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更新日:2017年9月11日

子ども達の給食、おやつについて

要旨

以前、子ども達の給食やおやつについて意見を送りました。
あのお返事は本当に市長からのものなのかと疑問に思いました。職員等が代筆しているのではないかと思いました。
とても文面は丁寧ですが、内容が私の訴えを理解しているとはとても思えませんでした。言葉は丁寧ですが、門前払いのごとくあしらわれたような印象です。
そんななか、安城市のPR動画を見ました。農業が盛んだから野菜を食べて健康になるなんて、こじつけじゃないのかと思いました。
健康で幸せになる、子ども達のために本当にそこを目指すなら、給食やおやつをまず見直すべきだと思います。それをしっかり取り組めば、充分すぎる程のケンサチアピールの材料になって、他府県も参考にしていくのではないでしょうか。

回答内容

おやつについては、販売されている食品の中で最善の物を使用するよう努めておりますが、不安が解消できず、申し訳ありません。今後も添加物の少ないおやつを提供してまいりますので、ご理解をお願いいたします。
次に、給食についてです。
1点目は、給食で使用する農産物については、安城市を含む碧海5市で生産された青果物を40%以上使用し、米飯は100%安城産の米を使用する等地産地消に努めています。給食は一度に多量の食材を必要とすること、青果物の端境期等の制約から、更なる地元産での調達拡大は難しい状況です。パン等の小麦粉製品は、文部科学省の指導監督による規格で日本穀物協会の検定に合格した小麦粉を委託加工しており、安全性は確保されています。
また、放射能対策については、産地により放射能検査を実施して、食材の安全性を確認した上で使用しています。
なお、有機農法や自然農法に取り組む農家への支援については、用地とともに農業の担い手の確保等多くの課題が想定されます。
2点目は、牛乳についてです。牛乳は、成長期の子どもに必要なカルシウム等を摂取するために有効な食材として献立に加えています。小中学校の給食で使用している牛乳は、100%愛知県産であり、県が実施する大気中の放射性物質のモニタリング検査で異常値は確認されていません。また、放射性物質検査においても放射性セシウムは検出されていないことから、安全性は確保されています。幼稚園、保育園の給食に用いる牛乳は、県内産100%ではありませんが、メーカーが各自治体で行っている検査結果をふまえて原乳を仕入れて使用しています。関東、東北地区の工場では定期的に検査を実施しており、放射性物質が検出されたという報告はありません。
3点目は、食品添加物についてです。給食で使用する食品は、食品衛生法等で「成分規格」「使用基準」が定められている安全な食品を使用しています。納入業者から提出された、原料配合表で食品添加物を確認し、発色剤・保存料・漂白剤・アミノ酸を使用していないものを選んでいます。三温糖は、カラメル色素を使用していない、ハム、ソーセージ、福神漬等は、着色料無添加のものを使用しています。その他の食品添加物も含まれていない、または少ない食品を選定しています。豆腐のにがり等、食品製造に不可欠な物もありますが、使用量は基準を満たしております。
加工食品や調味料について、食品製造には法による許可が必要であり、許可申請の段階で、使用する材料、製造方法等について厳しくチェックされます。本市に納入される加工食品や調味料はこの許可を受けた製造業者から納入されたものです。
最後に、安城市の給食調理場では、毎日約24,000食の給食を提供しています。限られた時間で調理するため、加工食品を使用することもありますが、市販品と異なり、発色剤・保存料・漂白剤・アミノ酸等を使用せずに給食用に開発した食品を使用しています。給食費については、食材の高騰等により4月から値上げいたしました。予算内で安全で品質の高い食品を選定し、かつ地産地消を進め、多少割高でも鮮度のよい地元産の食品を使用するよう努めています。今後も安全安心で栄養バランスのとれた給食を提供し、児童生徒に食文化や行事食、食の大切さを伝えてまいります。今回ご提案のような食品に関する情報収集も進めてまいりますので、ご理解とご支援をお願いいたします。

回答した月

平成29年8月

この内容についての問い合わせ先

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子ども課/電話番号:0566-71-2228

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