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更新日:2021年9月13日

市長のときどきブログ下学上達

最近の出来事の感想やちょっとしたコメントを書いています。
これまでの「月曜のひとこと」と「今月のメッセージ」から変更します。

2021年9月13日

延長された緊急事態宣言

予め予想はしていたものの、当初は9月12日(日曜日)までとして、愛知県に出されていた新型コロナウイルス感染症の「緊急事態宣言」は月末まで延長とされました。今回の発令は8月27日からでしたので、延長を含めて1か月ほどの宣言期間となります。本市としては、新型コロナウイルス感染症対策としてのワクチン接種が比較的順調に進んできていただけに、どうしてまた多くの感染者が出てきてしまったのかと本当に残念に思っています。

新型コロナウイルス感染者の過去最多は、愛知県が8月27日の2,346人、安城市が9月2日の55人でした。直近12日(日曜日)の1日当たり感染者数は、県内855人、市内20人と、ピーク時に比べ落ち着きを見せ始めてきましたが、まだまだ安心できる状況にはありません。第5波に入ってからの感染の特徴的な傾向は、感染者の低年齢化です。本市内12日までの感染者の内訳では30代以下で占める割合が約70%と、その傾向が顕著です。

各派の年代別内訳

感染者が若年層に集中しがちな傾向の背景には、ワクチン接種の進展があるものと考えられます。本市内のワクチン接種に関しては、65歳以上の高齢者で2回打ち終わった方が87.5%(9月8日現在)ですので、おそらく接種を希望される高齢者のほとんどの方は接種を終えておいでと推測されます。ワクチンを打ち終えられた方の多い高齢層では、新型コロナウイルスに感染する事例がほとんど見られなくなってきています。

接種率に関しましては以下のグラフでお示ししたとおりです。1度でもワクチンを接種した方の数は、60代以上では90%前後、50代が約68%、40代が約55%、30・20代がそれぞれ約40%、そして10代が約30%と、年齢が下がるごとに接種率が下がっており、感染はこれに反比例する形での広がりを見せてきています。心配していました国からのワクチンの供給に関しましては、8月末から再び増加し始めており最近はかなり接種予約が取りやすくなってきています。

各年代別接種率 

ワクチン接種による発症予防効果に関しては、厚生労働省の公式Webサイトによれば、ファイザー製で約95%、モデルナ製で約94%とされており、ともに高い効果が期待されると記されています。新型コロナウイルス感染症対策としての切り札は、今のところワクチン接種以外にはなく、日常生活や経済活動の停滞や混乱をこれ以上長引かせないためには、お一人でも多くの皆さんにご理解いただきワクチン接種を進める以外にないと考えます。

そんな訳で、現在は特に接種率の低い若者を対象として接種を呼び掛けています。具体的には9月4日(土曜日)及び5日(日曜日)より、12~15歳の小中学生を市内3会場での新型コロナワクチン集団接種の対象としました。ワクチン接種の対象が若い世代へと移行するにつれて、副反応が出やすいことが分かってきており、小中学生の接種への慎重意見もあったため、ワクチンは小児科医院をはじめ個別接種のみにとどめていました。

しかし、今や子どもたちへの感染も目立つようになってきており、子どもの感染が家庭や学校、児童施設での感染へと広がる可能性が高まってきたため、接種時の予診を特にていねいに行うことを前提に、安城市医師会で12~15歳の集団接種が認められました。本市の場合、小中学生は集団接種会場への保護者同伴が条件とされています。高校受験を控えた中3受験生は早めの接種をお勧めしています。体質的に接種できないという方もお見えのことかと思いますが、できるだけ多くの皆さんに接種いただけますようご協力をよろしくお願い申し上げます。

接種進捗状況の推移

早いもので、今年もあと3カ月半ほどで終わろうとしています。結局今年も「コロナに始まりコロナに終わる」という残念な1年になってしまった感があります。有効な特効薬が開発されない限り、私たち人類は新型コロナウイルスとともに暮らし続けねばならない可能性が語られるようになってきています。

「袖ふり合うも他生の縁」として、見ず知らずの者同士がふとしたきっかけで打ち解け合い、親しくお付き合いが始まるといったのどかな時代はもう戻らないのでしょうか。ぬくもりが伝わる昔ながらのことわざが、次々と死語になってゆくような社会にしてはなりません。

コロナ禍以前の生活に戻る日を目指して
【コロナ禍以前の生活に戻る日を目指して】

2021年8月26日

新たなコロナ危機に備える

東京オリンピック開催以降、首都圏を中心に新型コロナウイルス感染症の爆発的な拡大が続いていますが、いよいよ私たちの地域にもデルタ変異株の感染が及んできました。25日(水曜日)に発表された愛知県内の新型コロナウイルス感染者数は1,815人、前日が1,617人と2日間連続で過去最多を更新してしまいました。そして本市におきましても24日(火曜日)の感染者数が43人と、これまでの過去最多を大きく更新してしまいました。

本市内のワクチン接種では、65歳以上の高齢者で2回打ち終わった方が86%と、ほとんどの方が接種を終えておいでの状況です。そうした背景もあり、最近の感染者は、高齢者ほどワクチン接種が進んでいない60歳未満で占められるようになっています。また、これがデルタ株の怖さということですが、これまでは比較的感染しにくいとされてきた10代や10歳未満でも感染が増えつつあり、由々しき問題となってきました。

この地域の民間企業のお盆休みは概ね8月15日までであり、この間に里帰りや旅行をした家族連れは多かったものと思われます。新型コロナ感染の潜伏期は5~14日とされていることを考え合わせれば、まだこれからも新規感染が続出するものと受け止めざるを得ません。お盆休み直後の段階で、未来を担う働き盛り世代から子どもたちにまで感染が広がっている実状を懸念しています。

感染動向

また子どもたちの感染に関しては、そのほとんどは無症状もしくは軽症と言われており、中には自らも周囲もともに感染に気がつかないまま、新学期とともに元気に登校を再開する子もいると思われます。よって今後の問題は、学校や子ども園などでの生活を通じて子ども同士の感染が起き、それが兄弟や保護者など家庭内感染に広がる可能性が高まるという点にあります。

そこで家庭内感染により、一家全員が外出制限をされた家庭の生活支援の体制をしっかり考えてまいります。また、感染拡大による臨時休校や休園が起きれば、今回は児童クラブの閉鎖も併せて行う必要に迫られます。共働き家庭が増えている状況に鑑み、地域社会への影響をどう抑えてゆけるのかも予め想定してまいります。

一方、これまでは夏休みであり、またプライバシーへの配慮もあり、多くの学校関係者へは子どもたちの感染の実状を十分お知らせできなかっただけに、今後はいかに感染状況を正しくお伝えし、保護者やその周囲の方々に緊急事態への対応を促してゆくかも重要な課題と考えます。

あれこれ心配すればきりはありませんが、小中学校の夏休みが明けて子どもたちが学校に戻るまであとわずかとなりました。上記の心配が空振りに終わることを願うばかりですが、そうならない可能性もあり得るという前提で、最悪の事態への対応を市役所全体で考え、万一に備えてまいります。

もちろん市役所内において、職員の感染も想定せねばならず、複数の休職者が出た場合の危機管理についても予め検討し、最悪の事態回避に向けてのシミュレーションを進めます。

各派の年代別内訳(安城市)

こうした地域の混乱を最小限に抑えるための切り札は、今のところワクチン接種しかなく、これをいかに広く迅速に進められるかが問われています。しかし、残念ながら国からのワクチン供給は、未だ私どもの要望の数量に至らず、しかも安定を欠く状況が続いています。そんな憂慮すべき現状ではありますが、保健担当の市職員らの奮闘と安城市医師会のご尽力もあり、現段階の本市接種率は西三河9市1町のトップレベルで推移していることをありがたく思っています。国から提供されたワクチンは、引き続き一刻も早く、また一人でも多く接種できるように努めます。

27日(金曜日)から、愛知県にも緊急事態宣言が発令されることとなりました。今後も、感染状況の実態と環境の変化をリアルタイムで確認し、市民生活をしっかり支援してゆけるような体制の堅持に努めてまいります。本市は健やか幸せを旨とする「健幸都市」を標榜していますが、本当に健康が幸せに直結する時代となりました。

市民の皆さんが、本市の目指す都市像を忘れることなく、真に健やか幸せな暮らしを継続してゆけますよう最善を尽くしてゆく所存です。

ワクチン接種の様子

【ワクチン接種の様子】

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