第8次安城市総合計画
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56第8次安城市総合計画第6章 分野別計画(基本計画②)12.地域福祉町内福祉委員会*1などによる地域住民主体の助け合い活動を市内全域に広げ、医療・介護・福祉などの専門職が連携してサポートする「安城市版地域包括ケアシステム」を構築することにより、住み慣れた地域でいつまでも安心して、健康で自立した生活を送ることができるまちを目指します。また、地域福祉の活性化により、社会福祉や社会保障制度を健全に保ちます。現状と課題▶団塊の世代が高齢期を迎え、ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯が増加しています。▶住民の地域福祉活動への参加や福祉のまちづくりを進めるため、社会福祉協議会を推進母体として概ね中学校区ごとに地区社協を設立し、構成員である町内福祉委員会が、サロンなどの交流活動、介護教室などの学習活動をはじめ、要援護者への見守り支援など地域の実情にあった取組を行っています。▶医療・介護・福祉関係者と行政が連携して地域住民主体の取組をサポートする「安城市版地域包括ケアシステム」の構築に向けた取組が始まりました。▶日常生活を送るうえで様々な困り事を抱えた高齢者や障害のある人など、支援が必要な人が今後急激に増加するため、日常生活を支援する制度が必要となります。▶核家族化の進行、ひとり暮らし世帯の増加など家族形態が変容し、都市化に伴い地域のつながりが希薄化する中で、かつての家庭や地域における互助の精神が発揮されなくなっています。▶医療、介護保険、福祉サービスなど公的なサービスが充実する反面、各サービス間の連携に課題があるため、支援を必要とするものの適切なサービスの利用に至っていないケースが生じています。施策が目指す姿現 状課 題当事者団体ボランティア・NPO市 域中学校区町内会の区域支え合い支援サービス提供診療福祉事業者等連携支援かかりつけ医高齢者・家族町内会福祉委員会地区社会福祉協議会社会福祉協議会在宅介護・地域包括支援センター相談・支援連携連携連携連携連携連携支援市障害者の場合安城市の地域包括ケアシステムのイメージ自立支援協議会へ地域包括ケア協議会(市域)地域ケア推進会議(市域)地域ケア地区会議(中学校区域)地域ケア個別会議(町内会区域)問題提起問題提起解決策の検討・提案 医療・介護・保健福祉・地域住民による14の関係組織会議で検討

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