市長のページ

ここから本文です。

更新日:2015年7月7日

2015年5月から6月

6月29日(月曜日)

6月26日(金曜日)、6月定例市議会が閉会しました。2月の市長選挙で公約としたいくつかの事業関連経費は、この6月補正予算に盛り込まれているため、ようやく私自身の市長任期4期目が動き出したという実感が湧いてきました。さて先週も、そうした6月議会議案の委員会審議と並行してさまざまな各種団体の総会が続き、相変わらずの過密スケジュールをこなす日々となりました。

連日のようにいくつもの会合に出席をさせていただきましたが、中でも特にかなり前から気にしており、実際大変だったのがシルバーカレッジでの2時間にわたる講演でした。シルバーカレッジは市内在住の60歳以上の方が受講される学習会で、年間23回の講座となっています。学習内容は大きく分けて教養・実技・健康・時事の4分野とされており、就学年数は2カ年です。2年に1度、2学年の合同形式で安城市長の講話を聞くことになっており、私の頭痛の種になる長時間講座の1つです。今回は70名ほどのご出席をいただきました。

シルバーカレッジの様子

【シルバーカレッジの様子】

講師の私に対しては、傍目に「12年間も市長を務めているのだから、講話などは得意とするところだろう」と思われているのかと想像します。しかし、最近の講座をふり返りましても、対象者の方たちはユースカレッジの20代の若者であったり、またシルバーカレッジの60歳以上の皆さんといった具合に、聴講者の顔ぶれはその都度大きく変わりますので、それを考慮した話の組み立てから、いかに満足していただく内容とするのかまで、あれこれ考えますといつも頭を痛めてしまうのが現実です。

そうは言っても市長の私としては、お1人でも多くの市民に安城市に関する理解を深めていただき、市政への良き理解者・協力者を増やしてゆくことは重要な任務でありますので、そこを基本に置いて話の流れや内容の充実を図ることとしています。

26日の講演は、開始が午後1時半とされており、昼食後の最も眠い時間ということに気がつきました。眠い方は眠っていただいて良いのですが、せっかく色々な準備をした以上、また貴重なお時間を預かる以上、できるだけ多くの方にしっかり聞いていただきたいという気持ちになります。そこで私なりに、なるべく固い雰囲気の話とならないように気をつけ、何とか2時間のシルバーカレッジ講座を乗り切ることができました。

当日、講話しながら会場の聴講者の皆さんのお顔を拝見したところ、全員の方が私の話に耳を傾けて下さっているのがよく分かりました。聴講側の真剣な思いがこちらに伝わって来ますと、私自身も気合いが入り気持ちが乗ってゆくものです。講演が終わると、さすがに疲労感に見舞われますが、それとともにある種の充実感もじんわりと広がります。私にとって、また安城市にとって、よき時間を与えていただけましたことに感謝申し上げます。熱心なご聴講ありがとうございました。

6月22日(月曜日)

6月定例議会が始まり、また各種団体の総会も続き、この季節は土日もなくあちらこちらを駆け回る日々が続き大変でしたが、20日(土曜日)は半月ぶりに全休とすることができ、砂漠にオアシスを見出したような気持ちで1日を過ごすことができました。とは言え、多忙な日常の中でやりたいことが山積してしまうために、たまの休日、何をして過ごしたのかと言えば、早朝5時半から座禅会参加、そして自転車での60kmサイクリング、その後の水泳2千mと、書き連ねればこれが休日なのかと思えるようなハードな1日となってしまいました。ただ、夕方からはのんびり晩酌をしましたが…。

この休日のスケジュールを振り返れば、自分でも何が楽しかったのかという気にさせられますが、何が楽しいかというよりも、今の自分にもこれだけの活動ができるという充実感が、明日への鋭気や自信につながるように感じます。怠惰から休みたいという訳ではなく、極度の精神疲労に陥りかけた状態から自己解放を図るという意味で、休みたいと思うことは正直しばしばあります。

しかし、その真情を正確に表せば、「休みたい」ではなく、「休まねばならない」という責務に近い気持ちです。日常的な公務とお付き合いの連続で生気を失ったような状態となり、それで真に創造的な仕事ができるとは思われません。未来に向けた創造的な思考が求められるのであれば、政治家に限らず、その人は多忙な日常からの自己解放を意識し、鋭気を養うひと時を持つことは必須と考えます。リフレッシュ休息というのでしょうが、その必須の時間を持てたことに安堵しました。

ユースカレッジにて講話をしました

【ユースカレッジにて登山服姿で講話をしました】

いろいろな方々を対象とするさまざまな公務の日々が続くのですが、そんな日常にあって、未来に向かうやりがいを感じられたのが、20代の若い人たちを相手とする「ユースカレッジ」でした。18日(木曜日)午後7時半から青少年の家で、35名ほどの若者を対象に1時間半ほど講師として話をしました。講話のテーマは「山について」です。

「人生山あり谷あり」などと言い、人生はよく山登りに例えられます。実際のところ登山を通じて学ぶべきことがらは多く、山で耳にした登山の経験談は実生活のよきヒントになることがしばしばあります。ユースカレッジに参加する若者たちは、7月にキャンプに出かけるようなので、その予備知識にでもなればという気持ちで、今回の講師役を引き受けました。

話は私の20代の思い出から始め、28歳で政治の世界へ入ったきっかけ、そして平成7年の阪神淡路大震災へのボランティア参加をきっかけに山登りを始めた動機へと進み、その後は山岳地帯の雄大な大自然をパワーポイントで披露しました。

近代文明の及ばない大自然の中で、限られた道具を使って生き抜く体験と知恵は、大災害により都市インフラが破壊された社会で、たくましく生きてゆくための訓練になるというのが私の持論です。若い人たちには、スイッチ1つで快適空間を創り出せるぬるま湯的な都市生活も、1度の大規模災害で根こそぎ破壊されるという覚悟を持っておいてもらい、いざという時にリーダーシップを発揮して活躍していただきたいと、私の期待を伝えました。

彼らから講話の感想が届くのを楽しみにしています。

6月15日(月曜日)

8日(月曜日)、6月定例市議会の一般質問1日目、私が答弁に立たなかったことを理由に、傍聴席から罵声や野次が大声で発せられ、一時議場は騒然としました。私は市議会議員を約16年間、市長を12年間務め、安城市議会の定例議会へは28年間出席していることになりますが、これほどひどい議事進行の妨害行為は初めてでした。ことばにも暴力性があります。殊に最近はヘイトスピーチのように、相手に有無を言わせぬような威圧的なことばの暴力が社会問題になっています。

本市の市議会にも女性進出の兆しが表れ始めているように感じられますが、こうしたことばの威圧により、賛否に関わる討論の内容や、起立採決での意思表示がゆがめられてしまうことを危惧します。自由な発言が抑圧されることにより、本市の議会制民主主義が脅かされるような事態は許されません。こうした由々しき事態のないように、安城市議会会議規則では以下のように定められています。

(議事妨害の禁止)

第144条 何人も、会議中は、みだりに発言し、騒ぎ、その他議事の妨害となる言動をしてはならない。

10日(水曜日)、全国市長会議終了後に開催された財政委員会で、財政委員長に就任しました。委員長の任期は1年ですが、私は3年連続で選任されましたので、全国市長会の財政委員会委員長として3年目を迎えたことになります。

第85回全国市長会議の様子

【全国市長会財政委員会の様子】

この間、平成26年春には消費税率の3%引き上げがあり、それに伴う都市税制の改正が行われました。国から示された当初の都市税制改正の素案は、産業育成と景気対策に重きを置くあまり、地方財政にマイナスの影響を及ぼすことが懸念される内容でした。そのため財政委員会が中心となり、全国の市長の皆さんの声を集約して、関係大臣や与党政党の役員の皆さんへの要望活動を展開し、現在の都市税制にまとめていただきました。

平成29年4月には消費税の2%引き上げが控えており、これに向けた都市税制の見直しが、今後再び進められるものと思われます。少子高齢化が進む地域社会において、国民にとって最も身近な行政サービスを実施する都市自治体の自主財源をいかに確保するかという視点で、財政委員長としての職責を果たしてゆく所存です。

そんな訳で、時期が時期だけに、また重い職責ということもあり、精神的な重圧を感じておりますが、安城市民を代表しての全国レベルの社会貢献のつもりで、精一杯の奉仕をさせていただく覚悟でおります。

6月8日(月曜日)

3日(水曜日)午後、更生病院跡地にて、中心市街地拠点施設の起工式が挙行されました。当日は、主催者である建設工事に関わる関係企業の皆さん、そして安城市政に関わりの深い私たち、さらに周辺住民の代表の皆さま方が揃われ、厳かな式典が行われました。その後、全員が顔を合わせる形で直会(なおらい)があり、私はこの場であいさつをし、以下のようなお話をしました。

「私が将来、市長の仕事を振り返る時、最も印象に残る事業は、おそらく南明治地区の区画整理事業と思われます。平成15年2月に市長初当選をした直後に、南明治地区の都市計画決定を行い、そこからこの区画整理への動きが始まりました。区画整理には賛否色々ありましたが、多くの皆さまのご理解をいただき、ともかくここまで事業が進んでまいりました。その区画整理事業の目玉となるのがこの拠点施設で、本日その起工式を迎えられ、感無量の思いで式典に臨ませていただきました。今や安城市の人口は18万5千人となり、その全ての市民がこの事業に期待と関心を寄せております。どうか工事に携わる施工業者の皆さんにおかれましては、多くの市民の熱い視線を自覚いただき、事故やトラブルのないように仕事を進めていただくことをよろしくお願い申し上げます。」

拠点施設開館まで2年ほどかかります。市民の皆さんと同様、私もこれからの工事の進み具合を楽しみにして、建設現場を見守ってゆきたいと思っています。

中心市街地拠点施設の起工式にて

【中心市街地拠点施設の起工式にて】

7日(日曜日)、安城市消防団による消防操法競練会が安城消防署で開催されました。この競練会は今回で40回目となり、大きな節目を迎えたことになります。近年は入団を希望する若者が少なくなくなってきており、団によっては存続が危惧されるような状況もあるとお聞きし、私も頭を痛めています。

そんな中、本年は安城市初の女性消防団員が二本木分団に入団されました。この女性団員は今回の競練会にも出場をされ、3番員として活躍されました。そして、その二本木分団はみごと3位に入賞することができ、役割によっては女性でも現場の活躍が期待できることが明確になりました。体格や体力のハンデはあると思いますが、彼女には消防団員として女性の新しい可能性を切り拓いていただきたいと思います。

消防操法競練会の様子

【消防操法競練会の様子】

女性の宇宙飛行士、パイロットから、大型輸送車の運転手、さらには土木・建築の世界にまでと、ひと昔前なら男の仕事と思われた分野への女性の進出が目立つようになってきました。消防団も同様で、女性が頑張ることで男性にも気合いが入るという環境が生まれるのなら、後に続く女性団員が現れることを心より期待します。

6月1日(月曜日)

何年か前のこの欄で、わが家に営巣したツバメのことをお伝えしました。しかし、数年後に多数のカラスが飛来するようになり、わが家のツバメの巣はカラスたちに破壊され、まだ幼かった雛(ひな)たちは地面に落とされて絶命してしまいました。その後、巣は壊れたままの状態でツバメが寄り付くこともなかったのですが、この春またツバメが巣を作り直し、気がつけば巣は元の状態に復元されていました。

現在、成鳥が巣で長い時間を過ごすようになりましたので、おそらく卵を温めているものと思われます。間もなく幼い雛たちが口をそろえて顔を出し、親鳥が捕まえてきた虫をにぎやかに奪い合うことでしょう。子どもの頃に親から、「ツバメは1度巣を壊されると、2度と同じ場に巣をつくらないものだ」と聞かされていましたので、もうわが家にツバメは来ないものと思い込んでいただけに、久しぶりの再来を嬉しく思っています。

わが家周辺では最近なぜか、かつてのようなカラスの群れを見かけなくなりました。私の住む農村地帯の風景が大きく変わった訳でもありませんが、鳥たちの生態や繁殖のサイクルは少しずつ変わってゆくものなのでしょうか。

修復されたツバメの巣

【修復されたツバメの巣】

ツバメの餌は虫で、水田地帯に生息する害虫を好んで食べてくれます。そのためツバメが巣を作ることは縁起のいい出来事とされ、インターネットで検索した限りでも、日本全国に主に次のような言い伝えがあるようです。

・ツバメが巣をかける家は縁起が良い

・ツバメが巣をかける家は病人が出ない

・ツバメは田の神様を負うてくる

瑞穂(みずほ)の国と言われ、稲作農業とともに発展してきた日本です。その稲作に益をもたらしてくれるツバメは豊作の象徴であり、子々孫々までの益鳥との共存共栄を願った先人たちの思いが言い伝えとなり、今日まで残されているのでしょう。

ツバメの営巣活動とカラスの縄張り意識、野生鳥同士の敵対行動ですが、それが彼らの本能によるものであり自然の摂理に基づくものなので、私たち人間がコントロールできるものではありません。それだけに、か弱いツバメのようすがいつも気になり、無意識のうちにツバメの巣に目が向います。

雛が孵化(ふか)して、それらが巣立つまで、家族の一員のつもりで日々見守り続けてやろうと思っています。

5月25日(月曜日)

先週17日(日曜日)、大阪市を廃止し5つの特別区を新設する「大阪都構想」への賛否を問う住民投票が、大阪市の有権者によって行われ、その結果、大阪都構想は否決されました。

しかし、否決されたとは言え、賛成694,844票、反対705,585票と僅差であり、得票率では賛成49.62%、反対50.38%と、その差は0.76%に迫ります。勝負という側面から見れば、勝ちは勝ち、負けは負けであり、勝利を収めた瞬間の勝ち組の方々の喜ぶ姿がテレビに映されましたが、おそらく後に冷静さを取り戻してみれば、勝った側も心底大喜びするには至らない結果だったのではないかと想像されました。

私自身は、大阪都構想の目指す方向性は概ね理解していたつもりでしたが、その行政コスト削減効果については、賛成派の年間155億円に対し、反対派は1億円と訴えたように、それぞれの主張には大きな開きがあり、財政効果に関してはよく分かりませんでした。こうした数字はとらえ方一つで、かなりの幅ができてしまうものなので、実際のところはやってみなければ分からないということだったのでしょう。

よって、大阪市民のほとんどは、迷いに迷った挙句の果ての投票だったのではないかと推察しました。とりあえず「大阪市」を守られた皆さんに、お喜びを申し上げておきます。

それにしても、今後の困難な課題を突きつけられたのは、勝った反対派だったのではないかと思います。大阪市存続で勝ったとは言え、現在の赤字財政体質のままでよいと考えている市民は少なく、おそらく大半の市民は「現行の自治制度での大胆な行政改革」の必要性を感じておられることでしょう。

橋下市長は年末の任期満了で引退を表明されていますので、勝った反対派を中心に新たな市長擁立に向かうことになるのでしょうが、その時点で、大阪の今後の行財政改革に対して、主義主張の異なる複数政党の考えが一本化できるのでしょうか。総論賛成・各論反対の同床異夢による市政の混乱が続き、財政状況のさらなる悪化にならねばよいがと案じます。

問題の本質は、大阪府、大阪市それぞれの財政問題にあります。有名人をリーダーに押し上げて大阪流のノリで経済が活性化できれば、財政状況は劇的に変わるという甘えの構造でもあったのでしょうか。財政自立できない自治体への財政支援には、地方交付税という多額の国民の税が投入されています。それを考えれば、巨大な大阪の財政赤字は、今後だれがいつどのように改善を図るのか。全国市長会・財政委員長を務める私も引き続き注目してゆきたいと考えています。

5月18日(月曜日)

先週11日(月曜日)には、新しい市議会人事を確定する臨時市議会が開催され、市議会議長を始めとする新たな顔ぶれが揃われました。市議会新役員の皆さまのご活躍を心よりご期待申し上げます。

翌12日(火曜日)、愛知県市長会議が安城市で開催されました。三河安城駅前のホテルを会場とし、県下38市の市長さん方をお迎えし、私は開催市市長として会議の議事進行や市内見学の案内役を務めました。会議では、今後の東海市長会や全国市長会に向けて提出する要望を愛知県市長会として承認いただきました。またその後の市内見学先では、(株)デンソー技研センターと安城市歴史博物館を訪問していただきました。

デンソー技研センターは、デンソー社内及び関連企業の熟練技能者を養成する施設で、デンソー高棚製作所の敷地内にあります。昨年秋の技能五輪・アビリンピックあいち大会へは、このセンターから多くの選手が出場され複数のメダルを獲得されています。自動車を核とした製造業の多い西三河地方の「ものづくりの殿堂」を、初めて見学できたことを喜ぶ声を耳にしました。

また歴史博物館では、市内の民家から見つかった貴重な「文字書きからくり人形」を展示し、復元に当たられた九代玉屋庄兵衛さんにお越しいただき、説明を受けながらからくり人形の実演を見ていただきました。この人形の実演も初めてご覧になる方々ばかりで、皆さん驚きとともに人形の所作に見入っておられました。また特別展として「本證寺展」が開催されており、そちらもご覧いただきました。

愛知県市長会議は県下38市持ち回りで年2回開催されていますが、開催地側からすれば19年に1度の行事となりますので、主催者の私たちは、神経をすり減らすこととなります。全ての日程が無事終了した直後、心地よくも強烈な疲労感に襲われてしまいました。

愛知県市長会議の様子

【第163回愛知県市長会議の様子】

さて愛知県市長会議を終えて一息つく間もなく、今度は14日(木曜日)、東京の自民党本部で開催された「財政再建に関する特命委員会」に、全国市長会を代表して出席してまいりました。財政危機に直面する全国の地方都市に思いを馳せた客観的な意見と、健全財政が堅持できている安城市長としての主観とでは、残念ながらその内容に乖離(かいり)を生じるのが現実です。もちろん私はこの場では、全国市長会代表に徹して思いの丈を語りました。

財政再建に関する特命委員会の様子

【財政再建に関する特命委員会の様子】

会場には特命委員会委員長の衆議院議員・稲田朋美さん、同・河野太郎さんといった全国レベルの情報発信力を持つ方々までもが、私の意見に対しとても熱心に耳を傾けて下さいました。どれほどの波紋が生じるのかは分かりませんが、私なりの一石は投じられたものと思っています。詳細については、以下の全国市長会Webサイトをご覧ください。

http://www.mayors.or.jp/p_action/2015/05/270514jimin-tokumei.php

5月11日(月曜日)

ゴールデンウィークの連休が終わりました。今年は休日が5日も続いたため体のリズムが休日モードになじんでしまったのか、連休明けは通常勤務のペースに戻すのにやや苦労しました。

しかし、連休明け後わずか2日間の勤務の後、再び土日を迎えることとなり、せっかく体になじみかけた通常勤務モードが、またも休日モードに逆戻りしてしまいそうで困ります。1週間ほどにわたる海外への視察直後も、今年のような長めの連休直後も、その瞬間から溜まりに溜まった仕事や行事が一斉に押し寄せるため、今度は一転しててんてこ舞いの生活となり、その落差がとてもつらく感じられるものです。これからも重要な行事が続くため、気持ちを引き締めてそれぞれの公務をこなしてゆきたいと思っています。

さて8日(金曜日)は、本市の市制施行記念式典「発展祭」を開催しました。今年は統一地方選挙があったため、市議や県議の皆さんの中にはそれを機に引退された方がおみえになり、市政功労者を始めとする表彰や特別感謝状をお受けになる方が例年になく多かったように感じました。多くの皆さまのご尽力やご厚意によりまして、今日の安城市があります。表彰や感謝状をお受けになった皆さま方、本市発展のためにありがとうございました。

市制63周年安城市発展祭

【市制63周年安城市発展祭】

式典終了後には、記念講演会を開催しました。今年の講師は、医師として国内はもちろん海外でも活躍されている諏訪中央病院名誉院長・鎌田實先生で、「幸せで健康で長生きの秘訣~命・生きがい・絆が大切~」と題してご講演いただきました。新聞・テレビ・雑誌などを通じて鎌田先生をご存知の方も多かったため、1200人ホールを埋め尽くすほどの聴衆の皆さんのご参加がありました。

お話はユーモアたっぷりで大変分かりやすく、出席された皆さん方は健康についてのよき勉強になったことと思います。お話の概要は後日、「今月のメッセージ」にまとめたいと思っています。

安城市はこれから、健やか幸せな「健幸都市」をめざした市政運営を進めてまいります。そのスタートの第一歩として、鎌田先生から力強い声援を送っていただいたように感じられました。お話の中で何度か「神谷市長さんが目指そうとしている健幸都市…」とアピールしてくださり、頭が下がるほどの光栄の至りと感じました。ありがとうございました。

おそらく鎌田先生は今後、安城市の「健幸都市づくり」への取り組みを注視して下さることでしょう。私たちの新たな志を励まして下さった先生の温かなお気持ちにお応えできますように、職員一同とともにいっそう奮起せねばなりません。大変意義深い発展祭となりました。

5月4日(月曜日)

ゴールデンウィークに入りました。私も気分転換を図るべく、遠出をしています。出かけた場所は長野県の山岳地帯。「自分の趣味」+「家庭サービス」のつもりで、家内とともに山歩きに出かけ、間もなく安城市に帰ります。
月曜日の夕方には自宅に帰る予定としていますが、「月曜日のひと言」を楽しみにしておいでの皆さんのために、この原稿は旅先でスマホのメール機能を使って書き、早めに市役所のパソコンに送信してWebサイトの書き替えをしてもらいました。
旅先の山奥から原稿や写真が送れ、便利な世の中になったものだとしみじみ感じます。また最近は、よくこんな山の奥にまで電波がつながるようになったものだとも感心してしまいます。

さて私たち夫婦が出かけた場所は、上高地から徒歩で3時間ほど奥に進んだ横尾から、さらに穂高岳に向けて3時間ほど登った「涸沢」という登山基地です。毎年秋には、紅葉の名所としてマスコミに取り上げられる場所ですが、標高が2千3百m以上もあるため、この季節はまだ雪に閉ざされた世界となっており、横尾からここまでの登山ルートはほとんど雪上歩行でした。
私が、この季節に涸沢へ来たのは、おそらく15年ほど前のことです。当時の記憶と照らし合わせますと、今回の山行では積雪量が少ないと感じられます。今年は4月に梅雨を思わせるような長雨があったため、残雪が大量に溶かされて梅雨明けに近い積雪に至ったものと思われます。
涸沢小屋と穂高連峰

【涸沢小屋と穂高連峰】

ところで世間一般的には、雪上歩行は大変危険と思われがちです。実際、夏山と比べればいくぶん滑りやすくはなっていますが、険しい尾根や岩稜地帯を避け樹林帯や広い雪渓を選べば、案外歩きやすいものなのだと実感します。
夏山では細かなアップダウンを繰り返さざるを得ない体力を消耗しがちな沢筋の岩場も、積もった雪に踏みあとがつけられれば緩斜面ながらほぼフラットなルートに転じ、体力的にはかなり楽に感じられます。

色とりどり涸沢テント村

【色とりどり涸沢テント村】
私の家内は登山の初心者に過ぎませんが、最近は時々こうして夫婦でスノートレッキングに出かけるようになったため雪上歩行の楽しさを理解できてきたようで、今では「夏の足場の悪い山道よりも、積雪期の山歩きの方が楽でいいと思えてきた」と言うようになりました。
これをお読みになられた皆さんも関心がおありであれば、ぜひ積雪期のスノートレッキングに挑戦してみて下さい。もちろん最初は経験者同伴とされ、安全第一で白銀の大自然の世界を闊歩していただきたいと思います。

私たち夫婦は、今回の山歩き後に山奥の温泉に入り、筋肉痛の体を癒してからのんびり帰路に着きます。
週が明ければ、いよいよ発展祭や臨時市議会など平成27年度の主要行事が続きます。心身ともにリフレッシュして、新たな気持ちで各種公務に臨んでまいります。
とりあえず今回は、ゴールデンウィークの山歩きのご報告となりました。

過去のひとことを読む

お問い合わせ

企画部秘書課秘書係
電話番号:0566-71-2201   ファクス番号:0566-76-1112