第8次安城市総合計画
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31第8次安城市総合計画第5章重点的に取り組むべき政策(基本計画①)移動利便性の向上まちの賑わい創出モデル34市の外縁部から各拠点(JR安城駅周辺、JR三河安城駅周辺、名鉄新安城駅周辺及び名鉄桜井駅周辺)への移動及び各拠点間の移動をしやすくするため、公共交通機関などの移動手段の利便性を高めます。「歩きたくなるまち」のモデルとして、中心市街地に絶えず人が集まって交流し、回遊するような状態を創り出すため、拠点施設を整備するとともに、コミュニティデザインによるまちづくりと歩いて楽しいまちづくりを推進します。①幹線道路の整備を推進することで、市街地への通過交通の流入を抑制し、市街地の歩行快適性の向上を図ります。②市民の外出を促進する新交通システムを研究します。③超小型電気自動車を活用したカーシェアリングの社会実験をします。④名鉄新安城駅の橋上化・自由通路整備及び名鉄南安城駅のバリアフリー化を促進します。⑤あんくるバスの運行ダイヤ及び待合環境を改善します。⑥自転車走行空間整備により自転車ネットワークを拡大します。①中心市街地拠点施設・ICTを活用した図書情報館と市民の多様な交流が生まれる多目的ホールや広場・公園、及び民間商業施設を一体的に整備し、まちなかの賑わいを地域とともに創出します。・地産地消、食育の推進を図るため、産直市(マルシェ)をまちなかで開催します。・まちなかの賑わい創出のため、広域的に集客できるイベントを定期的に開催します。・健康に関する資料や情報の充実と一元化に努め、各種イベントなどと連携した資料提供、展示及び案内(コンシェルジュ)機能の充実を図ります。②コミュニティデザイン・様々な団体(地元町内会、商店街振興組合、NPO、市民活動団体など)が連携し、中心市街地拠点施設を核とした継続的なまちづくりが実施されるよう支援します。・活動主体間の連携、活動プログラムの企画・実施などを支援するコーディネーターを養成します。③歩いて楽しいまち・新美南吉や七夕まつりなど、地域に根ざしたテーマをモチーフとした景観やポケットパークの整備などにより、歩いて楽しい歩行空間を形成し、まちなかの回遊を誘導します。・水と緑を生かしたコミュニティ道路として、自動車の走行速度を低減し、歩行者や自転車への安全性を確保する「追田川プロムナード」などを整備します。・中心市街地における、無電柱化地区の拡大を推進します。・都市計画道路沿いの市有地を活用し、店舗併設型マンション建設などの高度利用を推進します。・民有地における、商業施設建設を含めた土地の有効活用を誘導します。・道路などに接した民地空間の積極的な活用を促し、統一感のある街並みの形成に寄与する仕組みについて調査研究します。

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