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平成15年第2回安城市議会定例会請願文書表

番号

陳情第1号

受理年月日

平成15年6月4日

件名

性同一性障害を抱える人が普通に暮らせる社会を実現することに関する陳情

付託委員会

総務企画常任委員会

要旨

陳情の趣旨

安城市議会議員の皆さまにおかれましては、日頃より市民生活向上のためご尽力いただき、心より感謝申し上げます。

私は、性同一性障害の当事者です。一般的に性同一性障害とは、心の性と体の性が一致せず、その食い違いに苦しむ状態をいいます。そのため、医学的、心理的、社会的、家族的および経済的な様々な問題を抱えています。

特に、戸籍の性別と社会生活上の性別が異なることにより、就職する時、家を借りる時、医療機関を受診する時など様々な場合に非常な困難を伴います。そのため、アルバイトでしか就労できなかったり、性別が記載された保険証を用いたくないために医療機関を受診できず、命を落としたりする人がいるようなケースもあります。さらにその保険も、性同一性障害の治療にはほとんどが適用外であり、当事者は重い負担を強いられています。

市役所などの公的機関においても、本人であることを疑われて時間を要したり、不快な対応を受けることもしばしばです。こうしたことにより、国民の権利である選挙権さえ行使しにくい状況です。

「人権教育及び人権啓発の推進に関する法律」が2000年の12月に制定され、関連の答申「人権救済の在り方について」及び「人権教育・啓発に関する基本計画」では、性同一性障害を有する者の差別を解消し、人権の擁護に資することをうたっているにもかかわらず、私たち当事者の不自由さは何ら変わっていないのが現状です。

このように、戸籍と異なる性で生活する性同一性障害の当事者に対し、早急に必要な社会環境の整備を求めるものです。

まず、地方自治体で実現可能なものとして、以下につき実現くださるように陳情申し上げます。

 

陳情事項

  1. 印鑑証明書など、性別欄の存在する証明書や申請書などからの不必要な性別欄を廃止してください。
  2. 選挙における性別によらない本人確認方式へ再考してください。
  3. 市職員などの公務員、教育関係者、医療従事者などへの研修と理解を促進してください。

お問い合わせ

議会事務局議事課庶務係
電話番号:71-2252