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更新日:2017年5月22日

2017年4月

4月24日(月曜日)

新年度を迎え、各種団体の総会が続いています。いろいろな団体から総会のご案内がありますが、可能な限り時間の都合をつけて出席することとしています。本年は「市制65周年」の節目の年度であり、また「アンフォーレのオープン」もあと1か月少々となってきましたので、あいさつの内容はどうしてもそうした話題が中心になりがちです。最近のあいさつの要旨は、概ね以下の通りです。

 

「本年は、安城市制65周年に当たっており、これから周年をお祝いするさまざまな記念イベント等が開催されます。中でも特に更生病院跡地で、長年建設を進めてまいりましたアンフォーレが、6月1日のオープンを控えており、オープンと同時に地域の大きな話題になるものと期待しています。このアンフォーレという名称は、安城市のアンと森を意味するフランス語のフォーレを組み合わせた造語で、公募によって選ばれました。本市の新しい文化の森となりますことを願っています。

そのアンフォーレの中核的な施設は、主要交差点に面した図書情報館です。この新しい図書施設を「図書館」と呼ばずに、あえて「図書情報館」としていますのは、膨大な紙ベースの情報だけではなく、最新のデジタル情報も提供することを意識してのことです。館内にあるホールの壁はガラス張りになっており、ご来館の皆さんがホール内外で一緒になって催し物を楽しめます。さらにアンフォーレ敷地の西側は、多目的広場となっており、週末ごとにさまざまなイベントを開催することができます…。」

アンフォーレエントランス

【アンフォーレエントランス】

最近のあいさつは代わりばえがしないかなと自覚しつつも、いよいよ長年の課題でありました更生病院跡地のアンフォーレ本体は完成し、周辺整備も進んでまいりました。私自身も図書情報館のオープン準備は気になり、時々館内に入るのですが、いつも図書館員らが忙しそうに本の整理をしています。またイベントを担当する関係者も打合せ等のために出入りしており、徐々に開館が迫っていることを実感させられます。

また、アンフォーレ建設と並行して進めてきました立体駐車場や商業施設、さらに周辺の都市基盤整備など、多くの皆さんのご来訪準備もそろそろ仕上げの段階に入っています。こうした都市施設の一体的な整備によって、このエリアの魅力は大幅に増すものと思われ、新たなにぎわいのスポットになるものと期待しております。オープンまでの準備や仕上げを迫られる関係者もおいでかと思いますが、新たな未来像に向けた仕事にはやりがいを感じておいでではないかと想像しています。

アンフォーレ界隈

【アンフォーレ界隈】

更生病院が現在の地に移転して15年目となります。アンフォーレを見上げ、どんな具合かと気にしておられるのは、仕事の関係者だけではなく、地元の皆さんも同様かと思います。関係者と地元の皆さん、そして利用される多くの市民の期待や気持ちが一つになれば、きっと喜んでいただける施設になるものと気持ちは弾みます。

4月17日(月曜日)

12日(水曜日)、全国市長会の会議に出席するために上京しました。全国市長会のほとんどの会議は、事務局がある千代田区麹町(こうじまち)の全国都市会館を中心に開催されますが、この場所は近隣に国会議事堂や主要政党の本部がある永田町、また国会をはさんだ向かい側には官庁街の霞ヶ関があるので、政治家や官僚の皆さんと情報交換を図るのに大変便利です。そんな訳で、市長会の会議終了後には、全国市長会としての要請活動や、市長としての公務で、この界隈を回ることがしばしばあります。

この日は会議終了後、国土交通省を訪問し、本市の都市整備事業へのご協力のお礼に回りました。市内では南明治地区と桜井地区で、それぞれ区画整理事業が行われています。いずれも事業は順調に進められていますが、特に南明治地区内ではアンフォーレが完成間近となってきており、国から十分な補助金をいただけたことに感謝しています。お骨折りやご配慮くださった担当の皆さんに、区画整理事業の進捗とアンフォーレ周辺の整備状況をお伝えし、御礼申し上げました。

市内で都市開発が進み、新たな都市施設や市街地が整備されれば、私たち安城市側が嬉しいのはもちろんですが、この日対応くださった国交省の皆さんも笑みを浮かべておられました。お聞きするところでは、「最近はまちが寂(さび)れたとか、人口がますます減少したとか、地方都市に関しては心が暗くなるようなご相談をお聞きするばかりでしたので、久々に明るい話題を耳にすることができ、私たちも本当に嬉しく思いました」とのお話でした。

少子高齢化の流れはとどまることなく、地方財政の民生費に充てられる割合は増加の一途です。都市の活力再生や未来に向けての新規投資をしたいけど、財政余力がなくなりそれができないということなのでしょうか。

本市も高齢化率は上昇を続け、20%に達しました。高齢化率が21%に達した社会は「超高齢社会」と定義づけられており、私たちのまちもそろそろ超高齢社会に突入をするものの、日本の全国平均の27%と比較すれば、まだまだ若い活力に満ちたまちと言えるのでしょう。日本経済の原動力の源はここにありという気概を持ち、本市のよき社会的な発展や好循環が末永く続いてゆくように、未来を見据えた社会投資を継続してまいります。

皇居周辺の桜は満開で、官庁街も春爛漫といった感がありました。私たちの報告により、国交省でお会いした職員の皆さんの気持ちも晴れやかになったのであれば、訪問した甲斐があるというものです。今度もまた、官僚の皆さんを元気づけられるような話題を持って上京したいと考えています。

皇居から国交省を臨む様子

【皇居から国交省を臨む】

4月10日(月曜日)

別れの3月末から、出会いの4月に転じました。退職者との別れを惜しむ間もなく、未来を担う新人たちと向かい合うこととなります。舞台のどんでん返しのような環境変化ですが、それでも新規採用の若い職員らの目の前に立てば、瞬時に気持ちのスイッチが切り替わるのが不思議です。

新人たちへの第一声は何にしようか、また新たに昇進した管理職へはどんな訓示を述べようかなど、この季節、組織のトップに立つ方々は、官民問わずあれこれ思いを巡られておられることでしょう。長舌にならぬ一定の時間内で、自らの信念や考えをいかに的確に伝えられるかが問われます。

安城市長として在職15回目の春を迎えましたが、今もなお「あいさつは難しい」というのが、私の率直な実感です。頭の痛い季節はまだしばらく続きそうです。

さて先週後半から、この地域の桜も見ごろとなりました。4日(火曜日)は天気が穏やかで、文化センターでの行事を終えて市役所へ戻る途上、安城公園を歩いてみました。まだこの時点では5分咲きといった桜でしたが、お天気に誘われて待ちきれない人たちが園内に集われ、それぞれ楽しい時間を過ごしておられました。温和な気候と美しい花に囲まれ、皆さんそれぞれにこやかで、平和のありがたさというものを実感できました。

4月8日現在の安城公園の様子

【4月8日現在の安城公園の様子】

ところが、内乱が続く中東のシリアでは、こうした日本の春景とは異次元の緊迫した春が到来していたようでした。現地時間の同日(4日)、シリア国内で化学兵器を使ったとされる空爆が行われ、多くの方が亡くなられていました。こうした暴挙に対して、6日、今度はアメリカがシリアの空軍基地へミサイル攻撃を仕掛けるという軍事行動をとりました。しかもこの日は、中国の国家主席がアメリカ大統領を訪問しているさ中であり、米中の外交関係や朝鮮半島の情勢にも大きな影響が及ぶものと考えられます。

シリアでの緊急事態に関わる情報は限られており、事の是非を正確に判断することはできません。しかし、双方いずれの軍事行動も、国連の調査や承認を経ておらず、国際的な合意が持たれないまま、いきなり戦闘状態に突入したようです。アメリカの軍事行動は、正義の鉄拳とされているようですが、かつてのイラク戦争のような事実誤認はなかったのでしょうか。仮に誤認がなかったとされても、一体だれがそれを公的に認定できるのでしょうか。

この先の国際情勢は読めませんが、米中露といった世界に大きな影響を及ぼす国々の外交関係は不穏に転じ、朝鮮半島など東アジアの緊張もより高まることでしょう。またシリアから新たな難民が発生すれば、EU各国の難民排斥運動や極右勢力の伸長など、再びEU圏域に政治的な混乱が生じる可能性があります。

 

私たちは今、歴史的な転機に立たされていると自覚すべきでしょう。現時点から、世界は、また私たちの日本は、どこへ向かおうとしているのでしょうか。桜花を愛でていられる平穏な春が、来年も再来年も続いてくれることを心から祈るばかりです。

4月3日(月曜日)

先週末には、桜の開花を目当てに開催された催しがいくつかありましたが、いずれも今年は当てが外れてしまった形で、ようやく本日(3日)にちらほら開花し始めたといったところでしょうか。今年の東京の開花宣言は3月21日だっただけに、全国的に多くの方々が早めの開花を心待ちにされていたことでしょう。私もその1人でしたので肩透かしを食らわされた気分でした。特に2日(日曜日)は穏やかな快晴だっただけに、春の日差しの中、枯れ木のようなソメイヨシノを恨めしく見上げました。

本年の桜まつりは、3月18日(土曜日)~4月12日(水曜日)の開催とされています。例年の桜の名所は、安城公園(桜町)、城山公園(桜井町)、日の出公園(日の出町)としていましたが、本年からデンパーク脇の半場川沿いもお薦めの名所の1つに加えられました。

 

デンパーク西の半場川沿いの桜並木は、平成21年春にNPO「いのちの森づくり実行委員会」のお世話で、多くの方々が2年がかりで植樹して下さったもので、私も参加し植樹した記憶があります。植えられた桜の品種は「陽光」という新品種で、ごく一般的なソメイヨシノよりも早咲きで、こちらはすでにかなり開花しているようです。花弁のピンク色が濃く、遠くからでも鮮やかな色合いに見えます。また桜の植樹の翌年には、根元にユキヤナギが植えられ、ちょうどこの季節にはピンクと白のあでやかなツートンカラーの景観が続きます。

そして本年3月末には、安城ライオンズクラブの皆さんが、結成55周年を記念して、半場川沿いのデンパーク側フェンスに65基もの雪洞(ぼんぼり)をご寄贈下さり、現在は夜桜もお楽しみいただけるようになっています。まだ多くの方に桜の名所として周知されていないのか、あまり人影を見ないのが惜しいのですが、春の風景を独り占めしてみたい方には、またとない穴場なのかも知れません。ぜひ1度お出かけください。

デンパーク西の半端川沿いの桜並木の様子

【デンパーク西の半場川沿いの桜並木の様子】

 

3月31日には、年度末の退職辞令交付式があり、多くの退職者を見送りました。40年近く市役所に奉職してくれた職員一人ひとりに、語り尽くせないほどの思い出があることでしょう。

政治家は選挙を意識してか、とかく「あの事業は私が実現した」と手柄話を口にしたがるものですが、よくよく考えてみればその時々の担当職員らが実務を担い、地道な事務手続きを進めてくれたことにより実現したものと言うべきなのでしょう。もちろんそこには市の業務を請け負った民間業者もあり、現場の仕事はさらに別の事業者が担ってくれた場合もあります。構想を語る人、具体的な事業にまとめる人、そして現場で実務に携わる人、そうしたさまざまな人と人とのかかわりの中で、いくつものプロジェクト事業が進められてきました。

退職した職員らは、そうした多くの人と人との調整に奔走し、さまざまな書類づくりに追われ、長い公務員生活の中でさまざまな自身の宝物のような思い出を胸に、職場を去って行ったことでしょう。民間企業も含め、この春、退職を迎えられた皆さん方の第二の人生に幸多きことを心よりご祈念申し上げます。

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