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更新日:2018年12月3日

2018年11月

11月26日(月曜日)

11月22日(木曜日)、「あいち花フェスタ2018 in デンパーク」のオープニングセレモニーを、産業文化公園デンパーク内の水のステージにて開催しました。この25日までの4日間にわたる花のイベントは、愛知県と安城市、JAグループなどが共催したもので、期間中はデンパーク入園料を無料としたこともあり、園内は連日多くの来園者でにぎわいました。

さて、意外と知られていないことですが、愛知県は花き(観賞用の植物のこと)栽培の生産額は500億を超え、日本一を誇っているのだそうです。ちなみに全国2位の千葉県の生産額は200億円弱で、ダントツの生産額です。愛知県は日本における花の王国だったのです。しかし、県民一人あたりの花の購入額は、全国的に見てかなり低く、愛知県民は熱心に花の栽培はするものの、それを購入して花と緑の生活は送れていないということになります。

そうした状況を解決せねばならないと、大村知事が号令をかけられ、県内の花の生産地を巡回する形で「あいち花フェスタ」が毎年開催されることとなりました。今年は本市が開催市となったため、安城市温室園芸組合の皆さんのご協力により開催に向けて、8月からアンフォーレにカウントダウンサインを設置してPRしてまいりました。また愛知県も全県的なPRをして下さったため、デンパーク駐車場には三河ナンバーの車だけではなく、愛知県内全域にわたる多彩なナンバーの車が見られ、多くの県民の皆さんにデンパークで花に囲まれた楽しい時間をお過ごしいただけたものと思われます。

ちなみに、この4日間のデンパークへの入園者数は約37,600人となり、そのPRによる集客効果の大きさがうかがえます。この花のイベントを通じて、花き生産農家の皆さんの売り上げは大きく伸び、また多くの県民の皆さんにデンパークのよさを再認識していただけたことは、今後それぞれの飛躍につながるものと期待されます。

賑わうあいち花フェスタ2018 in デンパークの様子

【賑わうあいち花フェスタ2018 in デンパークの様子】

24日(土曜日)、「新美南吉生誕105年」にちなんで、アンフォーレを起点として「安城市健幸(ケンサチ)ウォーキング」を開催しました。新美南吉は25歳の時、安城高等女学校に教師として赴任し、29歳で亡くなるまでの4年間を本市で過ごされた童話作家です。ウォーキングコースでは、彼の勤務した旧安城高等女学校(現桜町小学校)界隈を歩き、また8キロコースでは新田町の南吉の下宿先や、南吉が歩いた安城駅前の商店街を巡っていただきました。

当日はゲストとして、元ビーチバレーボール選手の浅尾美和さんにお越しいただき、浅尾さんとはコース途中まででしたが、一緒に歩き楽しくお話をすることができました。とても気さくなスポーツレディと実感しました。

 

先週末の「あいち花フェスタ2018」、「健幸ウォーキング」、ともに最高の秋晴れでの開催となり、多くの方々ご参加をいただけたことを本当に嬉しく思います。ご参加くださった皆さんに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

元ビーチバレーボール選手の浅尾美和さん(右側)と

【元ビーチバレーボール選手の浅尾美和さん(右側)と】

11月19日(月曜日)

11月17日(土曜日)、約1年間休館し改修工事を行ってきた「安城市文化センター」が、リニューアルオープンを迎えました。当日の記念式典には、文化活動に親しまれる多くの皆さんにご臨席いただき、盛大にお披露目ができたことを嬉しく思いました。

工事に関わられた多くの関係業者の皆さんのご尽力、そして各方面の皆さんからのご協力のおかげで、工事は順調に進み、無事、リニューアルを迎えることができました。関係のすべての皆さんに、心より感謝申し上げました。今回は、文化センター改修のポイントをご紹介します。

文化センター施設紹介の様子

【文化センター施設紹介の様子】

・マツバホール

かつてのホール天井は、耐震性に問題があると同時に、音響の面でも問題がありました。客席後方が傾斜していたため、空間全体が狭く、音が均等に客席に届かないという環境でした。そこで今回の天井耐震化に伴い、天井の形をフラットにして、波型の拡散板を設置しました。

また壁も細かく段差をつけ、音がより均等に拡散するように工夫されています。さらに客席照明をLED化し、さらに壁に間接照明を入れたことで、明るい雰囲気と温かみを感じていただけます。客席数502席は変更ありません。

マツバホール

【マツバホール】

・舞台

舞台に関しては、以前は音響反射板の隙間が大きく、そこから音が抜けてしまい、その反射音が客席まで伝わりにくい状況でした。そこで、音抜けが多かった音響反射板をすべて更新し、反射音が客席に届くようにしました。

また、反射板の側面も木目調にし、ホール全体に一体感を持たせるとともに、木の温もりが感じられるようになりました。反射板を設置したときの残響時間(空席時500㎐)も1.13秒から1.63秒となり、音の響きが良好になりました。

そしてピアノは、新たにスタインウェイ(D-274)というコンサートピアノを追加しました。このピアノの購入に関しましては、本市ご出身の世界的なピアニスト田村響さんと後藤正孝さんに選定していただきました。当日は、お二人によるお披露目演奏が行われました。

ピアニスト田村響さんと後藤正孝さんによる披露目演奏

【ピアニスト田村響さんと後藤正孝さんによるお披露目演奏】

・バリアフリー

バリアフリーの向上策として、マツバホールの前方の席へ入るための車椅子昇降機を新設し、車椅子の方でも容易に客席に入場できるようにしました。またエレベーターの設置場所を、中庭側の目立つ位置に移動させた他、11人乗りから20人乗りと大型化したため、室内空間に余裕が生まれ、車いすによる乗車や展示パネルの移動などが容易になりました。

・Fab Space Anjo

今回リニューアルにより「ものづくりスペース Fab Space Anjo」を設置しました。Fabは「つくること」を意味するFabricatin(ファブリケーション)の略で、ものづくりのすばらしさを感じる空間にしたいという思いが込められています。

教室は2つあり、教室1には根羽村の檜を使ったテーブルを用意し、工作講座やプログラミング講座を開催してまいります。また教室2には、3Dプリンターとレーザー加工機を導入し、デジタル工作機器を使用した新しいものづくりができる空間に整備しました。今後このFab Spaceを利用して、利用講習会や様々な講座を開催してまいります。多くの皆さんに、ものづくりの楽しさを体験していただきたいと願っています。

Fab Space 教室1

【Fab Space 教室1】

・その他

この他、文化センターにはプラネタリウムも併設されており、こちらも同時リニューアルオープンしていますが、こちらの改修に関しましては、私の特別なこだわりをとり入れておりますので、別途「今月のメッセージ」にてご紹介します。

ピアニスト後藤正孝さん(左から2番目)田村響さん(中央)と一緒に

【ピアニスト後藤正孝さん(左から2番目)田村響さん(中央)と一緒に】

11月12日(月曜日)

5日(月曜日)・6日(火曜日)の両日で、岐阜県高山市で開催された「平和首長会議総会」に出席してまいりました。この平和首長会議は世界163か国の7675都市が加盟している国際的な機関で、日本国内では1730自治体が加盟しています。本市も平成23年度からこの会議に加盟していますが、これまでの総会等は主に広島市や長崎市で開催されることが多く、なかなか日程の都合がつかなかったため、私の総会出席は今回が初めてでした。

この日の会議は、広島市長の開会挨拶、そして開催地の高山市長の挨拶と続き、高山市での平和活動への取り組みが紹介された他、地元出身のソプラノ歌手の独唱や瞑想の時間が組み込まれ、硬軟織り交ぜた多彩な会議としてプログラムが進められました。また地元中学生らによる平和活動の発表もあり、大人から子どもまで幅広い世代が平和を考える内容とされていました。

戦時中、山あいの高山市は空襲もなかったのだそうですが、なぜ平和会議の開催地に名乗りを上げられたのかがよく分かりませんでした。お聞きしたところでは、現在は国際観光都市となり国内外から多くの観光客でにぎわう高山市ですが、国際テロや東日本大震災、そして経済の激変などにより、その都度外国人観光客の激減が繰り返されていたのだそうです。

高山市長は、「世の中が平和でなければ観光客は来てくれない」ことに気づかれ、昭和42年を国連が国際観光年とした時の「観光は平和へのパスポート」というスローガンを引き合いにして、観光と平和の関係を市民に説かれたことを知りました。自分の知らない国や地域を観光して、互いのことばや文化、宗教などを理解することが平和につながるとの信念で、平和活動を進めておられる姿勢はよき参考となりました。

地元中学生らによる平和活動の発表の様子

【地元中学生らによる平和活動の発表の様子】

10日(土曜日)、本市の平和を守るための総合防災訓練を、総合運動公園、安城北中学校、中部福祉センターなどを拠点として行いました。本年は特に自然災害の多い年で、6月には大阪で、9月には北海道で大きな地震が発生し大変な被害が出ています。また本年も異常気象となり、7月初旬には西日本全域で豪雨、その後は真夏の猛暑日と熱帯夜が続き、さらに複数の大型台風の上陸と、半年近くの間に全国各地で風雨や猛暑による大きな被害が出ています。

私たちの地域は本年、猛暑以外の大きな自然災害の直撃を受けていません。しかし、これはたまたま運が良かったという程度のことであり、自然の歯車が一つ違っていただけで、いつ私たちの地域で大きな被害が発生していても不思議ではなかったのではないかと受け止めています。

この地域の最大の懸念は、いつ起きてもおかしくないと言われている南海トラフの巨大地震で、私たちはこれを乗り越えて未来へ進まねばなりません。そんな訳でこの日は、午後1時に南海トラフ地震が発生し、震度6強の強い揺れが起きたことを想定した訓練を実施しました。土曜の休日にも関わらず、大変多くの関係団体の皆さん、そして地元住民の皆さんにご協力いただき、本年の訓練を終えることができました。「備えあれば憂いなし」を合言葉に、日常的に防災・減災対策を考え、できることから実行しておきましょう。

総合防災訓練あいさつの様子

【総合防災訓練あいさつの様子】

11月5日(月曜日)

11月3日は「文化の日」でした。国民の祝日に関する法律では「自由と平和を愛し、文化をすすめること」が趣旨とされており、全国各地で盛大に文化行事が開催されています。

 

私はこの日の午前11時から安城文化賞等表彰式がありましたが、その前の時間に余裕がありましたので、案内があった地元の明祥中学校の文化祭に出席することとしました。私が中学校に出かけるのは、体育祭の開会式あるいは卒業式への出席くらいで、練習を重ねた入場行進や静粛な式典からは、なかなか今の中学生らの素顔は見通せませんでした。そこで市長就任からこれまで、出席したことのなかった地元中学の文化祭に出席することとしました。

私が見学したのは、午前8時40分から行われた文化祭開祭式の1時間少々でしたが、限られた時間にも関わらず、校長先生の挨拶に始まり、吹奏楽部演奏、英語スピーチ、海外ホームステイ報告、特別支援学級の発表、そして和太鼓演奏と盛りだくさんな内容でした。それぞれの進行に手違いがあれば、大きな時間のずれが生じる可能性があったものの、生徒主導でのてきぱきとした司会によりプログラムは予定どおりの進行でした。

何十年振りの文化祭で驚いたことはいくつもあります。まず吹奏楽部演奏では奏者自らステップを踏むばかりか、見学席からも音楽に合わせて踊り出す生徒が何人も現れ、先生たちまでが一緒に踊られたことです。私たちの中学生時代、吹奏楽は静かに座って演奏し、聴く側も同様だったのですが、今はまさに音楽は「音を楽しむ」ひと時となっていました。生徒も先生もダンスが様になっていることに感心しました。6年前から体育にダンスが取り入れられたことは知っていましたが、多くの人前で堂々と踊る中学生を発見しました。

吹奏楽部の演奏の様子

【吹奏楽部演奏の様子】

また、英会話の得意な生徒による英語のスピーチや、海外ホームステイの報告にも驚きました。数年間の海外生活があったという子の発音は、ほぼネイティブに近いと感じられ、またこの地で育ったと思われる子も原稿なしで立派な発表をしていました。10年前より小学校高学年から外国語活動が行われていたことは承知していましたが、今の中学生の流暢な英語には舌を巻きました。

海外ホームステイの報告

【海外ホームステイの報告】

10年に1度のペースで学習指導要領が見直され、学校教育は時代や社会のニーズにかなったものに変えられてきたことは承知しています。改訂の都度、どんな点がどう変わるのかの説明を受けており、それに合わせた学校教育の環境整備を進めてきました。新たな取り組みでは、先生方が試行錯誤を重ねられ苦労されたことも、ニュースなどで見聞きしてはいました。しかしその後、そうした新たな取り組みがどう定着し、小中学生らがどんな変化を遂げたのかを、私自身はよく知らなかったのです。長年にわたる先生方のご尽力の成果の一端を、今回の文化祭に垣間見た思いでした。

時代の変化に応じた教育内容の見直しにより、以前とは異なる才能を磨いた生徒たちが身近にいたことに気づかされました。教育とは子どもたちに、そしてやがては社会に、大きな変化や影響を及ぼす活動であるということを再認識しました。「教育は国の礎」と感じた文化の日となりました。

和太鼓演奏の様子

【和太鼓演奏の様子】

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