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更新日:2014年9月8日

梨の里児童クラブの4年生の受け入れについて

要旨

小学3年生の息子を持つ親です。今年の春に、市役所へお聞きしたところ、4年生の受け入れの計画が進んでいることと、対象については検討中であるとお聞きしました。梨の里学区は新設校のためか、子どもが歩いて行ける距離に民間の児童クラブや児童センター、塾の全てがありません。また、不審者情報を見る限りでも、非常に子どもがターゲットになる犯罪の多い地区であるという認識でいます。
7月に再度市役所に問い合わせたところ、梨の里児童クラブの4年生の受け入れは、平成27年度は行わず、平成28年度からになるとのこと。受け入れの順序は「ニーズによるもの」との回答でした。どのようにニーズを把握されたのか伺うと、無作為で選んだ保育園・幼稚園・小学生の子を持つ親2000世帯へのアンケートとのことでした。せめて児童クラブの利用者にニーズをご確認いただけないかとお願いすると、それは出来ないと言われました。
梨の里児童クラブは、この春に利用者が少ないため、指導員の人員が減ったと伺ったことがあります。そうであれば、4年生の受け入れは可能なのではと質問すると、個別の対応はしないと言われました。
先ほども申し上げましたが、梨の里小学校の学区には、安全に子どもが通える民間児童クラブや児童センター、塾の全てがありません。これは子どもの命の問題だと思います。現在児童クラブには空きがあるが、平成28年度からでないと受け入れできないのは、私には大変困難な問題です。刈谷市も知立市も4年生を受け入れる中、安城市だけ「空きがあっても」受け入れないというのは余りにも悲しい返事です。
児童クラブの高学年の受け入れは、決してマイナス面だけではないと思います。高学年は低学年の子を教えたり、助けたり、先生方のお手伝いもできるのではないでしょうか。それは子どもたちにとって、大きな経験になるのではないでしょうか。
どうか、梨の里学区の実際の状況をご理解いただき、児童クラブの受け入れに関して、再度ご検討をいただけけないでしょうか。

回答内容

放課後児童クラブは、国の放課後健全育成事業実施要綱の趣旨に基づき、保護者が就労等のため自宅にいない場合に、おおむね10歳未満の児童である1年生から3年生を対象に事業運営を進めてきました。また、必要に応じ第2児童クラブ等の設置や児童厚生員の増員を図っています。
放課後児童クラブの対象学年の拡大につきましては、国において、平成24年8月に成立した「子ども・子育て関連3法」により、地域の実情に応じた子ども・子育て支援の充実が図られることに伴い、児童福祉法が一部改正され平成27年度から放課後児童クラブの対象範囲が「おおむね10歳未満の児童」から「小学生児童」に拡大されることとなります。安城市も、この制度改正に対応するため、平成27年度からの5年間を計画期間とする「子ども・子育て支援事業計画」の策定の中で対象学年の拡大を検討していきます。また、アンケート調査などからも4年生になっても児童クラブを利用したいとのご意見をいただいています。
学年拡大を実施するためには、施設整備が必要な児童クラブがあるとともに、児童厚生員を増員する必要があります。安城市も、全ての児童クラブで一斉に拡大できることが最良の方法と考えますが、施設整備にかかる期間や児童厚生員の確保等考慮しますと、全ての児童クラブで4年生を受け入れるには、3年間で計画的かつ段階的に実施していくことが望ましいと考えています。

ご意見いただきました梨の里小学校の児童クラブは、現時点での登録人数は定員数に達していないため、定員面では受け入れはできる状況ですが、来年度から学年を拡大することにつきましては、児童厚生員の確保の問題や10月から受け付けます3年生までの児童の申し込み状況等考慮しながら、施設整備を必要としない児童クラブの学年拡大の可否を検討していきたいと思いますので、ご理解をお願いします。

回答した月

平成26年8月

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