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更新日:2024年4月17日
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~アリーナのつかい方を考えよう!~
アリーナのわくわくを、みんなのワクワクに。「暮らしの中でのアリーナのつかい方」や「アリーナでの過ごし方」をみんなで考える、4回目のつかい方ワークショップを開催しました。
ワークショップでは、第3回で考えた「日常」におけるアリーナのつかい方の「テーマ」を基に、アリーナだからこそ叶えられるつかい方や過ごし方をみんなで考えました。
今回のつかい方ワークショップでは、シーホース三河株式会社のコーポレートパートナーである山崎製パン株式会社様から協賛品として、参加者全員にお菓子を提供いただきました。
袋いっぱいに入ったお菓子を、小さなお子さんがとても嬉しそうに食べていたのが印象的でした。
まず初めのアイスブレイクでは、それぞれのグループテーマに基づいた普段の日常の過ごし方について、「誰と」「どこで」「何をする」の項目に分けて、思い当たるシーンをワークシートに書き出してグループ内で共有しました。
アリーナのつかい方・過ごし方を考えるためのヒントとして、日本福祉大学の吉村輝彦教授にお話いただきました。
「日常」的な居場所とは、「一人でも」「他の人とでも」ふらっと立ち寄ってみたい場所であり、居心地の良い時間を過ごせる場所でもあると思います。ただし、それはつくってもらうのではなく、自分達でつくることが大事です。
そんな視点から考えてみるといいですね、とお話いただきました。
ワークショップでは、アイスブレイクで考えた「グループテーマに基づいた自分の日常の過ごし方」をアリーナに置き換えてみて、「アリーナだからこそできる日常の過ごし方」をみんなで考えました。
アイスブレイクと同じように、「誰と」「アリーナで」「何をする」の項目に分けてまずは個人ワーク。「〇〇をつくってほしい!」ではなく、「〇〇がしたい!」というように「ジブンゴト」として考えていきました。
その後、グループ内で共有し、誰のアイデアが一番共感できたのかを「いいね」シールを使いながらグループ内で話し合って決めました。
最後の発表では、グループ内で話し合って一番共感の得られたアイデアをスケッチブックにまとめ、グループリーダーから発表。
どうしてそのアイデアが一番共感を得られたのか、またその他にも出されたアイデアにはどんなアイデアがあったのか、を簡単に説明していただきました。
グループ内で出されたアイデアは、どれも素晴らしいものばかり。そのため、どのグループもたくさん悩みながら話し合っていたのが印象的でした。
今回決めていただいた内容を次回第5回のワークショップでまとめ、3/17(日)には発表の場である「つかい方フォーラム」で、グループごとに発表していきます。
(内藤先生のコメント)
アリーナに来て、遊んでる子供たちを見ていたら何か気づきがあったり、新たな出会いや交流があったりと、日常の中にも非日常があるという場所になることが大切かなと思いました。また、何も持たずにアリーナで何かする、ゆっくりするという意見があったと思いますが、アリーナ側が用意する、準備するのではなく、「みんなで持ち寄る」という視点も大切なんじゃないかなと思いました。
皆さんにぜひ考えてほしいのは、持続可能性。今回考えていただいたことをアリーナで一回だけやってみようではなく、アリーナはこの先20年30年続く施設になると思いますので、これから長い先もできることや欲しいことはなんだろう、という視点で考えていただけるといいかなと思います。そのためには何が必要なのか、どんなことを持ち寄ったら持続可能性が高まるのか、次回までに少し深く考えてみることができるといいかなと思いました。