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更新日:2015年8月26日

小中学校の野外教育活動について

要旨

安城市では小学校で3泊4日、中学校で4泊5日の野外教育活動がありますが、近隣市と比べると長過ぎると思います。他市では1泊2日か2泊3日で、そのくらいで十分だと思います。特に中学生で5日間も野外教育活動に費やすのは時間の無駄ではないでしょうか。高校受験は近隣市の子たちと争うのに、安城だけのんびりしていると感じます。刈谷の中学校では、夏休みの日誌がないそうです。日誌は受験科目と関係ない箇所が多く、無駄に時間を使うからだと思われます。今まで通りのことを続けるより、安城の学力が少しでも上がるように改善していくことも必要だと思います。

回答内容

本市では通常の学校生活では得ることができない体験をさせるために、学校の教育課程に位置付けて、野外教育活動(以下「自然教室」という)を実施しています。この活動により、自然の観察や文化に関する学習等の経験を得るとともに、自然に対する愛護の精神や畏敬の念を育むことができると考えています。また、豊かな自然の中で各種野外活動を通じ、忍耐する心や協調の精神を育成する側面もあります。さらに、大自然の中で限られた道具を使って生活する体験と知恵は、大災害により都市インフラが破壊された場合に、たくましく生きるための訓練にもなると考えています。

ご意見いただきました小学校で3泊4日、中学校で4泊5日にわたる取り組み期間につきましては、長期の宿泊体験は社会性の育成や適切な人間関係の構築方法を習得する良い機会であり、そのために必要な日数であると考えています。一般に、人間関係の問題や生理的な欲求(食べる、寝る、排泄する等)を我慢できるのは2泊程度までと言われています。3泊目頃から生活環境の違いや人間関係の摩擦に耐えられなくなり、時には友人と衝突したり、ホームシックにかかったりすることもありますが、これを乗り越えたとき、児童生徒は確かな変容を遂げています。自然教室終了後の保護者からは、「何か一回り大きくなったように感じる」「生活態度も改善されたと感じる」等の感想が多く寄せられています。

また、宿泊日数が1、2泊増えたことによる通常の授業時間数の減少は、年間の授業時間数で考えればごく僅かであり、学力差が生じることはほとんどないと考えています。それよりも、普段と異なる環境下での刺激的な出会いと感動体験からは、他に代え難い大きな学びがあると認識しています。

本市としましては、上記のような、学校での教科指導等では得られない長期宿泊の教育的価値を鑑み、今後も自然教室の継続実施を考えていますので、ご理解をお願いします。

夏休み日誌の採択につきましては、各学校の裁量となっています。夏休み日誌は全教科の復習を中心としていますが、その他に、三河地方の偉人、昔からの言い伝えを学ぶ内容もあり、地域特性を生かした紙面構成となっています。そのため、一般的な問題集等と比べ、この地域に生きる児童生徒にとって有益な面があるといえます。また、1日1ページずつ進めていくことで、毎日の継続した取り組みとなり、基本的な生活習慣を作り出すのに適しているともいえます。以上の点から、夏休み日誌等の活用を、今後も前向きに検討している学校が多くあることをご理解いただければ幸いです。

回答した月

平成27年7月

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