なんと「ぜひお願いします」のひと言で、その瞬間、私は自分の耳を疑ってしまいました。失礼ながらもう一度、「お願いしますというご返事でよろしいのですか」と問い返してしまいましたが、それに対しても「ぜひ子ども発達支援センターを建設してください」と明確にご回答くださいました。

二度にわたる予期せぬおことばに驚きご事情を伺いましたところ、地元町内にも発達に心配のある子を抱えたご家庭があり、町内会で協力し合いお子さんを預かっておいでと知りました。その保護者の立場の大変さを身近に実感しておられ、「近所に子ども発達支援センターできれば、地域にとってもありがたいことです」と述べられました。私は本当に頭の下がる思いがいたしました。

これまで口にしなかった内輪話なのですが、こうしたご厚情により、本市の福祉行政が成り立っています。今後も多くの皆さんに見守られ、子どもも保護者もともに一歩ずつ前進してゆける、そんな「あんステップ♬」でありますことを願っています。開所式では多くの皆さんの温かなご支援に心より感謝申し上げました。

テープカットの様子

【テープカットの様子】

7月2日(月曜日)

7月1日(日曜日)、総合運動公園内のソフトボール場A球場のリニューアルオープンにともなう記念式典を開催しました。

A球場は平成28年秋に改修工事に入り、この日までの1年8か月という長い歳月を経て、ようやくリニューアルオープンを迎えることができました。施設の改修工事は順調に進んだものの、施設改修後にグランドの天然芝生の養生をする期間が必要で、それに数か月を要したため長期にわたり閉鎖を続けてきました。長い間ソフトボール場が使えない状態が続き、ソフトボール協会やソフトボールファンの皆さんには大変なご迷惑をおかけしました。

 

改修が終わったA球場は、観客席が以前の約300席から1千席強へと増加し、外野の芝生席も含めれば2千5百人の皆さんにソフトボールの試合を観戦していただけるようになりました。またスコアボードは大型液晶ビジョンとなり、得点と選手名の列記だけではなく、デジタルのさまざまな画像や動画を表示できるようになりました。そもそも、こうしたソフトボール専用球場は全国的にも稀な存在であったためか、この球場がリニューアルされるという情報は、かなり広範に広がっていたようです。

本年8月には、千葉県で女子ソフトボールの世界選手権大会が開催されます。それに先立って世界各国の強豪チームが来日され、大会に向けた準備をされますが、安城市へは世界ランキング3位の強豪カナダチームから事前合宿の申し込みがありました。カナダチームは7月25日から8月1日まで本市に滞在され、リニューアルされたA球場で練習を行い、またこの地域の実業団チームとの練習試合をされる予定となっています。ぜひ多くの皆さんにご見学いただきたいと思います。

また、全日本大学女子ソフトボール選手権大会、俗にインカレと呼ばれる大学対抗の全国大会が開催されています。これまでは毎年開催地を変えて全国を巡回して来られましたが、来年からはこのソフトボール場を拠点とされ、安城市で継続して開催いただけるというお話もすでにお受けしております。全国的にも、国際的にも、本市のソフトボール環境が注目され、高い評価を受けることができれば、やがてこの地が女子ソフトボールの聖地となってゆくのではないかと、私なりに大きな夢を描いています。

 

本市は2年後の東京オリンピック・パラリンピックを意識して、主要なスポーツ施設の改修を精力的に行ってまいりました。その成果がさっそくこうした形で現れてきたことを大変嬉しく思い、また光栄に受け止めています。新しく生まれ変わったソフトボール場で、数多くのファインプレーが生まれることを心より期待しています。

オープニングセレモニーあいさつの様子

【オープニングセレモニーあいさつの様子】

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