受け継ぐ想いを
未来へ届ける 望遠郷
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更新日:2025年3月31日
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令和2年4月「医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律」が施行され、「高齢者の保健事業と介護予防等の一体的な実施(以下「一体的実施」という。)」という新たな制度が始まりました。これは、後期高齢者の医療保険者である後期高齢者医療広域連合と市町村が協力して、後期高齢者の健康維持・フレイル予防に努める新たな仕組みです。
安城市では、令和5年4月より本事業を愛知県後期高齢者医療広域連合から受託しています。国保年金課を主担当課とし、健康推進課、高齢福祉課、地域の関係機関等と連携して、高齢者が地域で健康的な生活を送ることができるよう、一体的実施に取り組んでいます。
年齢が75歳に到達すると、それまでの国民健康保険制度や社会保険制度等から後期高齢者医療制度へ移行する結果、これまでの健康診査の結果や保健事業が途切れてしまい、継続的な支援ができないことが課題でした。
高齢者の保健事業と介護予防等の一体的な実施とは、このような課題を解消するため、複数の慢性疾患を持ちフレイル状態に陥りやすい後期高齢者に対し、一人一人の状況に応じた支援を医療専門職が積極的に関わり実施することで、高齢者が住み慣れた地域で可能な限り、自立した生活と社会参加ができるよう目指す取り組みです。
健診や医療、介護に関するデータ等を分析することで地域の健康課題を把握し、健康課題に応じた高齢者に対する個別的支援(ハイリスクアプローチ)と通いの場等への積極的な関与等(ポピュレーションアプローチ)を行います。
中学校区を日常生活圏域として、令和7年度は、全8圏域において、以下の取組を実施します。