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更新日:2026年7月14日
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プロバスケットボールチーム「シーホース三河」が、ホームタウンである安城市の祥南小学校にて、バスケを通じて防災につよいまちづくり・ひとづくりに取り組む防災ワークショップ、「シーホースぼうさい」をスタートしました。テーマは「わが家を最強の避難所にするプラン」。バスケットボールで最も力を発揮できる場所が「ホームコート」であるように、災害時に最も安心できる場所は安全な「わが家」であることから、災害時に自宅で安全に過ごす「在宅避難」について学び、災害が起きても『わが家が一番安全な場所』であるために何をすべきかを自分たちで考え、実践する力を育むことを目指します。
ワークショップは全5回の開催を予定しており、1年間の学びの集大成として、児童たちがシーホース三河のホームゲームの会場で成果を発表する予定です。

第1回となるワークショップを令和8年7月3日(金)に開催しました。防災について学ぶということしか聞かされていなかった児童たちは、体育館に入るとシーホース三河のスタッフ達がいることにびっくり!「え、なんでシーホースがいるの!?」最初にシーホースぼうさいの紹介、テーマの発表やワークショップの流れについてシーホース三河のスタッフさんから説明がありました。ホームゲームの試合会場で成果発表する予定であることが発表されると、子どもたちから大歓声があがりました!説明のあとは「なぜ在宅避難が安全なのか?」を学ぶため、避難所での生活について疑似体験する3つのワークを行いました。

シーホース三河の選手とコラボした最初のワーク!
体育館の床にロープを張り、避難所で1家族に割り当てられるスペースを再現しました。スペースの中にはシーホース三河の選手の等身大パネルを設置。長身の選手のパネルが置かれただけで、スペースは半分近く埋まり児童たちはびっくり。この中にみんなで入ってみようという声かけで6つのチームに分かれた児童たちが次々とロープの中へ。さらに先生も家族役として加わりあっという間にぎゅうぎゅう詰めになり、「狭い!」「寝転ぶ場所もないから座って寝るの?」と児童たちは身をもって避難所の狭さを実感していました。体験のあとは各チームで考える時間を設けました。シーホース三河からの問いかけは「もしこの狭い場所で家族みんなで1週間過ごすとしたらどう思う?」児童たちは「1日でも無理!」「いつものように広いところで寝たい」「プライバシーがなさそう」と意見を出し合いました。

2つめに児童たちが挑戦したのは、避難所の「音」を体験するワークです。まずチームの代表者1人がシーホース三河の応援メガホンを手に、体育館の端に立ちます。代表者の役目は避難所運営本部からの「大切なお知らせ」を伝えること。残りの児童たちは、反対側でお知らせの内容を聞き取ります。「お知らせします!」代表者が話し始めた瞬間、体育館の真ん中にいた先生やシーホース三河のスタッフさんが大声で会話したり、大きな物音を立てたりして避難所の様々な声や物音が入り混じる状況を再現しました。児童たちはお知らせを聞き取ろうと耳を澄ませたり、友達と「何って言った?」と確認したりと必死の様子でした。代表者がお知らせを伝え終わると、司会者から聞き取り役の児童たちに質問しました。
「配布された夕食のメニューは何ですか?」「避難所の消灯時間は夜何時でしたか?」
ほとんどのチームが「全然聞こえなかった」と大切なお知らせを正確に聞き取れなかった様子でした。この体験から安心できる場所で正しい情報を得ることが大切であることを実感し、在宅避難の選択を考えるきっかけとなりました。


最後のワークは、バスケットボールを使ってゲーム形式でスタート!まずはチームごとに一列に並び、ボールを手渡しでリレーするパス競争。児童たちは一位を目指して「早く早く!」と声をかけ合い盛り上がりました。次は2回戦。新しいボールを渡されました。一見すると普通のボールに見えますが、実はチョークの粉がまんべんなく付けられたボールでした。児童たちは何も知らずに、夢中でパス競争に挑みますが、パスを回したあとの自分の手を見て大騒ぎ!ボールを触った児童たちの手はチョークの粉まみれでした。競争を終えたあと、司会者から「もしチョークの粉が、目に見えないウイルスだったら避難所はどうなるかな?」と問いかけがありました。避難所のように大勢の人が密集し、水が自由に使えず手洗いが十分にできない環境では、一気に感染症が広がってしまう危険があることを学びました。

3つのワークを終え、今日の体験を振り返りました。司会者から「今日のワークで感じたことは」と問いかけられると、「避難所で1人で使える場所が、思っていたより狭くて驚いた」「在宅避難のほうがいいと思った」と声があがりました。「災害時は避難所に避難できるけど避難生活は大変。自分の家が無事なら在宅避難が一番安全」であることを伝えられると、児童たちは真剣な様子で聞いていました。また司会者から、在宅避難のための3つのポイント①家が壊れていない ②津波や大雨で水があふれてくる心配がない ③電気・ガス・水道が止まった場合の備えがあること を提示され、「これからのワークショップをとおして、どうすればわが家を『最強の避難所』にできるかみんなで学んでいこう」と呼びかけがあり、第1回のワークショップは幕を閉じました。
今日の学びをスタートラインに、シーホース三河のホームゲーム会場での発表を目指す児童たちの挑戦が始まりました!

防災ワークショップ終了後、児童たちには「おうちで家族会議を開く」というミッションに挑戦してもらいました。
【ミッション1】おうちの人と「家のどこが安全?」「ハザードマップを見ておこう」「食べ物や飲み物の備えがある?」を考えてみよう。
・「ダイニングテーブルが頑丈」「トイレは柱に囲まれているから安全」など家の中の安全スポットを見つけられました。
・「川の水があふれたら、うちは1階が沈んじゃうことが分かった」とハザードマップをおうちの人と確認してくれた児童もいました。
・「たくさん非常食があって安心した」という意見もあれば、一方で「防災バッグの期限がもうすぐ切れそうだから補充したい」という気づきも。
【ミッション2】おうちの人は「在宅避難」を知っていましたか?
・おうちの人の半分くらいは「在宅避難」のことを知らなかったり、言葉は聞いたことあるけど詳しくは知らない様子でした。
児童たちが防災ワークショップで学んだことを「家族会議」で伝え、話し合ってくれたことで、家族の防災レベルをアップさせることができました!
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