第8次安城市総合計画
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54第8次安城市総合計画第6章 分野別計画(基本計画②)11.防災・減災市民の生命や財産を守るため、地震や風水害など様々な自然災害や致死性の高い感染症の発生に備え、自助力・共助力・公助力を向上させ、総合防災力の強化による安全安心なまちづくりを目指します。現状と課題▶南海トラフを震源とする東海地震・東南海地震・南海地震など(南海トラフ巨大地震)の被害予測調査を実施し、被害予測を公表しています。▶市街化の進展に伴う不浸透面*1の増加による水害の増加が懸念されています。▶近年、新型インフルエンザや感染力の強い未知の感染症の、国内での発生が懸念されています。▶南海トラフ巨大地震の被害想定に基づく避難所環境の整備、災害対策本部機能の充実、「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律*2」による消防団の機能強化など、災害時の対応を強化する必要があります。▶災害時の被害情報や避難所情報、交通情報などの迅速な市民への周知が求められています。▶地域防災力強化のため、自主防災組織やボランティアの活動に対する継続的な支援と連携が必要です。▶地震によるライフラインへの影響を減らすため、上下水道施設の耐震化を行っていく必要があります。▶地震による被害を減らすため、民間住宅の耐震化を促進していく必要があります。▶老朽住宅が密集し狭あい道路が多い地区においては、延焼の危険性が高く地震などの発災時において大規模な火災の可能性があるため、被害を減らすための対策を行う必要があります。▶豪雨による水害を減らすため、雨水貯留施設*3の整備などを強化していく必要があります。▶新型インフルエンザをはじめとする致死性の高い感染症による被害を減らすため、国内で発生した場合の対応を整備していく必要があります。施策が目指す姿現 状課 題

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