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更新日:2018年6月20日

今月のメッセージ

アンフォーレ1周年特集

6月1日(金曜日)、アンフォーレが満1歳の誕生日を迎えました。オープン以来、本当に多くの皆さん方にさまざまな形でご利用をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。この1年間を振り返り、アンフォーレの利用状況をまとめてみました。

1、アンフォーレ本館の利用状況

以前、あの場所に更生病院があった時代、1日当たり3,000人の往来があると聞いた記憶があります。年換算にしますと3,000人/日×365日=1,095,000人で、約100万人となります。よって私たちはこの人出を目標に掲げ、にぎわい再生に努めてまいりました。

その結果、オープン10カ月後の本年3月末にアンフォーレ本館への入館者数は100万人に達し、さらに5月末までの1年間では約118万人という多くの皆さんのご利用をいただくことができました。「アンフォーレの入館者数」と、「図書情報館の入館者数」の推移をグラフに表しました。棒グラフは各月の入館者数、折れ線グラフは累計を示しています。(グラフ1参照)

グラフ1

【グラフ1】

アンフォーレがオープンした6月は、見学を兼ねたご来館が多かったものと思われます。そして8月が飛び抜けて多いのは、安城七夕まつりのご来場者の多くがアンフォーレに入館された結果でしょう。実際、七夕まつりの3日間でアンフォーレへの入館者数は8万人を越しました。

七夕期間中、熱中症等で救急搬送された方の数は9名でしたが、安城消防署にてすべて市外の方であったということを確認しています。七夕まつりへお越しの市民はアンフォーレの存在をご承知で、小休止されるなど猛暑をしのいでおられたことがうかがえます。今夏は市外からの来場者に、どうアンフォーレを知っていただくかを考え、七夕まつり会場内では「暑くなったらアンフォーレ」を合言葉にせねばなりません。

2、図書情報館の利用状況

アンフォーレ本館2階から4階の図書情報館の利用者は、年間で約88万人でした。アンフォーレ来館者の約75%が図書利用者となります。かつて中央図書館の年間利用者数は概ね40万人前後でしたので、図書施設の利用者は倍増したことになります。

図書情報館では利用者アンケートを行っており、それによれば旧図書館との比較では10代の利用者の伸びが極めて顕著であり、全世代最多の21%となっています。(グラフ2参照)若い世代の利用増によって、全世代平均してバランスのとれた利用状況に転じていることが分ります。学校がテスト週間になると、膨大な数の自転車が駐輪場に並ぶ光景は壮観と感じられます。集いの場を提供できたことで、青少年たちがこんなにも喜んで集まり、学び合うということを知りました。

グラフ2

【グラフ2】

もちろんこうした学生たちのテストや宿題のための勉強の場としてだけではなく、書籍の貸し出し冊数も増加しています。旧図書館時代に8万冊台だった月間貸し出し冊数は、図書情報館では9.7万冊にも増え、安城市民の皆さんが書に親しんでくださっている傾向がうかがえて嬉しく思っています。かつては、どちらかといえば中高年の方々の憩いの場という雰囲気だったようですが、現在は外観の斬新なデザインと相まって未来に向けた学びの空間の感があります。

また、低年齢児はこのアンケートの対象とされていませんが、2階フロアは児童書籍が充実しているだけではなく、親子向けの読み聞かせイベントが行われたり、親子遊びができ子育て相談も受けられる「ほっとスペース」があったりと、数多くの乳幼児も保護者とともに来館してくれています。こうした親子連れが、館内の雰囲気を和ませてくれているように感じています。

3、学校図書館との連携

以前にも「月曜日のひとこと」でお伝えしましたが、この図書情報館と市内小中学校の図書館とは専用のオンラインで結ばれています。本市の図書施設が保管する70万冊の蔵書として、どんな本がどこに置かれているのかを各学校の図書館で簡単に検索することができ、学校で必要とする本は週2回の配本サービスでお届けするようにしています。そうした新しいサービスによって、各学校等への団体貸出冊数は平成28年度の5万7千冊から、29年度には16万冊へと2.8倍になったという実績が出ています。(グラフ3参照)

グラフ3

【グラフ3】

アンフォーレ建設の前、市内数か所で市民説明会を開催しました。会場で耳にした「自分たちの地域からは遠すぎて縁のない施設にすぎない」という声に、いかに対処すべきかを考えた結果が、このICTを活用した新しい配本サービスです。市内すべての小中学校の読書環境が等しく改善され、すでに私たちが期待した大きな効果が表れていることが分かりました。

4、年間のイベント開催

昨年6月のグランドオープンは、平日にもかかわらず多くの皆さんがアンフォーレにお越しくださいました。オープニングイベントの4日間で、アンフォーレ本館への入館者数は4万7千人にも上りました。その後も週末ごとに多くの皆さんが足を運んでくださるようになり、リピーターがかなり増えてきています。

アンフォーレオープニングセレモニー

【アンフォーレオープニングセレモニー】

8月の七夕まつりでは、アンフォーレの願いごと広場がメイン会場とされ、かつての交流広場と変わらぬ多くの方々がお集まり下さいました。広場には大小のステージが設けられた他、館内のホールもステージとして使われ、アンフォーレ1か所で複数のイベントが同時並行で進められるため、さまざまな来場者による集客の核となりました。多くの方が行き来されるため、この界隈の露店は大変なお客さんでにぎわっていました。

願い事広場での初めての安城七夕まつり

【安城七夕まつり「願い事ふうせんの一斉飛ばし」の様子】

9月には、ややお堅い公的イベントでしたが、作家の荒俣宏さんをお招きし「図書館総合展2017フォーラムin安城」を開催しました。このイベントは図書館に関心を持つ学生や関係の皆さんに注目され、図書業務や研究に携わる方々が東海地方はもとより全国各地からお越しになられ、アンフォーレを全国的に注目していただくよききっかけとなりました。

図書館総合展2017フォーラムin安城

【図書館総合展2017フォーラムin安城】

11月には「食と農の祭典」を行い、アンフォーレの願いごと広場は、農業関係者や地元農産物をお求めになる方々でにぎわいました。会場には50を超す様々な店舗が並び、地元農家の皆さんが育ててこられたお米や野菜、鉢花の他、農産加工品、お弁当や手工芸品など、種々雑多なまちの中の産直市となりました。農家の皆さんと消費者の皆さんが、直接顔を合わせて会話をされるだけでも都市と農村の交流が図られたと思われました。

1月には、「安城市小中学生科学賞作品展」が開催されました。これは小中学生が夏休みにまとめた自由研究や創意工夫による工作などのうち、特に優れた作品を展示する催しで、例年文化センターで開催されてきました。しかし、この時期は文化センターが大規模改修中だったため、会場がアンフォーレに変更されました。展示面積が狭くなり心配しましたが、アンフォーレに入館された多くの方々が関心をお示しになり、内外へのアピール効果は高かったとお聞きしました。

5、むすび

まちのにぎわい創出、生涯学習の振興、青少年の健全育成、さらに学校図書環境の充実と、さまざまな数字や結果の検証から、アンフォーレは本市のさまざまな分野に良好な波及効果を及ぼしていることが分かってまいりました。ただオープン初年は、もの珍しさも手伝い入館者数が底上げされたという傾向は否めません。2年目からは、アンフォーレのよさを理解していただいた方々がご利用くださることになり、これからがアンフォーレの真価を問われる時期となるものと受け止めています。

また、オープン初年度を振り返りますと、計画や運営面で改善すべき点も多々見られます。そうした反省を生かし、さらに創意工夫を凝らして、より多くの皆さんに足を運んでいただけるアンフォーレとしてまいります。お気づきの点等ございましたら、ぜひスタッフにお知らせください。

アンフォーレ入館者100万人達成セレモニーの様子

【アンフォーレ入館者100万人達成セレモニーの様子】

 

アンフォーレ建設の経緯については、以下のWebサイトをご覧ください。

お待たせしましたアンフォーレ(2017年5月)

 

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