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更新日:2017年7月3日

2017年6月

6月26日(月曜日)

6月1日、アンフォーレをグランドオープンし、間もなく1か月を迎えます。今のところ、盛況のうちに順調な運営ができているものと思っています。

オープニングイベントの4日間では、約4万7千人もの図書情報館への入館者がカウントされています。ただオープニングの4日間は特別な期間ですので、最近の人の出入りを見ますと、イベントのある週末で概ね1日当たり1万人前後、イベントのない週末では6千人前後、そして平日は3千人前後といった状況です。

アンフォーレオープニングイベントの様子

【オープニングイベントの様子】

平日の午後から夜間にかけては子どもや学生の出入りが多く、普段であれば駄菓子屋かゲームセンターなどに行っていた子もいたのかも知れませんが、今では彼らのたまり場はアンフォーレになったのかと喜んでいます。まちなかに、よき青少年の集いの場が設けられてよかったと、本当に嬉しく思います。

かつて更生病院があり、まちに賑わいのあった時代、1日当たり3千人の人の流れがあるといわれていましたが、これは年間換算すれば100万人の賑わいがあったことになります。私自身、年100万人というこの数字を頭に置いて、アンフォーレの建設を進めてまいりました。現段階では図書情報館への人の出入りだけで、すでにそれを上回るペースとなっており、この他には商業施設への出入り、広場でのイベントだけの参加もあることを考えれば、アンフォーレの初年度は想定を大きく上回る人出が期待できそうです。

 

かつて、JR安城駅周辺の市街地へおいでになられたほとんどの市民は、JR安城駅の利用者か、年に1度の七夕まつり来場者に限られていたのでしょうが、今ではアンフォーレという集いの場ができたので、すでにこの1か月で何度もまちなかでくつろぎの時間を過ごしたという方々が生まれつつあるようです。多くのアンフォーレ来訪者の中には、徐々にその周辺の市街地になじみを感じ始めている人たちが増えているのではないでしょうか。

今後は、こうしたアンフォーレへのリピーターの皆さんに、周辺のまちづくりやまち興しに参加していただくことを考えてゆくべきではないかと思っています。七夕まつりへも参加していただき、「楽しむ人」から「楽しませる人」になってもらえたら、夏の風物詩の新たな可能性も見えてくるのではないでしょうか。自分が楽しむことはもちろん楽しいけれど、人を楽しませることはもっと楽しいということにいかに気づいていただくか。まちなかでの効果的な情報発信を考えてまいります。

本市では、こうした拠点施設による市街地活性化の事例がないため、暗中模索は続きますが、アンフォーレを核とした新しいまちづくりの方向性が、少しずつ見え始めたよき6月となりそうです。

6月19日(月曜日)

気象庁では、この地方の梅雨入りは6月7日で、平年より1日早いとしています。私は自らのケンサチ生活のため、できるだけ自転車で通勤することを心がけていますが、梅雨に入ったこともあり、やがて雨天が続けば自転車通勤もできなくなると考え、晴天日は可能な限り自転車通勤としておりました。空気は湿気がなくカラッとしていたため、朝夕さわやかな快晴の下で自転車を走らせることができました。

ところが、なんと先週は晴天ばかりが続きました。週の初めから晴天に次ぐ晴天となり、連日往復20kmの自転車通勤はさすがに疲れがたまり、平日最後の金曜日は公用車で送迎してもらうこととしました。久々に自動車で通勤しますと、車のありがたさというものを改めて実感することができました。

 

雨の降らない空梅雨に、当初は洗濯物がよく乾き、日中もさわやかで、こんな過ごしやすい初夏がずっと続けばいいと思っていました。しかし、色んな方とお話をしているうち、特に農家の皆さんが水不足に頭を痛めておられることを知りました。本来は適度な水分で成長すべき露地野菜が育たず、出荷量が増えてこない。また梨畑でも、梨が水を吸ってちょうど果実が大きくなる時期なのに、土が乾燥しきっているため畑に水を撒(ま)いているとの話を耳にしました。

私自身は農家の育ちで、現在も両親は日々産直向けの野菜を収穫しているにもかかわらず、農家の皆さんのご苦労を知らずに勝手な思い込みをしていたことを恥じました。農作物は日本の四季の変化に合わせて成長し、私たちは自然の恩恵にあずかっていたということです。月並みな話ですが、梅雨時期にはやはり平年並みの雨が降るということが大切なのだと知りました。

ふと気になり、私たちの水がめである矢作ダムの貯水量を見てみますと、今年は4月に平年の1.5倍の雨が降り水の心配はなくなったものの、5月は平年の3割程度の雨量しかなく、さらに6月はこれまで晴天続きのため、貯水量は最近かなり急激に減少していることが分りました。このままさらにまとまった降雨がなければ、平成6年の大渇水に匹敵する水量となってゆく可能性があります。

矢作ダム貯水量図についてはこちらをご覧ください(外部リンク)

週間予報では、今週半ばには雨が降るようです。この地域では小雨との表示ですが、水源域でまとまった雨となってくれることを願っています。日本に産まれ、日本の高温多湿な気候に合ったライフスタイルを確立してしまった私たちには、あの不快なしとしとじめじめの梅雨が必要なのだということを再認識させられます。「雨・雨・ふれ・ふれ…」と祈る以外に方法はなさそうです。

 

6月12日(月曜日)

7日(水曜日)、全国市長会の総会が東京で開催されました。この総会終了後に行われました財政委員会において、平成29年度の財政委員長に選任されました。私の財政委員長就任は、今年度で5年目となります。

今総会で新しい市長会々長がご就任されるということもあり、正直のところ内心「そろそろ委員長の引き際かな…」とも思っていましたが、別の委員長に就任された市長から「どこの市長でもできる役職ではないのだから、お願いされたら受けるべきではないですか」と諭されました。そのひと言により考えをやや変えて、ご依頼を受けましたので5年目をお務めすることとしました。

現在、全国で791の市がありますが、その中で健全財政を保っているのは3%ほどであり、安城市はその数少ない健全財政の市に属しています。全国的には特異な少数派の立場の私が、財政委員長として全国の都市財政の代弁者を務めることがよいのかということは、5年前の就任当初から抱いてきた疑問ではあります。しかし別の観点からすれば、財政がひっ迫した当事者ではないからこそ、客観的に判断することができ、ことばに説得力が生まれるという側面もあります。

財政事情の厳しい各都市のご事情を察しながら、全国の市民の皆さんが等しく充実した生活を送られるように頑張らねばと思っています。

 

全国市長会の総会へは、例年ご来賓として首相または総務大臣がお越しくださいますが、今年はお二方そろっておいで下さり、地方都市に対する激励のことばを賜りました。(写真は安倍首相ごあいさつの様子)国政に関わる方々は国家の大枠について熟慮され、法制化を進めて行かれますが、東京での白熱した議論をお聞きしておりますと、ふと地方に暮らす国民の生活と、それを支える地方自治体へのご理解が浅いのではないかと感じることがあります。

私たち地方の首長は、日常的に市民の皆さんと顔を合わせ、直接ことばを交わしながら地方行政の運営に当たっています。つまり国民生活の実情を素肌感覚で把握できているものと思っています。こうした地方の実情について、全国市長会の会議を通して市長相互で情報交換し合い、その総意を国に対して具申してゆくことは、国と地方の国家バランス上極めて重要なことと思っています。

特に近年は、国家財政の厳しさにより、地方財政にさまざまなしわ寄せが及ぶような制度改正が議論されがちと感じられます。国と地方との間に溝をつくることなく、車の両輪の如く力を合わせて日本国のよき方向性を見出してゆきたいと願っています。

これから1年間、気持ち新たに全国市長会の財政委員長としての役割を果たしてまいります。

全国市長会総会(壇上から)

【全国市長会総会安倍首相ごあいさつの様子(壇上から)】

6月5日(月曜日)

6月1日(木曜日)、アンフォーレがオープンしました。この地にあった更生病院の移転から数えると、15年の歳月が流れており、本当に長い間お待たせしましたが、ようやく市街地拠点施設をご利用いただけることなりました。

オープニングに際しては雨を心配しましたが、とりあえずのにわか雨程度にとどまり、平日朝方の式典にも関わらず、多くの皆さんにご出席いただけました。私自身は、市民のアンフォーレへの関心の度合いを内心案じていたのですが、1日から4日間のオープニングイベントに足を運んでみた限り、年齢や性別を問わず本当に多くの方々がご来場されており、まずは胸をなで下ろすことができました。

アンフォーレオープン式典の様子

【グランドオープニングセレモニー】

アンフォーレの主要施設の図書情報館に関しては、1階のエントランスは目的通りの市民交流の場と化しており、仮設ステージによるイベントなどは来館者に好評のようでした。またガラス張りの多目的ホールは、来館者がホール内のイベントを確認できるので急な鑑賞希望も多く、楽しいイベントが行われていれば250の客席は埋まるものと思われました。今後アンフォーレでのイベントをお考えだった皆さんは、オープニングの4日間でいろいろな可能性を感じられたことかと思います。

2階から4階は図書情報館です。2階の児童書籍のフロアでは、ベビーカーを引いた親子が目につきました。本の貸出機前にできた行列の長さを見ると、2階の貸し出しの多さが際立っていました。3階は中高生向けのフロアと化しており、宿題なのか受験勉強なのか、机に向かって学習をする学生の姿が目につきました。4階は大人の空間としていましたが、3階の学習スペースが少なくなると4階の閲覧スペースにまで学生たちが移動するようです。

いずれのフロアも賑わいを見せていましたが、大声で騒ぐような人はおいでにならず、また1階エントランスでの楽器演奏などは、館内のBGMの役割を果たすことを知り、静かな充実した時間を過ごせる施設だと感じました。「孟母三遷(もうぼさんせん)」などと言いますが、日々の暮らしの環境により人は大きく変わってゆきます。日常的に多くの市民が集まり交流する場がどのような環境であるかは、末永くそのまちで暮らす市民の人間性にも大きな影響を及ぼし続けるのではないでしょうか。

アンフォーレオープン館内の様子

【アンフォーレ館内の様子】

自分が口にすべきことばではないことは承知をしつつも、「よい公共施設を作ってよかったな」というのが私自身の率直な感想です。政治の仕事も行政の仕事も毎日が楽しい訳ではありませんが、自分たちが成し遂げた仕事の成果が多くの人たちから認めていただけた瞬間、私たちはことばには表せないような喜びに包まれるものです。困難が連続しゴールがとても遠く感じられたアンフォーレ建設事業でしたが、困難の大きさに比例して喜びも大きいことが実感されました。

イベントを行った願いごと広場は、連日マルシェが開催されており、七夕まつりを思わせる人出でにぎわっていました。この広場もさまざまな形で利用していただき、土日ごとに親子や若者たちでにぎわうことを期待しています。心の弾む新しい市民の交流空間が誕生しました。

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