ここから本文です。

更新日:2017年4月25日

西部コットンクラブ

コンセプト

安城では、江戸時代から綿の栽培が行われており、当時の畑では純白の綿の実が農村風景の彩りでもありました。この西部地区では特に綿づくりが盛んで、明治時代に入ると臥雲辰致(がうんたっち)により発明された和紡績機を使い「ガラ紡」と呼ばれる紡績が農家の副業として振興しました。機械の筒が運転中にガラガラと音を立てたことからガラ紡と言われるようになったようです。

そこで西部公民館は、温故知新の精神で今一度、綿づくりと綿の活用に取り組んでいます。

活動

活動は主に綿の普及、配布です。

実った綿は公民館にお寄せいただき、その綿を講座等で活用させていただいております。綿を紡ぐ指導をする活動はしておりません。

平成23年度より、西部地区の歴史や環境について考える取り組みを始めました。

平成24年度

前期講座『綿(ワタ)で紡ぐ郷土の知識』

綿の由来や、かつて産業としてどう発展したかなどを学習。

綿の種を植え、個々で栽培しながら、先人たちの知恵や技術を継承する方々の手ほどきで、糸を紡ぎました。

夏季講座『親子綿(ワタ)教室』

Tシャツやタオルなど身近にある綿製品。そのもととなる綿について学習。

そしてアクセサリー作り。手で糸を紡ぐのは意外に難しかったね。

でも親子でがんばってキラキラビーズを通してアクセサリーを作りました。

後期講座『あったか手織り教室』

西部コットンクラブが栽培して出来上がった綿(ワタ)をもとに糸を紡ぎ、生糸を藍で染め、ダンボールの簡易織機でワタシだけの作品を作りました。

冬季講座『コットンアレンジメントでハッピークリスマス』

西部コットンクラブが栽培してできたホワホワの綿をはじめ、ドライフラワーや木の実などを使って、ナチュラルでステキなアレンジメントをリース型と横長型と二通り作りました。

平成25年度

前期講座『懐かしくも新しい手織り教室~南吉が勤しんだ綿栽培に触れる~』

綿の由来と、新美南吉の時代のかかわりを学習。

綿の種を植え個々で栽培しながら、糸を紡ぎ、染め、織機で作品を仕上げました。

後期講座『ちくちく手作り☆心ほっこり布地蔵』

綿を綿弓でほぐして、真っ白な雪に見立て「かさじぞう」を作りました。

冬季講座『古布で「つるし飾りの細工物」をつくりましょうcotton2014』

つるし飾りの細工物「這い子人形」を作りました。

平成26年度

前期講座『Cotton2014「裂き織のバック」』

思い出深く、着なくなった着物をご持参いただき、裂き織のバックを作成しました。

自主イベント『西部コットンクラブ~はじめての手紡ぎ~』

館内にある、綿繰り機・ハンドカーダー・綿弓・紡車の体験をしました。

平成27年度

ふれあい事業『西部コットンクラブ~ネクタイde裂き織』

館内にある綿繰り機、ハンドカーダー、綿弓、紡車、手織り機に触れました。また、使わなくなったネクタイを利用して、カバン等を作りました。

冬季講座『はすびな~蓮雛~』

西部公民館で実った綿と、蓮を使って、お雛様を作りました。

平成28年度

ふれあい事業『西部コットンクラブ~手織り教室』

西部公民館で実った綿と藍染の糸を使って、ショールを作りました。

冬季講座『くくり猿と正月飾り「花餅」』

くくり猿は『苦が去る』『病が去る」ことから、縁起物として喜ばれます。正絹のはぎれと西部公民館で育った綿を使用しました。

平成29年度

ふれあい事業『西部コットンクラブ~手織り教室~』

綿繰り機や紡ぎ車を体験し、手織り機で女性らしいクリスマス用タペストリーを作ります。(定員になりました。)

後期講座『古布で作る「雛のつるし飾り」(予定)』

内容については企画中です。

これからも地道に活動していきます。

綿の生長の様子

綿の生長の様子

写真

《4月30日前後~》

茶、白、緑の三色の種を用意し、

綿栽培をしたい方、興味のある方に配布。

お一人様10粒位。先着順。なくなり次第、終了します。

sbwatatane

綿を栽培するには・・

  1. 場所は、風通しがよく、日光のよくあたるところがベスト。
  2. 種まきは、平均気温が15度位の5月上旬がベスト。
  3. 種は一晩水に浸しておく。土は、弱アルカリを好む。
  4. 大きな植木鉢に2~4粒まく。種がかくれる程度に土をかぶせ、水をかける。
  5. 種まき後、4~5日で発芽します。水はやりすぎないほうがよい。
  6. 発芽後一ヶ月位は10センチくらいで、ほとんど成長しません。この時期は根のはる時期です。水をやりすぎないように。
  7. 日照時間が多くなると急速に成長します。草の高さは30~50センチ位に留めるように摘芯をします。
  8. 7~8月に花を咲かせる。開花後30日頃に青い実が大きくなり、やがてはじけて白い繊維が出る。
  9. しばらくして乾燥し、実が開ききったら摘み取る。摘み取るときになるべくゴミがつかないようにすると、綿打ちや紡ぐときにきれいな糸が出来ます。
 

《6月初旬~》

今年も福釜町の石川植物園さんにご協力いただいて発芽して

少し大きくなった苗の配布を始めます。

お一人様1苗限り。先着順。なくなり次第、終了します。

sbwatanae

《6月下旬》梅雨が明けると一気に背丈が伸び始めます。

 

《7月》

花が咲き出しました。薄い黄色のきれいな花です。

sbcotten7

《7月中旬》

枯れる間際にピンク色に変色する様子が神秘的です。

sb24cotonflower

《8月》

コットンボールが実りだします。

sb24cottenball

《8月下旬》

コットンボールがはじけて「綿」が顔を出します♪

パフパフしててかわいいです。

sb24wata1

《10月から3月まで》

綿がたくさん実ります。

sbwata

綿を紡いでみよう

工程

綿の種抜き
西部コットン2610044

綿繰り機を使って、収穫する綿を初めにロクロにかけて、種子をのぞきます。

右手でロクロをまわし、左手で実綿をロクロに食い込ませ、綿は向こう側へはみ出されていくとともに手前へ種子が落ちます。

綿打ち
西部コットン2610045

綿を綿弓にかけて塊やもつれているのを十分にほぐしやわらげます。左手で弓の胴の中程より下を持ち、右の手に槌をとって、絃を綿に接触させながらこすり打ちにうちます。その絃の振動でもつれた綿は、はじかれてほぐれ柔らかくなります。

いまでは、ハンドカーダーで、左右に綿を引っかくように動かし、綿をほぐすこともあります。

よりこを作る
西部コットン2610046 綿打ちした綿を、糸をつむぐために、「よりこ」という長さ10センチほどの棒状に綿を巻きます。
糸つむぎ
西部コットン2610047 右手に車を廻しながら左手によりこを持ち、はじめに、よりこの先を細くしてツモにまきつけ、車を廻すに従って、左手を後ろにひきます。それとともに、よりこ綿は、ツモの回転によって、ヨリをかけられるので糸になります。

ご興味を持たれましたら、是非ご参加ください。

お問い合わせ

生涯学習部生涯学習課西部公民館
電話番号:0566-76-9393   ファクス番号:0566-77-6063