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更新日:2016年11月15日

2016年10月

10月31日(月曜日)

最近は市民の皆さんとの直接対話の機会として、「市長と語ろうあんトーク」や「市長とティーミーティング」という広報広聴活動を重ねています。

「市長と語ろうあんトーク」とは、昨年度まで平日夜に「まちかど座談会」として、隔年で開催し地区公民館を巡回してきた広聴活動です。2時間近いゆとりを持った座談会でしたが、参加者数の減少と合わせて年齢的な偏(かたよ)りも気になっていました。

そこで今年度から、「市長と語ろうあんトーク」に名称変更するとともに、特に現役世代の多い諸団体にも声かけをし、PTAや保育園父母の会など30代から50代の働き盛り世代へ参加を呼びかけ、日程や会場もできるだけ参加者の希望に沿う形で開催するよう心がけています。

あんトークを開催しました

【市長と語ろうあんトークの様子】

また、対象の幅をさらに広げることを狙い「市長とティーミーティング」も開催し、20代を中心とするユースカレッジ受講生などにも参加を呼びかけるとともに、趣味の会からボランティア団体などの皆さんとも、約1時間程度の茶話会も持つようにしています。この2つの広報広聴活動により、これまで直接意見交換したことのなかった幅の広い市民の皆さんとの意見交換が可能となりました。

話は変わり、海の向こうのアメリカ大統領選挙。新聞によれば8年前のオバマ大統領初当選の選挙戦では、民主党も共和党も各候補者は8月初旬から10月中旬までの2か月半ほどで、100回を超える集会を開いたそうです。ところが今回はクリントン氏が50回少々、トランプ氏も90回を下回るほどの集会しか開催せず、重心はもっぱらソーシャルメディアによる情報発信に移されているとのことでした。両者ともにややご高齢ということもあるのでしょうが、この8年間でネット上をコミュニケーションの場とする人々が、飛躍的に増えたことにもよるとの見解でした。

私どもが直接、市民との対話の場づくりに新たな試行錯誤している背景にも、市民の皆さん方の日常的な意思疎通の方法が、こうしたソーシャルメディアに移ってきていることにあると思われます。現に電子メールによる市長へのご意見数は、10年前の平成17年度では118件でしたが、昨年度には224件とほぼ倍増していることが分っています。こうした市民意識やコミュニケーション方法の変化をとらえ、時代にかなった広報広聴活動のあり方というものを模索してまいります。

 

秋のイベントも10月中に各地の体育祭はほぼ一段落しましたが、今後もウォーキングなど健康イベントは続きます。また11月からは、文化の日を皮切りに芸術文化イベントも多くなり出します。今年は愛知県で国民文化祭が開催されていることもあり、特に文化的な話題が多くなりそうな気がします。

JR安城駅南で建設を進めてきたアンフォーレの図書情報館も、ようやく完成形に近づいてきており、通過車両の車窓から確認していただいた方も多いのではないかと思います。来年の今ごろは、アンフォーレを核としたさまざまな秋のイベントが展開できることをご期待ください。

10月24日(月曜日)

10月16日(日曜日)が投開票日だった新潟県知事選挙、ほとんどの市民の皆さんはあまり関心がなかったことでしょうが、私は強い関心を持ち遠くから心配しておりました。

安城市と関わりの薄い新潟県知事選挙をなぜ?と思われるでしょうが、立候補をされたお1人は全国市長会会長をお務めだった森民夫さんであり、私は全国市長会の役員として東京での会議でご一緒することが多くなじみの深い方だったため、その成り行きを気にしていたということです。結果は、皆さんご存知のとおり、対抗馬の米山氏が初当選を果たされ選挙戦は終わってしまいました。

 

森前会長が県知事選挙に立候補を表明されたと知ったのは8月の新聞紙上でしたが、当初、私は誤報ではないかと思っていました。と言いますのは、今年の6月に全国市長会会長4期目をお迎えになられ、会長として承認された総会で所信表明をされたばかりで、今後の新たな2年の任期をご期待申し上げておりました。また大変失礼ながら67歳という年齢を考えると、知事選に初出馬されるとは考えにくかったという事情がありました。それだけに本当に出馬を宣言されたということ自体が、私にとって大きな驚きでした。

ただ8月の時点では、現職だった前知事の4選出馬宣言があり、お聞きしていた話では、新潟県内では知事と市長村長の関係がぎくしゃくしているとのことでしたので、県内の多くの首長から請われてやむなく立候補をされたのかとお察し申し上げました。しかしその後、前知事は急に出馬を撤回してしまわれたため、実質的に森さんと、急な出馬表明をされた米山氏との一騎打ちの形となりました。

最近の新聞報道によれば、告示後の新潟県知事選挙は、原発の是非を問う県民投票と化してしまったということでした。森さんご自身は決して原発賛成派ということではなく是々非々のお立場だったそうですが、米山氏が反対を表明されたため、二者択一の選挙になってしまったようです。新潟県内では、原発を巡る住民投票はかつての巻町(現在は新潟市内)と刈羽村とで過去に実施されており、いずれも原発の反対派が勝利を収めたという結果が出ていました。

以前、元全国市長会森会長とともに高市総務大臣へお礼のごあいさつに伺いました

【全国市長会森会長とともに高市総務大臣へごあいさつに伺いました(平成27年12月)】

私は森前会長のご経歴や全国市長会会長としての姿勢に敬意を抱いておりましたので、知事選の結果は本当に残念としか言いようがありません。森さんは国土交通省のキャリア官僚上がりの方でしたが、自ら「自分は思ったことを直言するたちなので、煙たがられて本省に長くは置いてもらえなかった」とおっしゃるような気さくな方でした。また長岡市長に就任中に中越地震に遭遇され、陣頭指揮をとられた経験があり、東日本大震災発生直後から自らの経験を生かされて、被災地支援に尽力され、全国の市長にも協力を呼びかけられました。

そんな訳で年齢はともかくとして、民意を大切にされる人間味のある方でしたので、立候補された以上は新潟県知事としてご活躍いただきたかったというのが私の本音です。森さんが、これまでの貴重な人生経験を生かされ、いろいろな面でご活躍をされることを、心よりご期待申しあげています。全国市長会会長として、長年本当にご苦労さまでした。

10月17日(月曜日)

週末ごとにコスモス畑でのふれあい祭り、運動会と、さまざまな地域での行事が続きます。10月に入ってからの土日は、いまのところ雨天はなく、いずれの催しも多くの人出でにぎわっています。主催をされる団体の皆さんは本当にご苦労さまですが、地域の絆はそうした人と人との交流から生まれるものだと思います。時代にかなった工夫を凝らして、恒例行事を大切にしていただきたいと思います。

 

さて、安城市主催の秋の行事もたけなわとなってまいりました。16日(日曜日) 午前10時半から、健幸まちづくりの主要事業である「健康づくりフォーラム」を、文化センターの全館を利用し開催いたしました。

私は主催者あいさつをするために、開会予定の30分前に会場入りをしたのですが、すでに文化センター入り口に行列ができており驚いてしまいました。当日はメインホールで、フィギアスケート選手であられ、またモデルやスポーツキャスターなど多彩な活躍をされている、浅田舞さんがトークショーをされることになっており、彼女の人気ぶりを実感させられました。

ただ会場に入られる皆さんは、浅田さんのファンだけではなく、健康チェックのあり方や正しい運動方法を勉強したいとされる方も多くおいでになっておられたように見受けられました。開会セレモニー直前の限られた時間でしたが、文化センター内の各イベント会場の講座室などを巡回してみましたところ、すでにさまざまな会場に多くの来場者が詰めかけておられ、市民の健康への関心の高さを感じました。

ただ気になりましたのは、来場されたほとんどは女性と見受けられ、男性の影が薄かったことです。仕事のストレス、お酒・たばこなど、不摂生が多いのは男性と思われ、男性は自己管理に自信が持てないために来場されなかったのでしょうか。それとも、男性の家庭生活をコントロールしておられるのは女性のため、奥さまが健康の秘訣を勉強してくれば十分ということなのでしょうか。どこの国でも一般的に、女性は長生きで男性は短命なのですが、その理由が垣間見えたような気がしました。

浅田舞さんとともに

【浅田舞さんとともに】

最後に、ゲストの浅田舞さんについてご紹介しておきます。彼女に関しましては、均整のとれた容姿の美しさもさることながら、その姿勢の良さに目を引かれました。身体がすっと直立しており、体の軸がしっかりしている姿が印象的でした。私も座禅を組む際には、背骨を直立させることを意識しますが、彼女の場合、日常の立ち振る舞いを通じて体幹全体が安定しているように感じられました。

モデルとしての訓練もあるのでしょうが、やはり長年フィギアスケート選手として、氷上での回転や不安定な姿勢を保つ際、体の軸を意識することを幼少時代から厳しく指導され、それによって美しい直立姿勢が保たれているものと想像しました。磨き上げられた身体には無駄がなく、無駄のない身体は美しいということなのでしょう。アスリートならではの美を実感しました。

10月11日(火曜日)

今年の秋の天気は大変な不順続きで、秋到来を実感させてくれる秋晴れは何日もありませんでしたが、それでも秋は深まりつつあり、さまざまな秋のイベントが始まりました。最近の行事出席をふり返りますと、まずは「スポーツの秋」と感じられます。

これまで中学・高校の体育祭、そして地域の体育大会などが開催されてきました。私もご案内があり時間の都合がつく限り、開会式に出席して激励のあいさつをしています。今年の夏にはリオデジャネイロ五輪が開催されたばかりで、また本市が健やか幸せを意味する「健幸都市」を掲げた長期計画をスタートさせたこともあり、あいさつの話題に事欠かないのはありがたいことです。

 

ところで市民生活の健やか幸せを願い激励することは大切なのですが、自分自身の健幸生活をいかに実現するかも大切なことです。私自身も土日の余裕のある時間を活かして心身の健康維持に努めています。

私の健康法はここ数年来あまり変り映えしない内容で、晴れた日は自転車で60kmほどの長距離を走り、雨の日はプールで2千mを泳ぐといったことを続けています。これは40代の頃とほとんど変わらない運動量であり、正直なところ50代後半の現在は以前よりも疲労が残るようになってきたため、少し運動量を控えようかと迷っていました。

それでも先日の健康診断の際、主治医の先生から健康づくりに関してお褒めと激励のことばをいただいてしまったため、現在の運動メニューをこなせるうちは続けようと考え直すこととしました。

 

また心身の健康を考えた場合、精神状態を平穏に保つことも大切と考え、今も週末の早朝には隣接市の禅寺(曹洞宗)に出かけ、座禅会で1時間近く静かに座らせてもらっています。お寺の座禅堂は半地下となっており静かなのはありがたいのですが、やや湿度が高いために夏場は蒸し暑く感じられ、流れ落ちる汗が気になることがあります。それでもようやく真夏の暑さは去り、朝夕は涼しくなってきましたので、長時間座ることが苦にならなくなってきたのはありがたいことです。

座禅を組んでいる様子

【座禅を組んでいる様子】

かつて自宅で座禅を組んだこともあったのですが、1人で座っていますとなぜか座る時間がやたら長く感じられ、せいぜい20分くらいが限界でした。しかし、禅寺で他の参禅者とともに座りますと、1時間ほどの座禅も苦にならないのが不思議です。座禅は座ること自体が悟りを意味する修行と言われ、そこにそれ以上の何かを求めることがあってはならないとされています。ただそうは言っても、なかなか一般の方に理解していただけませんので、ごく分かりやすく次のように言いかえています。

「1週間に1度くらいは早起きをし、背筋をまっすぐ伸ばし、五臓六腑を落ち着くところに落ち着かせることで、心身ともにリフレッシュできます」。

 

「継続は力なり」と言います。体力と気力が続く限り、身体と精神の健康を維持するために、私なりの健幸生活を続けてゆくつもりでいます。

10月3日(月曜日)

9月27日(火曜日)に9月議会が閉会しました。市議会の決算審査に関して、市長としてのあいさつを申し上げました。その要旨を以下に記しました。

「(前略)私が市長に初めて就任した最初の新年度は平成15年度であり、その頃を懐かしくふり返りますが、平成15年度の一般会計歳出決算額は約498億円と、500億円弱の財政規模だったことを確認しました。平成27年度の歳出決算額は約632億円ですので、この12年間で本市の財政規模は134億円と27%近くも大きくなりました。ただし、財政規模が単純に大きくなっただけではなく、その財政構造もさま変わりをしたと実感します。

議会定例会の様子

【議会定例会の様子】

過去12年間の大きな変化としては、民生費の増加が極めて顕著で、平成15年度は約109億円だったのが、平成27年度では約226億円と117億円も増え、倍増以上となっています。つまり本市の財政規模が膨らんだ、その増加分のほとんどは民生費が占めていたということになります。このため民生費の一般会計の構成比率も、平成15年度が約22%だったものが、平成27年度では約36%と、今では一般会計総額の1/3を超える最大の費目となっています。

この間、本市の高齢化率は平成15年度の13.2%から、平成27年度には19.4%へと上昇を続けてきましたので、そのための財源の手当てをせねばならないのは当然のことですが、本来、福祉目的のために来年春から実施されるはずだった消費税の2%引き上げは、首相の政治的判断から2年先送りとされました。よって、今後の少子高齢化対策をどうすべきなのかについて、この際一度立ち止まってしっかり考える必要があると思います。

…(中略)…

平成27年度中には、新しい第8次安城市総合計画をまとめることができましたが、そこに掲げた目ざす都市像を「幸せつながる健幸都市 安城」としましたのは、成長期から成熟期へと移行した本市の成長段階を意識してのものです。引き続き地域産業の振興に力を入れ、都市としての活力アップに取り組んでまいりますが、一方で、間もなく直面する超高齢社会への対応も今から図ってゆかねばなりません。

もはや高度経済成長期のような右肩上がりの一本調子の時代ではなく、山あり谷ありの変化に富んだ時代が続くことを見通し、これからの市政のかじ取りに当る所存ですが、市議会の皆さまからも引き続き貴重なご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。(後略)」

 

議会終了後、平成29年度以降3カ年の中期計画のとりまとめを進めています。安城市の財政は引き続き健全性を保っているものの、上記のような厳しさをひしひしと実感しています。行財政運営に関する新たな意識改革の必要性を痛感しています。

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