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更新日:2024年8月13日
安城市上下水道部では、人口減少などの社会変容に柔軟に対応するため、内閣府のPPP/PFI推進アクションプラン(令和5年度改訂版)や厚生労働省、国土交通省が発信するPPPの情報や支援に基づき、民間活力の導入について検討を行っております。このことについて、安城市水道事業経営戦略では「民間事業者のノウハウを活かしながら、課題解決策について検討する(抜粋)」としており、下水道事業経営戦略では「維持管理の効率化のため民間の活力の活用を進める(抜粋)」としています。
令和5年度に安城市上下水道部の全係を対象に、業務の課題の分類と解決方針の洗い出しを行い、民間活力導入の検討の方向性をとりまとめました。
上下水道施設の老朽化や人材不足、資材価格の高騰などをはじめ、上下水道事業を取り巻く経営環境や体制は厳しさを増しています。このような状況における事業の持続可能性を高め、サービス水準の低下を防ぐため、国はさらなる民間企業のノウハウや特徴を活かした、PPP/PFI手法として「管理・更新一体マネジメント方式」である「ウォーターPPP」の制度を位置づけました。このことをうけ、安城市上下水道事業の管轄するすべての施設を対象に、国の制度であるウォーターPPPを含めた公民連携手法の導入可能性調査を実施し、事業化に向けた検討を行います。
選定事業者:EYストラジー・アンド・コンサルティング株式会社・株式会社NJS共同企業体
ウォーターPPPの導入可能性調査を実施するにあたり、事業の実現性を確認するための基礎調査の一つとして、民間事業者の皆様との対話を通じて、事業手法や規模など事業内容の具体化、選定方法等の最適化を図ることを目的とした、マーケットサウンディングを実施します。
本マーケットサウンディングは、本市が想定する公民連携手法について関心のある民間事業者(関心表明書を提出いただいた法人の方)を対象に、アンケート調査を行ったのち、ヒアリング(対話型)による追加調査を実施する予定です。
(※)今回のアンケート調査が、今後実施する事業者の公募及び審査において、優位性を持つものではありません。また、回答された内容が法的拘束力を持つことはありません。
調査名 | 対象者 |
実施期間 |
アンケート調査 | 関心表明書、誓約書を本市へご提出いただいた法人 | 関心表明書受理日~令和6年9月6日(金曜日) |
ヒアリング調査 | アンケート調査対象者の方から必要に応じて実施 |
令和6年9月上旬ごろを予定 |