第8次安城市総合計画
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34第8次安城市総合計画第6章 分野別計画(基本計画②)1.健康・医療地域全体で健康への意識が高まり、一人ひとりが主体的に健康づくりに取り組める環境整備を進めることにより、市民の健康寿命の延伸を目指します。現状と課題▶社会環境や生活様式の変化などにより、運動の機会の減少や食生活の乱れに起因する生活習慣病になる人が増加しています。▶健康知識は普及しているものの、運動する時間をつくっている人の割合は横ばいです。▶定期的に歯科健診を受けている人の割合は増えていますが、歯の健康を保つ生活をしている人の割合は横ばいです。▶食生活の栄養バランスに配慮していない人は、朝食を欠食する割合が高くなっています。▶高齢化に対応するため、歩くことをはじめとする身体活動量の向上を推進する必要があります。▶健康に関する知識があっても実践できない人が多いため、健康づくりに対する意識を高め、主体的に取り組むよう働きかける必要があります。また、健診・予防体制を維持し、市民の健康管理を支援していく必要があります。▶自分自身の適正体重を理解し、栄養バランスのとれた適切な量の食事がとれるよう、支援の方法を検討する必要があります。▶生涯を通じて豊かな食生活を送るには、歯の健康や口腔機能の向上に取り組む必要があります。▶第2次、第3次救急医療施設*1が市内にあり、医療体制は整っていますが、更なる高齢化に伴い医療需要が高まる中、市民が健康で安心して暮らしていくためには、地域医療の一層の充実と医療情報の十分な提供が必要です。▶身近な場所で包括的な医療を受けるためには、市民一人ひとりがかかりつけ医やかかりつけ歯科医、かかりつけ薬局を持つことが求められています。▶医療・健診情報の電子化が進み、電子データの蓄積・活用が可能なインフラ整備が進んでいます。そこで、市民全体の健康特性を把握し、効果的・効率的な保健事業の推進が求められています。施策が目指す姿現 状課 題■運動する時間をつくっている ■つくっていない0全体20~39歳40~59歳60~79歳80歳以上20406080100 (%)59716346504129375450健康のために運動の必要性を感じている人の運動状況ウォーキングイベント

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