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更新日:2018年11月5日

2018年10月

10月29日(月曜日)

10月23日(火曜日)、長年、本市の男女共同参画でご尽力下さった荻野(おぎの)留美子さんが、男女共同参画推進活動者として愛知県表彰をお受けになられ、その報告に来訪されました。

本市の男女共同参画は、平成12年度のプラン策定に始まり、翌13年度に「さんかく21・安城」が発足しています。その後、さんかく21・安城の皆さんが中心となってさまざまな啓発活動を進めてくださり、また本市も平成20年度には男女共同参画条例を制定して多くの市民の意識改革を促してまいりました。

こうした長年の本市の活動は対外的に高く評価されており、平成17年度から今回の表彰までで、市内の11名の皆さんが個人表彰をお受けになられ、さらに2団体が表彰されています。

愛知県内でも、これだけ多くの方々が男女共同参画に関して表彰を受けている市町村は、他にはなかなか見当たらないのではないかと思われます。他自治体に先駆けた積極的な取り組みを進めて来られた関係の皆さんに心より感謝申し上げております。

男女共同参画推進活動者表彰を受賞された荻野留美子さんと

【男女共同参画推進活動者表彰を受賞された荻野留美子さんと】

26日(金曜日)、日本政府が主催する「東南アジア青年の船」に乗船したアジア各国の青年たち30人が、本市の安城東高等学校を訪問され、学生らとの情報交換を図る歓迎式典に出席しました。

すでにお伝えしましたが、私は先週の22日(月曜日)にオーストラリアから帰国しました。英語漬けの生活から解放されてようやくひと息ついたばかりではありましたが、海外からの青年らを激励し、高校生の国際理解を奨励するために、地元市長としての責務を果たすべく出席しました。

来訪された青年らはすべてアジア圏のエリートであられ、しかも歓迎式典からトークセッションまですべて英語のみとお聞きし緊張を強いられました。しかし、直前までオーストラリアでホームステイをしていたこともあり、比較的分かりやすいことばで歓迎のスピーチをすることができたのではないかと思っています。スピーチではこの地域の概要と明治用水を紹介し、知名度の高いグローバル企業が集積した歴史を話しました。私が直接これらを英語で伝えたのですが、おそらく通訳を介したスピーチよりも、海外青年らの心に強く響いたのではないかと想像しています。

私自身は、娘がドイツ人男性と結婚しましたので、いわゆる外国人に対する苦手意識から解放されたのはありがたい限りです。しかし、それでも今なお外国語によるコミュニケーションの難しさに苦しむことはあります。グローバル化の流れの中、かつての「読み書き」中心の英語から、「聞く話す」の英語への切り替えの必要性を実感しています。

「東南アジア青年の船」に乗船したアジア各国の青年たち

【「東南アジア青年の船」のアジア各国の青年たち】

10月22日(月曜日)

10月15日(月曜日)から22日(月曜日)まで、オーストラリアのホブソンズベイ市へ姉妹都市提携30周年の記念派遣団団長として訪問し、総勢17名で現地視察とともに市民相互の交流を深めてまいりました。

日程は、まず到着した16日から19日までメルボルン市内に滞在し、「多文化共生」では移民博物館、「小学校教育」では隣接市の小学校、「観光振興」では州観光局と、それぞれのテーマに従い現地での調査と聞き取りを行いました。この詳細は「今月のメッセージ」にまとめましたので、そちらをご覧ください。

今月のメッセージ「オーストラリア姉妹都市訪問」

その後、19日にホブソンズベイ市に移動しました。到着した市役所の前庭で、オーストラリアの先住民族アボリジニーの習慣による歓迎儀式として、ユーカリの葉を焚いた煙でお迎えいただき、派遣団全員の旅の安全を祈念してくださいました。

ホブソンズベイ市の皆さんとの交流会(私の右隣がホブソンズベイ市長さんです)

【ホブソンズベイ市の皆さんとの交流会(右端がホブソンズベイ市長)】

お出迎えくださいましたホブソンズベイ市の議員さんや交流協会の役員さんらは、すでに本年4月に安城市にお越しになっておられ、半年ぶりの再会を喜び合うことができました。簡単なご挨拶の後、まずバスにて市内を案内してくださいました。私自身は、すでに10年前の20周年記念でホブソンズベイ市を訪れており、懐かしさとともに現在のホブソンズベイ市内を見学することができました。

市内の様子そのものに大きな変化は見られませんでしたが、私にとっては2度目の訪問ということで、初回とは異なった落ち着いた気持ちで街並みを確認することができました。美しい海岸線とリゾート風の住宅街からは、風格と高級感が感じられ、このまちに暮らす方々の生活の質の高さが想像されました。一巡の後戻った市役所にホームステイを受けてくださるホストファミリーが集合され、派遣団員はそれぞれのお宅に引き取られてゆきました。

私はCoffeeyさんというご主人が小学校の先生、奥さんはフィンランド人で医療関係のお仕事をされているお宅にお世話になりました。お二人は結婚後、夫婦で兵庫県内の山あいの町で数年間ALTとして働かれたことがあり、片言ながら日本語の単語を話されます。また、18歳の大学生のお嬢さんも高校生の時、安城市でホームステイをされたことがあり、日本びいきの一家にお世話になりました。日本での生活の印象などをお聞きすることができ、私自身とてもよい勉強になりました。

お世話になったホストファミリー宅

【お世話になったホストファミリー宅】

ホームステイ中にはご夫婦で時間を作ってくださり、自転車に乗って市内をご案内いただきました。異国の地の自転車ですが、オーストラリアは長年イギリスの領土だったため、車両は左側を走ることとなっており交通安全上の違和感はありませんでした。しかし、自転車に乗るときのヘルメットは義務化されており、ヘルメットなしで乗車をすれば警察官から反則切符を切られると聞き、安全性を徹底する姿勢に驚かされました。また、海岸線は道路にゆとりがあるため、自転車と歩行者の通行区間が明確に定められており、歩行者がいないゆったりとした歩道でも自転車を降りて歩かねばならないなど、自転車と歩行者が交錯しないような配慮にも感心させられました。

ホストファミリーのCoffeeyさんと

【ホストファミリーのCoffeeyさんと】

ホブソンズベイ市滞在中、派遣団歓迎のパーティー、国際交流協会の皆さんとの交歓会と、趣向を凝らした色々な場で私たちをおもてなしくださり、楽しい会話と音楽やダンスを通じて交流の深まりを実感することができました。またホームステイ先のCoffeeyさんのお宅では、庭先でバーベキューをしてくださり、本場のOZビーフと現地でとれた野菜を食べさせていただきました。派遣団員それぞれ、ステイ先でいろいろな過ごし方をしたことかと思いますが、国際交流には相互のコミュニケーションの他、芸術や食文化など、その土地に根差した場の設定が重要ということを再認識しました。

ホストファミリーとのバーベキュー

【ホストファミリーとのバーベキュー】

いろいろな歓待をお受けし、今度はお返しする立場として、どんな歓迎のあり方を考えればよいのかとやや心配にはなりましたが、30年間にわたる多くの関係者の尽力による国際都市間の交流を、末永く継続させねばならないと決意を新たに帰国の途に就きました。

10月15日(月曜日)

ここのところ毎年、夏休みを迎える頃から、各種スポーツの全国大会出場への報告が入るようになりました。小中学生、また高校生で、夏の地区大会で素晴らしい成績を上げられ、全国大会への出場権を得た個人・団体が増加傾向にあるように感じておりました。

10月9日(火曜日)、こうした全国大会出場とはやや意を異にした出場報告を、県立安城農林高等学校(以下、安農校)の生徒たちより受けました。意外性があり新鮮味を感じましたので、お知らせすることとしました。彼らは農業関係各分野で勉強をしている生徒で、本年は15名もの生徒が複数の全国大会に出場するとの報告がありました。出場される大会とその出場種目はバラエティーに富んでいます。

 

まずは、「日本学校農業クラブ連盟全国大会」です。10月23~26日にかけて鹿児島県で開催されることとなっていますが、その中に農業鑑定競技会という種目があるそうです。これは農業高校生にとって球児の甲子園大会のようなもので、「実施分野は農業、園芸、畜産、食品、森林、農業土木、造園、生活の8分野」とされています。農業の各専門分野での知識・技術を問うものですが、安農高からは愛知県大会を勝ち抜いた8人の生徒が挑戦することとなり、全員から全国No.1を目ざす抱負を聞くことができました。

校内農業鑑定競技会にて各質問(樹木の種類など)を回答する様子

【校内農業鑑定競技会にて各質問(樹木の種類など)に回答する様子】

次に、同じ大会で意見発表会という種目も同時開催されるそうで、安農高からは、こちらへも男女の生徒1人ずつが出場することとなりました。男子生徒は、日本で羊の飼育が少なくなっていることに鑑(かんが)み、もっと国内で羊の飼育を増やしてゆくことを訴えたいとのことでした。また女子生徒は、地元特産のイチジクを使ったチーズ加工品の開発の実績を通して、地元の農産物を活用した名産づくりを訴えたいと抱負を語ってくれました。

 

以上の全国大会とは別に、10月20~21日に山口県で行われる「全国産業教育フェア」という全国の実業高校生によるフラワーアレンジメントのコンテスト出場者の紹介も受けました。そこに出場するのは安農高フラワーサイエンス科の女子生徒2人で、事前に決められた切り花などの素材を活かしたデザインと装飾の技を競い合います。現在は猛練習に励んでいるとの話でした。

またこの他にも11月2~5日にかけて、沖縄県で開催される「技能五輪全国大会」のフラワー装飾職種に出場される4名の生徒の紹介もありました。この技能五輪の出場者は高校生だけではなく、高校卒業後の専門学校で訓練したり、就職先で実務を重ねた人たちも出場すると思われますので、高校生だけの大会に比べればはるかにレベルが高いことでしょう。しかし、若さゆえの怖いもの知らずによる強味というものも期待できます。自分たちの練習の成果をいかんなく発揮していただき、多くの関係者を「あっ」と言わせるほどの成績を収めてもらいたいと願っています。

フラワーアレンジメントのコンテストの様子

【校内フラワーアレンジメントのコンテストの様子】

 

市内唯一の実業高校に、地道に自らの技能に磨きをかける若者たちがいたということを再認識させられました。今年は夏の甲子園大会での秋田県代表の金足農業高等学校の活躍があり、全国的に農業高校生がはつらつとしているとの話を耳にしていました。本市で学ぶ安農高の皆さんのご健闘を期待していますし、応援しています。

地元農業高校生、頑張れ!!

全国大会へ出場する県立安城農林高等学校生徒の皆さん

【全国大会へ出場する県立安城農林高等学校生徒の皆さん】

10月9日(火曜日)

今年も台風の発生が多く、週末ごとに日本列島に近づく感がありました。10月の貴重な連休が、またもや暴風雨かと思うと気が晴れませんでしたが、台風25号は韓国寄りの日本海を北上したため、この地域への大きな影響はありませんでした。

それでも6日(土曜日)は、天気予報が示すほどの穏やかな天気にはならず、この日行われた保育園などの運動会は、急な雨の中の運営に苦労したところが多かったと聞いています。中には開会式のみで打ち切って、別の日に開催した園もあるようです。運営に当った関係の皆さんは、ご苦労が多かったことかと思います。本当にお疲れ様でした。

その後の7・8日は好天に恵まれ、季節外れの暑さだったものの、屋外でのイベントはにぎやかに開催されました。私は町内運動会、福祉まつりなどの開会式に出席しました。時間に追われながら複数の行事を回らねばならないため、各行事の内容までゆっくり見学することはできませんが、それでも先週は2つのイベントに参加することができ、よきひと時を過ごすことができました。

 

1つ目は4日(木曜日)、安城ビジネスコンシェルジュ(略してABC)の「1周年記念式典」での基調講演です。ABCは、アンフォーレ内に昨年10月1日に開設されました。そして、この一年間で当初予想を大きく上回る月間200件を超えるご相談をいただくとともに、新たな商品開発や売上の増加につながった事例が数多く見受けられています。これからも中小企業経営者の皆さんがABCを大いに利用され、さらなる事業充実や雇用拡大を図っていただき、地域の活力アップにつなげたいと思います。

当日の基調講演は、養老孟司先生による「経営者に捧ぐ『バカの壁』」でした。私は15年ほど前、本市で養老先生が講演される待ち時間に30分近くもお話をさせていただいたことがあり、その毒舌?とも思えるような鋭い切り口による日本の学校教育への直言をお聞きし、目からうろこが落ちるような思いでした。

今回の講演では、AIが私たちの社会をどう変えようとしているのかを、アメリカ社会で起きている現実を基にお話し下さり、日本の近未来が展望できたように感じました。養老先生のおかげで新たに読むべき本を見つけることができ、さっそく購入して読むこととしています。

養老孟司先生による基調講演の様子

【養老孟司先生による基調講演の様子】

もう1つは7日(日曜日)、アンフォーレのホールにて行われた演劇「はなのき村」で、この原作は新美南吉の童話「花のき村と盗人たち」です。南吉は昭和13年から、県立安城高等学校の前身である安城高等女学校の教師をしており、29歳にして結核で亡くなる直前までの約5年間、安城のまちで生活をしていました。本年は新美南吉生誕105年に当たっており、その記念としてこのイベントが開催されました。

私はたまたま1時間ほど日程が空いていたため、客席にて鑑賞することにしました。原作では窃盗団をはじめ数多くの登場人物が出てくるのですが、この劇はわずか3人で演じられると聞いており、いったい話の内容をどう表現するのかと不思議に思っていました。しかし、窃盗団の親分と、角兵衛獅子(かくべえじし)の演者から盗人になった子ども、そして盲目の老婆と村役人の一人二役の役者による演劇にうまくまとめられていました。

この劇では、盗人の親分が通りすがりの老婆から高価な反物を預けられ、生まれて初めて人から信用されたことに感激する場面から物語が始まりました。原作では預けられたのは子牛でしたが、最も重要な見せ場のみを切り出した脚色により、わずかな数の役者でこんなにも豊かな表現ができるものかと感心しました。ただ私自身は、次の予定時間が迫ってきてしまったため、最後まで見納めることができなかったのが心残りでした。

文化の秋です。文化行事の式典出席だけではなく、その中味までしっかり鑑賞せねばならないと反省させられました。

演劇「はなのき村」の様子

【演劇「はなのき村」の様子】

10月1日(月曜日)

29日(土曜日)午前10時から、北部公民館にて「市長と語ろう あんトーク」を開催しました。さまざまな市民の皆さんと語り合う場ではありますが、本年度はこれまで各種団体の皆さんとの意見交換が続いておりましたので、地区公民館で住民の皆さんを対象として行うのは、今回が初めてのものでした。

この日は、あいにく朝から小雨模様。しかも東栄・今本の両町内では、地域を挙げての合同防災訓練が行われており、人出を心配しましたが、会場は満席には至らなかったもののまずまずのご出席があり安心しました。

今回は北部地域でのあんトークではありましたが、会場では「学校へのエアコン設置」、「若い夫婦への子育て支援」など、地域の枠を超えた全市的なテーマについての質問が出されました。もちろん北部地域の抱えるテーマも多く、「新安城駅の改修のあり方」、「地域の交通安全対策」、「地域排水のあり方」など、地域に根ざした質問も続き、2時間近くの意見交換でしたが、最後は時間が足りないほどの盛り上がりとなりました。

北部地域は平成25年まで続いた154haもの大規模区画整理事業により、地域環境が大きく様変わりをしました。かつては水田地帯だった場所が、今では新しい住宅街となり、人口の急増とともに地域の生活環境も大きく様変わりしました。見た目には大きな発展を遂げたのですが、それらによって豪雨時の排水がどこへ流れるのかが分からないという不安が生まれ、また整備された生活道路に通過交通が流入するなど、そこに暮らす方々にしか分からない新たな課題が生じていることに気づかされました。

最近はスマホやタブレットを使う方が増えたため、市長へのメールによる質問や要望が激増していると感じられ、毎週7~8通前後ものメールや手紙を受け取っています。それらを私自身が目を通し、いただいたご意見に対してお答えしているため、さまざまな市民の声は熟知していたつもりでした。

しかし、座談会は意見をお述べになる皆さんの真剣味が伝わってくる臨場感があるため、私自身へも可能な限りの即答を求められます。あんトークではこうした緊張感や、説明にご納得いただけているのかをその場で直接把握できる良さを強く感じました。

ネット全盛の時代ではありますが、こうした昔ながらの対面方式による意見交換の場を持たねばならないということを再認識させられるものとなりました。

北部公民館にて「市長と語ろうあんトーク」の様子

【北部公民館にて「市長と語ろう あんトーク」の様子】

翌日は9月最後の日曜日でしたが、台風24号が接近中だったため、運動会や水防訓練などの公務はすべて中止になりました。今回は、過去20年で最高潮位となった2012年台風17号を上回る高潮の恐れがあると天気予報で繰り返されたため、衣浦湾とつながっている油ヶ淵の高潮と豪雨による内水の増水の同時発生を案じました。夜半の風雨による轟音に心配させられましたが、市内に大きな被害はなかった模様で胸をなで下ろしています。

南の海上には、すでに次の25号台風が北上を始めています。まだまだ台風への注意が必要です。

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