アライグマやハクビシンに注意
野生生物は、目に見えない寄生虫がいたり、人にうつる病気にかかっていたりします。
ただし、個人や行政が許可なく捕まえることはできませんので、被害に遭わないよう以下のことに気を付けましょう。
気をつけること
見つけても近づかない
- するどい爪や歯を持っています。むやみに近づかないようにしましょう。
エサとなるものをなくす
- 庭木の果実や畑の作物は早めに収穫し、葉やつる、茎などは残さず、速やかに片付けましょう。
- 生ごみは収集日の朝に集積場へ出し、また、ペットが食べ残したエサをそのまま放置しないようにしましょう。
家屋へ入られないようにしましょう
- 庭木の枝を伝って屋内に入られないよう、枝が屋根にかかる前に、定期的に剪定しましょう。
- ハクビシンは6cmほどのすき間があれば侵入できます。縁の下や通風口、屋根と壁の間など、侵入できそうなすき間を塞ぎましょう。
- 侵入された場合は、燻蒸、燻煙式の殺虫剤を焚くなどし、外に追い出してから、速やかに侵入口を塞ぎましょう。
アライグマ

(環境省ウェブサイトより)
- 特定外来生物(外来生物法)
- 総合対策外来種【緊急対策外来種】(生態系被害防止外来種リスト)
特徴
- 中型犬ぐらいの大きさ
- 頭から尾の先まで70~90cm
- 体重4~10kg
- 耳はとがって、白いふちどり
- 目のまわりに黒いマスク模様
- 眉間に黒いすじ
- 尾に5~7本のシマ模様
- ヒゲは白い
生態
- 夜行性
- 雑食性(植物質が主。動物質も食べる。)
- 繁殖は年1回(4~6月)
ハクビシン

(提供:なごや生物多様性センター(東山動植物園))
総合対策外来種【重点対策外来種】
(生態系被害防止外来種リスト)
特徴
足が短い
- スリムな体型
- 頭から尾の先まで90~110cm
- 体重3~4kg
- 尾が長い
生態
- 夜行性
- 雑食性(好物は果物。動物質も食べる。)
- 繁殖期は年1回(主に夏~秋)
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