第8次安城市総合計画
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46第8次安城市総合計画第6章 分野別計画(基本計画②)7.農業安全・安心な食料が安定的に供給されるよう農地や農業用施設の整備並びに保全を図るとともに、効率的かつ安定的に経営できる農業経営者を育成することにより、農業の持続的発展を目指します。地産地消や食育の推進、農との触れ合いにより、市民一人ひとりが生涯にわたり、心身ともに健やかな生活を送ることを目指します。現状と課題▶平成26年(2014年)産の米価は大きく下落し、農業者の経営を圧迫しています。▶地球温暖化により、米をはじめとする農作物の品質低下や生育不良など農作物生産への影響が出ています。▶平成26年度(2014年度)より、担い手などへの農地の集積と集約化を図る農地中間管理事業が開始されています。▶平成27年度(2015年度)より、「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」が施行され、農地の保全、水源の涵養、自然環境の保全などの多面的機能を支える共同活動への支援が開始されています。▶米の生産調整廃止後(平成30年(2018年)産~)の水田の活用方法の検討、農業者の所得確保への対応が必要となります。▶施設の老朽化や農業経営形態の変化に伴い、施設の更新及びほ場の大区画化が必要となります。▶農業者の高齢化により、特産農作物(果樹)の担い手や栽培面積の減少及び遊休農地の増加が懸念され、その対策が必要となります。▶地産地消や食育を一層推進するため、情報発信などに取り組む必要があります。▶農地の集積と水路や農道等の管理に係る負担軽減への対策が必要となります。▶農業の持続的発展には、市民が身近に農を感じられるように、農との触れ合いを促進し、 農業への理解を高めていく必要があります。施策が目指す姿現 状課 題ほ場の大区画化特産品いちじく

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