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更新日:2015年3月23日

2015年1月から2月

2月23日(月曜日)

市長として4期目の任期が始まった先週20日(金曜日)に上京し、全国市長会の「まち・ひと・しごと創生対策特別委員会」に委員の1人として出席してまいりました。全国で31人の市長が委員となられ、国が進められている地方創生関連施策について地方の立場からの意見を述べ、今後の国の施策展開に活かしていただこうとするものです。会場には内閣官房の担当者がおいで下さり、出席された市長各位からは、予算措置、権限移譲、事務手続き等々、かなり厳しい質問や要望が出されました。

私からはこの会議で、国への質問や要望ではなく、提案ということで意見を述べました。

具体的には、この地域の中小企業に関する問題で、自動車関連の大手メーカーがひしめき合う安城市界隈では、中小企業が事業拡張しようにも人材確保や土地の手当てが難しく、やむなく他県に第2生産拠点を建設されるケースが増えつつあります。安城市にとってはとても残念な状況なのですが、それでもそうした新たな展開を考えねば経営の展望が見出せないのであれば、それもやむなしと断腸の思いで理解せねばなりません。地方によっては人と土地の確保が容易なだけではなく、電気料金も安価な地域があるようで、市内の中小企業経営者の皆さんは精力的にそうした情報収集をしておられる現実があります。中小企業の皆さんが、このように遠隔地に新工場をお建てになることへの抵抗感はありますが、それでも海外に進出してしまわれるよりも、国内にとどまって下さる方が国家的なメリットは大きいと考えられます。

まち・ひと・しごと創生対策特別委員会の様子

【まち・ひと・しごと創生対策特別委員会の様子】

私はそうした観点から国に対して、国内での企業の生産拠点多極化に応じられ、さまざまな地方に恩恵が及ぶように、どの地域にどれほどの土地、優れた人材、また優遇措置などの経営資源があるのかという実状を取りまとめ、新たな展開をお考えの中小企業に情報提供いただきたいと提案申し上げました。

国は危機的な財政状況が続いており、単に今以上に地方が財政的な分配を求めることに、私自身は正直いささか躊躇(ちゅうちょ)します。また日本国内の景況感は大都市圏で回復傾向にあるものの、それ以外の地域ではまだ回復感がないと言われています。今後は特定地域に富を偏在させておくのではなく、その富を全国にどんな望ましい形で分配してゆくかを、産業政策としても考えるべきではないかと思ったのです。

つまり大局的な視点から言えば、この地域の主要産業である自動車を全国各地で購入してもらわねば、この地域の真の恩恵や発展につながらないということです。本来は国政レベルで考えていただくべき産業政策の一環なのかもしれませんが、特にこの地域の産業構造的な問題も絡んでいると思われましたので、あえて私からご提案申しあげておきました。特定の地域が一人勝ちする産業分布ではなく、全国の各地域が共存共栄できるような産業政策が実現されることを願っています。

2月16日(月曜日)

いよいよ15日(日曜日)から、安城市長としての4期目の任期が始まりました。政策的には3期目の延長上の継続事業を多く抱えているものの、精神的には新たな気持ちで市長の職務をこなしてゆくため、その節目となる土・日は気持ちの切り替えのつもりでいろいろな時間を過ごしました。

座禅

市長就任以来、週末早朝の座禅会に出席をしてきましたが、昨年末以降は市長選挙のため参加できない状況が続いていましたので、気分一新のつもりでじっくり座ってきました。そもそも座禅の座った姿勢は、仏教の開祖であられるお釈迦さんが悟りを開いた時の心身そのものを表現すると言われています。私ごとき凡夫の精神状態は、悟りとはほど遠い様相なのですが、その姿勢をとることが心身の安定調和につながってゆくような気がします。久々に充実した気分になりました。

スポーツ

昨年末から2月1日の選挙終了までの間、選挙の関係で思うように体を動かすことができなかったため、体力はかなり低下していたと思われます。そこで選挙終了後は、祝日や週末を利用して自転車で走ったりプールで泳いだりと、できるだけ体を動かすことに努めました。寒い時期ですが、少し汗をかくくらいの運動をすることで、気持ちが前向きに切り替わるように感じられます。日常の仕事に関しても、体力こそが気力の継続につながるように思います。

掃除

毎年年末は部屋の大掃除をしているのですが、昨年末は選挙を控え掃除をすることができませんでした。そこで日曜日に部屋の掃除をすることとしました。なにせ新しい4年間の任期が始まるということなので、例年の大掃除以上の片づけをしたところ、過去の選挙に使ったチラシやポスターが大量に出てくる始末で、いかに自分の部屋に多くの不要な品が蓄積されていたかと反省させられました。もともと掃除は苦手なのですが、片づけをしながら選挙戦をふり返ったり、政治の世界に入った頃の初心を思い出したりと、それなりに有意義な時間を過ごすことができました。

以上のように心身や身辺の整理をしているうちに、3期目最終日の土曜日、そして4期目初日となる貴重な日曜日が過ぎてしまいました。いよいよ本日の月曜日夕方、4期目の市長就任式に臨みます。これから4年間の行財政運営を考えますと、責任の重さをずっしりと実感させられます。当選回数に関わらず、就任に当たってはその都度初心に帰るものだと思います。

2月9日(月曜日)

2月1日に実施されました安城市長選挙の翌2日(月曜日)、選挙管理委員長より当選証書をいただきました。安城市長として4枚目の当選証書を受け取る人物は、63年間の歴史の中で私が最初なのだと思いますと、これまでになく重い当選証書と感じられました。

今回の市長選挙の争点は、主に私の4選の是非ということになるのでしょうが、多選への懸念を示した方よりも、私の経験と実績に期待をされる方の方が多くおいで下さったという結果となりました。こうした私にご期待下さる皆さん方のご厚意を裏切ることがないように、また私の多選に懸念を示された方々が、4年後に「やっぱりあの市長で良かった」と言って下さるように、気持ち新たに頑張りたいと思っています。

当選証書授与式の様子

【当選証書授与式の様子】

さて選挙が終わり、先週はほぼあいさつ回りに明け暮れた感があります。私自身としては隣接各市や主要企業・団体など、もうかなりのごあいさつを終えたつもりでおります。しかし、私に面会される一般市民の皆さんの多くは、選挙後初にお目にかかる方が大半なので、まだまだお祝いのことばをかけられます。いただいた得票数4万7千票を考えますと、一体いつまでお祝いのことばをお受けするのかと、嬉しい悲鳴をあげたくなりつつあります。

また案外知られていないことでしょうが、私の今任期は2月14日(土曜日)までとされており、この1週間はまだ3期目の任期を務めていることになります。4期目の新しい任期は15日からなのですが、あいにく15日は日曜日となっていますので16日(月曜日)に市役所内で就任式を行い、この日から私の新たな4期目の任期が始まります。

ところで昨年末から1月末日までの約1か月間は、政治活動や選挙運動に追われてしまったため新聞・テレビのニュースの見落としなどがあるようで、現在はその認識や感覚のずれを取り戻すことで一生懸命です。また私は現在も全国市長会の役員を務めているのですが、秋以降は上京もままならず各種の会議に出席できませんでしたので、全国的な都市問題の議論がどのように進められてきたのかをしっかり把握できていないようにも感じています。

9日(月曜日)には上京し、「健幸都市」実現のための首長会議に出席します。こうした場で全国の市長さんらと貴重な情報交換を図り、できるだけ早く感覚のずれを修正せねばならないと思っています。今週が3期目の任期最後の1週間となります。来し方4年間の総括をするとともに、行く末4年間の構想を整理し、来週からは気分一新で新たな任期に臨めるような1週間とします。

2月2日(月曜日)

安城市長選挙が終わりました。その結果は以下の通りでした。

【安城市長選挙結果】

◎神谷 がく  47,145票

  近藤まさとし  22,683票

候補者であった私は、これまで進めて来ていた南明治地区の都市整備と図書情報館建設、子ども発達支援センター開設、さらに高齢者福祉を中心に、私自身の考えを訴え続けました。一方の相手候補者は、市長の多選と退職金についての是非を中心に、有権者への訴えをして来られたようでした。その結果、有権者の皆さん方は、現職市長である私の主張を支持される方々が大半という結果となり、今後4年間も引き続き私が市政のかじ取り役を担わせていただくこととなりました。

私自身の政治経験は、市議会議員として4期16年、そして市長としてこれから4期16年務めれば、地方自治の世界で32年間政治活動を行うこととなります。安城市政63年の歴史において、私で市長として6代目になりますが、過去の歴代市長で4期目の任期を全うされた方はおいでになりませんので、当選決定後のマスコミインタビューではその点を中心に質問が投げかけられました。

多選については、私自身も原則としては好ましいとは思いません。しかし、多選に関する明確な定義はなく、政治姿勢に問題がある人物が首長になった場合は1期4年でも長すぎると思われ、また市民が大きな期待を寄せる方であればある一定期間はその民意に応えてゆく必要があると思われます。その首長の政治姿勢、実績、人格、年齢、さらにその時点で都市が直面する課題の状況など、その時々の民意により多面的かつ総合的な評価によって選出されるべきでしょう。

12年前、前市長との対戦への議論の中で、私が最も強く主張していたのは「4選を多選と見なすのかどうか、それを有権者が判断するために選挙を実施することに意義がある」ということでした。今も筋論としては同様と考えており、今回は有権者の皆さん方の総意によって、私の4選に「是」との判断を下していただいたことを重く受け止め、今後も全力で市政運営に努める覚悟です。

以前もこの欄に記しましたが、選挙戦ではその活動を通じて人間の本質が露(あら)わになるという一面があります。目や耳を背(そむ)けたくなる嫌な思いをすることがあれば、一方では善意からにじむ温かな人情にも触れることができ、選挙戦を通じて日常生活の中ではうかがえないような声なき声が聞こえるように感じました。

社会において一人一人が思い思いの意見を言い合えば、まさに十人十色の意見が噴出することでしょうが、それを集約し選択する機会が選挙であり、日本が民主主義社会である以上、選択された民意は尊重されねばなりません。その重い責任を考えますと、本当に身が引き締まる思いがします。

当選したのがまだ昨夜のことですので、頭や気持ちの整理がしっかりできていません。もう少し時間をかけて今回の当選の意義を考え、それを「今月のメッセージ」としてまとめたいと思っています。とりあえずの当選のご報告とします。ご声援ありがとうございました。

1月26日(月曜日)

20日(火曜日)午後、愛知県庁の玄関前にて「あいち燃料電池自動車出発式」が開催されました。これは本年度、燃料電池自動車(FCV)「MIRAI」を購入する予定の愛知県と名古屋市、刈谷市、豊田市、安城市の4市長、並びにトヨタ自動車の代表の方々による合同の納車式です。

私は、この日初めてMIRAIの実物を実際に見ることができたばかりか、大村知事の運転されるMIRAIの後部座席に乗車させていただき、愛知県庁の敷地内のドライブに同行しました。燃料電池自動車は、その名の通り水素を燃料として電気を発生させて、その電気でモーターを回して走る車なので、基本的にはEVのような走行感覚をイメージしていただければよいのかと思います。従来のようなエンジン音というものが全くないため、滑るように走る感じで車内は極めて静かな空間となっています。

あいち燃料電池自動車出発式の様子

【あいち燃料電池自動車出発式の様子】

さて、燃料電池の原理は19世紀初頭、産業革命に沸くイギリスで化学者デービー卿が発見したそうです。しかし、当時の燃料電池は発生電流が小さく、実用化に向けた研究は進められなかったようです。その後、20世紀に入りアメリカで宇宙船のエネルギーとして研究が進み、昭和40年代のオイルショック後には日本でも石油に替わる新しいエネルギーとして、国が中心となり研究が始められたそうです。

近年では、日本で家庭用の燃料電池が販売されてきましたが、これを自動車に搭載できるまでに小型・軽量化し、さらに市販が可能なまでにコストダウンを図った自動車が、今回トヨタ自動車が販売されるMIRAIなのでしょう。静粛かつ滑らかに走る車なのですが、お聞きしたところでは3千~3千5百ccの大型エンジンを積む乗用車並みの加速力があるというお話でした。

私はハンドルを握っていないので、その操作や走行に関しましてこれ以上の表現はできませんが、後部座席に座っているだけでも分かる品の良さと、力もありそうなMIRAIの走行性能の一端を具体的なイメージとして描くことはできました。

このFCVを普及促進させることはCO2の排出を減らすこととなり、資源の乏しい日本においてエネルギーの多様化を進めることになります。また、このFCVは産業技術の粋を集めた車であることから、自動車産業を基幹産業とするこの地域にとって、環境と産業の好循環のためにも意義は大きいと思われます。

FCVを今後さらに普及させるためには、水素ステーションの整備が必要不可欠となります。しかし、大変残念ながら安城市内では現段階、水素ステーション建設の見通しが立っていません。今後は、できるだけ早い時期に水素ステーションを確保できるように、誘致活動を進めたいと考えております。

本市は平成17年度より、日本の環境首都を目指して10ヵ年の長期計画を進めてまいりました。その締めくくりの時期に、このMIRAIを納車いただけることを大変喜ばしく思っています。今後は、色々なイベント等での展示やご試乗をいただき、市民の皆さんも燃料電池自動車への理解を深めていただきたいと願っています。納車時期は3月中とお聞きしています。もうしばらくお楽しみにお待ち下さい。

1月19日(月曜日)

今年は色々な意味で歴史的な節目の年であることを、新年のあいさつを通じてお知らせしてまいりました。まずは、安城市発展の礎(いしずえ)をなしてきた明治用水、その計画を立案された「都築弥厚生誕250年」に当たっています。また今月13日は「三河地震70年周年」でしたし、17日は「阪神淡路大震災20周年」を迎えました。そして今年の8月15日には、「第2次世界大戦終戦70年」を迎えることとなります。

本年はこうした歴史的な節目の年であるとともに、私たち地方政治の世界に身を置く者にとっても、今年は統一地方選挙の年であり大きな節目を迎えることとなりました。1月15日(木曜日)には愛知県知事選挙が告示となり、また25日(日曜日)には安城市長選挙が告示を迎えます。愛知県知事選挙、安城市長選挙ともに2月1日(日曜日)が投票日となっております。さらに4月に入りますと、愛知県議会議員選挙、安城市議会議員選挙と、年明けから春までは愛知県政・安城市政にとって重要な意味を持つ選挙が目白押しとなります。

有権者の皆さまにおかれましては、どうか愛知県の未来と安城のまちの将来に思いを馳せて、良き選択をいただきたくお願い申し上げます。

私自身も、次の安城市長選挙への立候補の意志表明をしておりますので、さまざまな方々にお会いして自らの所信をお話しする機会が多くなってまいりました。またマスコミ関係の皆さん方も選挙関連記事をお書きになるため、事前のインタビューをお求めになられることがしばしばあり、最近は色々な方々とお話をする機会が多くなったと感じられます。ある会見で某マスコミ関係者から、「選挙なんかはない方がいいでしょ?」という率直な質問がありました。

確かに身勝手を言えば、選挙はない方がありがたいと思います。しかし、選挙があることで候補予定者の尻に火がつき、さまざまな方々をお尋ねすることになり、それによって多くの皆さん方の勤労や生活の場を目の当たりに確認できるのも事実です。そんな訳で、「選挙があるおかげで、政治家が庶民の暮らしを直視することができます。きれいごとに聞こえるかもしれませんが、選挙はあった方がいいという思いがあります」と答えました。

選挙に関しましては、人間関係や感情のどろどろとした部分が露(あら)わになるという嫌な面もありますが、それでも他方で善意による温かな人情にも触れることができ、生身の人間が織りなす現実の社会を知るために、これ以上のよき勉強の場はないような気もします。

いずれにしても、週末には安城市長選挙の告示を迎えることとなりました。地域社会の実情をつぶさに観察し、時宜にかなったよき政策立案を進めるきっかけとなる、よき市長選挙としたいと願っています。今年の各種地方選挙を通じて、この地域の政治に大きな成果がもたらされますことを願っています。

1月13日(火曜日)

新春を象徴する恒例行事「消防出初め式」と「成人式」を、1月11日日曜日に同日で実施しました。昨年までは、この2つの式典は別々の日に開催されていました。しかし近年、成人式に対しましては「祭日ではなく日曜日に開催して欲しい」とのご要望が多く寄せられてきており、それにお応えすることとしたものです。当日は午前に安城消防署で出初め式を終え、午後からデンパークにて成人式を行う形となりました。

「消防出初め式」では、昨年の市内での火災発生件数が、56件にとどまったことを消防団員やお集まりの皆さんにご報告申し上げました。一昨年は120件もの火災が発生したことを思いますと、半減以下に減少をしたということになります。一昨年は、あの2度にわたる連続放火事件があり、それによって火災発生件数が大幅増加をしたという背景があります。昨年は平年並みの穏やかさを取り戻し、火災発生件数が大きく減少をしたということなのでしょう。いずれにしても連続放火という異常な事件さえなければ、こんなにもありがたい1年かとしみじみ感じさせられました。

ところで、あの連続放火事件発生中は、地元消防団の存在がとても頼もしく感じられ、多くの市民の皆さんが消防団員に感謝の念を抱かれたことでしょう。このようにいざという時に頼りになり、地域には不可欠な存在であるにもかかわらず、最近では新入団員が集まらず存続の危機に直面している消防分団が複数あるという悲痛な声を耳にしています。

そこで現在、平成27年度当初予算において、新入団員の勧誘促進や消防団員の誇りや喜びにつながるよう、彼らへの特典を考えた配慮をするつもりでいます。地域社会全体で、消防団員を応援する体制づくりを進めたいと考えています。

成人式にて

【成人式が行われたデンパークにて】

一方の「成人式」では、今年がさまざまな節目の年に当たっているという話を中心にあいさつをしましたが、その中でも特に今月17日が阪神淡路大震災の発生から20年目を迎えることから、20歳の新成人へのあいさつはそこにスポットを当ててみました。この震災では、神戸市を中心とする都市直下型地震により、6千4百人を超す方々が建物の下敷きになったり、火災に巻き込まれるなどで亡くなりました。

この震災に限らず東日本大震災などでも、家族や親族、友人・知人を一度に失った若者が多く生まれてしまっています。失意の彼らの中には、「このまま無気力で漫然と生きていても、自分の目標に向かって精一杯生きていっても、同じ時間が過ぎてゆく。ならばはかない限られた人生、自分の本当にやりたい目標に向かって精一杯生きていこう。亡くなった人たちの分まで、2倍も3倍も価値のある人生にしてゆこう」と、そう考えた人たちがおいでになったという実話を読んだ記憶があります。

こうした前向きな若者の象徴的なお一人が、現在の「楽天」社長であられる三木谷さんなのでしょう。三木谷さんは阪神淡路大震災で、親愛なるおじさんとおばさん、さらに複数の親友を失われたそうです。それを機に自分自身を奮い立たせて、ベンチャー企業の創立から躍進へと、逆境をばねにして大きな飛躍を続けてこられました。

私は三木谷社長にお会いしたことはなく、その伝説を知ったのみです。しかし、やがて到来すると言われている南海トラフの大地震に思いを馳せ、人生の節目に当たってこの地域の新成人の皆さんもご一考いただきたいと願い、式典での話題としました。会場の新成人の皆さんに、記憶の片隅にでも留めていただけたなら幸いに存じます。

1月5日(月曜日)

新年、明けましておめでとうございます。本年も、安城市政へのご支援をよろしくお願い申しあげます。

今年は色々な意味で、節目の年を迎えたと感じております。安城市発展の礎(いしずえ)をなしているのは明治用水ですが、その明治用水の計画を立案された「都築弥厚」の生誕250年に当たっています。また今年の8月15日を迎えますと、「第2次世界大戦終戦」70年を迎えることとなります。さらに今月13日で「三河地震発生」から70年となりますし、今月17日は「阪神淡路大震災発生」から20年目を迎えることとなります。

そんな時代の節目を意識して、郷土の偉人のご功績を皆さんとともに再評価申し上げ、また反省も含めて先の戦争に関する学びを深め、さらにいざという時への備えというものを万全とする、そんなきっかけの年としたいと願っています。

「都築弥厚生誕250年」に関しましては記念事業として、昨年末から年始にかけデンパークにてプロジェクション・マッピングを実施した他、小中学生を対象にして都築弥厚のマンガ読本を配布しています。今後も関係団体と連携して、郷土の偉人の功績を広くお伝えしたいと考えています。

都築弥厚のマンガ読本です

【都築弥厚のマンガ読本です】

また第2次世界大戦の終戦70年に関しましては、8月に「平和祈念式典」を開催する予定です。戦没者の追悼と平和を祈念する式典とし、併せて三河地震で大きな被害を受けたこの地域の生活なども紹介することとしています。

さらに防災に関しましては、自主防災組織への備品を充実させるとともに、本市の災害対策本部を本庁舎内での常設型とします。いざという時に被災現場での対応が迅速に行え、かつ本部員同士や関係団体と密接な情報交換が図れるような環境整備を進めます。

例年であればこの時期までには新年度予算の内容がほぼまとまり、もっといろいろな話題が提供できるのでしょうが、本年は統一地方選挙の年ということもあり、今月25日(日曜日)には市長選挙の告示を控えています。投票日は2月1日(日曜日)です。

選挙によって新しい民意で選ばれた市長が、その意志と公約によって詳細な新年度予算の肉づけをおこなう余地を残すため、当初予算に関しましては「骨格予算」とし、必要不可欠な内容を盛り込むことを基本にまとめました。そんな関係もあり、平成27年度から始まる本市独自の新たな事業への予算に関しましては、6月の補正予算に盛り込まれることとなります。

4年に1度の選挙の年には、民意を尊重した市政運営実現のため、こうした措置を行ってまいります。ややもどかしさを覚えますが、一日も早く新たな事業や市民サービスを実現できますように頑張ります。

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