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更新日:2018年9月3日

2018年8月

8月27日(月曜日)

先週は公務にて大阪市、兵庫県(姫路市、明石市)、そして東京へと、連日の出張が続きました。

・大阪市では、大阪駅北のグランフロント大阪内にある「(一社)ナレッジキャピタル」を視察し、知的創造・交流空間での活動を拝見しました。本年5月、(一社)ナレッジキャピタル代表の野村氏に、本市で三河安城駅開業30周年の記念講演をしていただきました。その時、国内外で活躍される方々の情報交換、ユニークな先端技術紹介など、奇想天外とも思える(一社)ナレッジキャピタルの取り組みを知り、今回の訪問で具体的にどんな場なのかを確認することができました。

(一社)ナレッジキャピタル」グランフロント大阪内

【「(一社)ナレッジキャピタル」グランフロント大阪内】

・姫路市では、愛知県の振興部長を務められた総務省の方から、地方自治体の長期見通し「自治体戦略2040構想」についてお聞きしました。当構想の概要は新聞等で知りましたが、詳細は承知をしておらず、人口減少社会における地方自治体の未来構想について勉強させていただきました。また、日本初の世界遺産登録を受けた姫路城の歴史や保存について、姫路市長と担当者から貴重なお話をうかがいました。

・明石市では、日本一を標榜される子育て支援策について、明石市長自らご紹介くださり関連施設もご案内いただきました。建設関連費を大幅に切り捨て、財政の4分の1を子育てに投入した大胆な施策に驚きました。至れり尽くせりの子育て支援体制で、勤労世代の人口増加が進んだとの成果が示されました。しかし、都市インフラの老朽化が社会問題化しつつあり、防災対策を含む公共施設改修を、長期的にどう解決するのかを問われる懸念も感じました。

「パピオスあかし総合窓口」視察の様子

【「パピオスあかし」総合窓口視察の様子】

・東京では、国土交通省内で開催された「自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会呼びかけ人会議」に出席しました。全国9ブロックで本会の立ち上げをすることとなっており、私が呼びかけ人となった東海ブロックでは、すでに中間締切りの6月時点で、全国最多の40近い参加市町がありました。そのため東海ブロックでは、独自のシンポジウムを安城市で開催する旨の報告をさせていただきました。

 

ということで、21日(火曜日)から23日(木曜日)にかけては、「新産業創造」、「自治体将来構想」、「文化財保存」、「子育て支援」、そして「自転車まちづくり」と、多岐にわたるテーマの勉強をさせてもらいました。私自身にとっては大変よい刺激となりましたが、これからは少し落ち着いて頭の整理をし、本市の施策にどううまく生かせるかをじっくり考えてみたいと思っています。

今週からは、9月定例市議会の準備に取りかかります。市議会の皆さんからの提案や質問にどうお答えするかで頭をひねる1週間になりそうです。

8月20日(月曜日)

先週半ばの台風の影響による降雨により、暑さはとりあえず一段落したようです。この地方の梅雨明けは、例年より半月近くも早い7月9日となりました。そしてその後は、最高気温が35度を超す猛暑と寝苦しい熱帯夜の連続となり、豊田市内で野外活動をしていた児童が亡くなるという大変痛ましい事故が起きたのは、まだ記憶に新しいところです。

また、梅雨明け以降はまとまった雨がなく、矢作ダムの水量が心配になってきており、節水の呼びかけ準備にとりかかっていました。しかし、そんな矢先に先週の恵みの雨が降ってくれ、久々の降雨によりダムの水位が上昇しつつあるのはありがたいことです。そして、現在は日本列島に2つの台風が接近と、次から次へと心配の種は尽きませんが、さまざまな気象変化が私たちにとっての恵みとなってくれることを祈るしかありません。

こうした過去に例を見ないような気象変化により、特に自然相手の仕事をされる農家の皆さんは、綱渡りのような農作物管理や災害対策を強いられご苦労が偲ばれます。まもなく収穫の季節を迎えます。農家の皆さんが豊かな実りを喜ぶことができ、それを食する皆さんも秋の味覚を楽しめることをご祈念申し上げています。

 

さて、そろそろ夏の恒例行事は一段落し、9月議会が近づきますが、ちょうどエアポケットに入ったような週末を過ごすことができました。こうした時こそ、これまで気にしつつもなかなか読めなかった本を読もうと、気合いを入れて書に向かい合ってみました。

東京大学名誉教授の神野直彦先生は、財政学の権威であられ、私が全国市長会の財政委員長をしていた6月まで、地方財政に関する全国会議で時々お目にかかることがありました。こちらは恐縮してなかなか積極的に話しかけられなかったのですが、神野先生は私にまでよく気を配って下さり、世間話など気さくに話しかけてくださいました。

そんな神野先生から6月に、「経済学は悲しみを分かち合うために」という著書を、畏(おそ)れ多くも謹呈として郵送いただいていました。経済学の専門用語をなるべく使わないように配慮され、ご自身が学問の世界に入られた情熱と足跡を多くの方に知っていただくことを願ってお書きになられた1冊とお見受けしました。それでも経済を専門に学んだことのない私は、「ヘーゲル哲学」、「マルクス経済学」、「フォイエルバッハの思想」などという用語にたじろいでしまいます。

とは言え、難解な経済用語はできるだけさらりと流し読むこととし、神野先生の足跡と学問への熱き志はしっかり読み取ろうと、本に集中する時間を持ちました。250ページほどの本ですが、細かい文字のため文章量は多く、また専門用語がちりばめられているため、それを自分なりに解釈しつつ前に進むのはなかなか骨が折れます。今週は愛知県市長会セミナーが兵庫県で開催され、やや長めの移動時間がありますので、そうした時間をうまく使って読み切ってしまおうと、自らに言い聞かせています。

また今度、どこかで神野先生にお会いする機会があれば、丁重なお礼とともに私なりの感想を述べられるようにしておかねばならないと自分に言い聞かせています。少し早い読書の秋を迎えました。

8月13日(月曜日)

8月7日(火曜日)午後より夏休みをとり、西日本豪雨で大きな被害を出した「倉敷市真備町」へボランティアに出かけてきました。個人の善意で行動するのがボランティアですが、本市では被災地ボランティアに出かける方のための補助制度があります。私自身がそれを使うことは正直気が引けましたが、その使い勝手を知るという意味で、今回は補助申請をして出かけることとしました。

このボランティア補助は、宿泊費と交通費の一部を支給するもので、宿泊費は1泊3千円、交通費は2分の1とされていますが、移動距離によって上限(2万円、1万5千円)が設けられています。経済的に厳しい学生や若者たちなどに使ってもらいたい制度です。

補助を受けるためには、まず赤松町の社会福祉会館にある「安城市社会福祉協議会ボランティアセンター(☎77-2945)」でボランティア保険に加入せねばなりません。私が払った保険料は350円でした。同センターでは被災地支援に必要な服装や持ち物を教えてくれます。これらは「倉敷市災害ボランティアセンター」のWebでも示されており、私はゴム手袋とマスクを購入しました。

 

出発したのは7日午後。倉敷市でのボランティアですので、できれば新幹線新倉敷駅周辺に前泊したかったのですが、被災地支援の自治体職員らが宿泊しているせいなのでしょうか、安価なビジネスホテルの空きがありませんでした。手前の岡山駅周辺でも調べてみたものの同様で、やむなくさらに手前の新幹線相生駅(兵庫県)に近いホテルで泊まることとしました。

 

翌8日(水曜日)、午前8時前に新倉敷駅に到着しました。駅からはボランティアバスが出されており、5分ほどでボランティアセンターに到着します。センターは職業訓練校の体育館内に設けられており、ここで住所・氏名などの登録をします。午前9時半、ボランティア参加者が5人1組ずつの班に分けられ、私は班のリーダーとして5名の確認を行うこととなりました。簡単な注意事項の説明を受けた後、被災地2カ所に設けられたサテライトボランティアセンターへとバスで移動します。

ボランティアセンターでの打合せ

【ボランティアセンターでの打合せ】

サテライトでは3班15名のグループにまとめられ、スコップ、一輪車、土のう袋など必要な道具を貸与されます。炎天下では「20分作業15分休憩」の順守を求められました。私たちの作業は、水害による破壊のひどい地区の個人住宅の片づけで、すでにはがされていた床や壁、家具などを仮設道路まで運ぶことでした。この際、釘やネジが出ている建材が多く、ボランティアセンターでもらえた皮手袋が役に立ちました。けがなどをした場合、破傷風になる恐れがあると言われ、いかに身を守るかに注意しました。

現地サテライトセンター

【現地サテライトセンター】

ボランティアの活動は午前10時から午後0時半ですが、ひんぱんに休憩が入りますので、実労働時間は1時間半ほどでしょうか。被災地ボランティアの中には熱中症で倒れた人がいるということで、とにかく休憩、水分・塩分補給など神経質なほどの気配りがなされていると感じました。自分自身は大した働きをしたとも思えませんでしたが、それでも数は力なりです。多くの人が協力し合い手分けして活動したことで、山積みだった建材もずいぶん片付きました。床板や壁などの運搬では重量ばかりが気になりましたが、ドアや洗面台など生活に密着した廃棄物を運ぶ時には、そこで暮らしてこられた家族の日常が連想され心が痛みました。

家屋片づけのボランティア活動

【家屋片づけのボランティア活動】

災害に関して、「明日はわが身」を知る貴重な被災地ボランティアでした。将来、必ずやって来ると言われる南海トラフ巨大地震に備える意味で、特に若い人たちに本市のボランティア補助制度を活用してもらいたいと願っています。

河川堤防の決壊場所

【河川堤防の決壊場所】

8月6日(月曜日)

8月2日から千葉県内で、世界女子ソフトボール選手権大会が開催されています。これに先立ち世界ランキング3位のカナダチームが、7月25日から31日まで、本市のソフトボール場を拠点に合宿され、この地域の実業団チームやオランダチームなどと練習試合を行われました。

31日夕方、その打ち上げとも言うべき壮行会に参加しましたが、監督は本市のソフトボール場を高く評価してくださり、また練習試合の全てに快勝されたということで上機嫌そのものでした。チームのムードは良好で、来年の日本杯の際もぜひ本市で練習したいと明言されました。

そのカナダチーム、今回の世界大会では日本と同じグループBに振り分けられています。グループBの顔ぶれは、世界ランキング2位の日本、3位のカナダ、そして4位のオーストラリアと、実力的に拮抗したチームが揃っており、リーグ戦を勝ち抜くのはかなり大変なようです。本市とご縁のできたカナダチームが、ぜひこの大会で東京五輪への出場を決められるようにと祈っています。

カナダ女子ソフトボールチーム壮行会の様子

【カナダ女子ソフトボールチーム壮行会の様子】

さて本年は、8月3日(金曜日)から5日(日曜日)の3日間にわたり、第65回安七夕まつりが開催されました。1週間前の週末は、台風の接近で中止や延期となった夏まつりが多く、好天を願いつつ猛暑の心配もしていました。こうした私の願いが通じたのか、七夕の3日間は快晴だったものの、過去に例を見ないような暑さに見舞われることにもなり、嬉しさと不安が半々といった気持ちで過ごしました。

先月半ばに豊田市内で、校外学習に出かけた小1の男児が熱射病で亡くなるという事故があったばかりです。よって、この七夕まつりでそうした不幸を起こしてはならないと炎天下でのパレード等は中止とし、参加者や来場者の健康を重視したイベント運営に心がけました。また私自身も、例年にない頻度で七夕まつり会場に足を運び、祭りイベントのようすを見て回るように心がけました。

その結果、日中の炎天下では人出を多いと感じませんでしたが、一方、アンフォーレ本館への人出は11万人となったことを知りました。昨年の七夕3日間ではアンフォーレ入館8万人を記録しましたが、本年はそれをさらに大きく上回ったことになり、アンフォーレが七夕会場のオアシスとして認知されたものと思われます。本年も多くの方に七夕まつりにお越しいただけたということになりました。暑い中のご来場、本当にありがとうございました。

これほど暑い気候になってまいりますと、主催者として正直なところ、さらに多くの方々のご来場を求めるというよりも、猛暑による救急搬送のない穏やかなお祭りであってほしいと願う気持ちの方が強くなります。特に本年はボランティアスタッフに熱中症の症状が出たとの報告があり、来年以降の運営のあり方を検討する必要があると考えさせられました。

いろいろ反省させられることの多い七夕まつりではありましたが、多くの関係者の皆さんのご協力により、本年もにぎやかに開催できましたことに感謝申し上げまして、お礼のごあいさつとさせていただきます。3日間のご協力、本当にありがとうございました。

願いごとふうせん一斉飛ばしの様子

【願いごとふうせん一斉飛ばしの様子】

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