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更新日:2014年8月18日

2014年7月

7月28日(月曜日)

梅雨明けとともに、うだるような暑さが続きます。エアコンの涼風を求めがちになりますが、人工的な冷気が体になじまなかったのか、うっかり夏風邪を引いてしまいました。1週間ほどでようやく治りかけてきましたが、こんな程度の体調不良でも、やはり健康のありがたさというものをしみじみ感じさせられます。皆さんも夏バテなどの体調不良にご注意ください。

先週末は、いくつかの町内会で夏祭りが開催されたようです。私の地元の町内納涼まつりでは、保育園児たちによる都築弥厚翁の生誕250年を記念する「ヤコウdeサンバ」の踊りが披露され、和気あいあいの雰囲気に包まれました。

こうした町内会単位での夏祭りが終わりますと、次はいよいよ安城市の一大イベントである「安城七夕まつり」の開催となります。こちらは中心市街地の商店街と地元町内会、そして市を挙げての大きなお祭りとなり、昨年は風のあるやや涼しい気候に誘われてか、かなり多くの人出でにぎわったと感じられました。すでに多くの皆さん方が七夕まつりの準備を進めて下さっています。今年も今のところお天気は良さそうです。きっと多くの人出でにぎわうことでしょう。来場された方々が楽しい思い出を残されるように、主催者として頑張りたいと思います。

さて、七夕まつりの直前の7月30日(水曜日)、今年も新美南吉の誕生日がやって来ます。昨年は南吉生誕百年という大きな節目の年でしたので、安城と南吉の関わりを広く知っていただく意味もあり、かなり盛大なお祝いとしました。今年は昨年ほどではありませんが、それでもささやかな節目のお祝いはしたいと考えており、昨年中心市街地に設置しましたモニュメント「南吉回想の窓」の隣に、南吉と二人の女子生徒との微笑ましいオブジェを設置する予定で、当日はその除幕式を行うこととしています。また、あわせて楽しいイベントも計画していますので、お時間の許される方はぜひ現地へお越しいただきたいと思います。

新美南吉ブロンズ像

【南吉オブジェイメージ画像】

今後は安城の夏の恒例行事を、南吉生誕祭と七夕まつりとしてゆきたいと考えています。暑い時期の催しとなりますが、「童話」と「星まつり」とは、案外相性は良いのではないかと思っています。南吉生誕祭では、更生病院跡地の拠点施設建設や区画整理事業の進展に合わせて徐々に増やすオブジェの紹介をし、通りごとにストーリー性を持たせてゆくつもりです。

こうした私たちの意図が多くの皆さんに伝わってゆけば、南吉生誕祭も楽しみな夏のイベントとして定着してゆくのではないかと期待しています。南吉生誕祭、安城七夕まつり、いずれも秒読み段階となりました。本年もどうぞお越しください。

7月22日(火曜日)

21日(月曜日)、この地方に梅雨明け宣言がありました。とは言うものの、すでに先日の大きな雷鳴が気候の変化を予感させてくれましたし、この2・3日の朝の蝉(せみ)しぐれは夏本番の到来を告げていたように感じられました。私たち自身の野生的な勘や、蝉など身近な動植物の成長は、かなり正確なものだと感心させられます。いよいよ本格的な夏の到来です。

親子で夏休みを満喫!(デンパークで流しそうめん)

【親子で夏休みを満喫!(デンパークで流しそうめん)】

20日の昼近く、外出から自宅に帰宅をしますと、家の隣にある我が家の畑で柑橘(かんきつ)系の樹木をのぞき込んでいる小学校低学年の男の子と、幼児を抱いたお母さんとの3人を見かけました。見覚えのない親子だったので怪訝(けげん)な顔をしていた私に、近くにいた妻が説明をしてくれました。

その親子は碧南市にお住まいだそうですが、子どもが蝶を孵化(ふか)させることに興味があり、おそらく夏休みの宿題に蝶の孵化のようすを観察しようとしていたようです。特にクロアゲハが好きでアゲハ蝶の卵か幼虫を探したかったのだそうですが、それらはミカンなど柑橘類の樹に産卵をする習性があるとのことでした。

市域の多くが市街地化されておりミカンの木が見られない碧南市に隣接し、比較的果樹畑の多いわが家の周辺で柑橘系の樹を探しているうち、私の家の近所にたどり着かれたようでした。家の周囲を徘徊する不思議な親子を、やはり怪訝に思った家内がお母さんにご用件を尋ね、事情が分かったためわが家の夏ミカンなどの柑橘類の樹木を紹介してあげたという顛末(てんまつ)でした。夏休みは長いと思うものの、生物の成長を観察するには日にちの余裕はなく、夏休み初日から材料探しを始められたのでしょう。

昔も今も、夏休みの宿題は親子ともども頭の痛いものです。わが家でも二人の娘の小学校時代、娘たちから相談されて頭を悩ませて頑張ったものの、大した評価をされなかった観察や工作が数多くあったような気がしました。またその一方、大したアイディアも湧かないため、ぎりぎり一杯の段階で投げやりのような思いで仕上げた観察や工作が優秀賞に輝いたこともありました。

娘たちがすでに成人してしまった今となっては、作品が評価されてもされなくても、親子で夏休みの宿題に取り組んだ思い出を共有することが大切なのだという気がします。私は二人の娘とはあまり馬が合わないと感じています。そのため親子でいろいろ言い合いをしてしまうのですが、それでも親子関係に決定的な亀裂が入らないのは、こうした娘たちの幼少時代に親子の大切な時間を確保しておいたためではないかと感じています。

親の過干渉は感心しませんが、子どもが困った時に相談に乗ってあげられる、そんなよき親子関係をこの夏休みに、多くのご家庭で構築されますようにご祈念申し上げます。今年の夏休みは今年限りです。来年に今年の夏休みは、もうやっては来ません。親子関係も「一期一会」の精神で、大切にしていただきたいと願っています。

7月14日(月曜日)

私の公式Webサイト「市長の動き」を時々ご覧になられる方であれば、7月3日から8日までの日程が表わされていないことに気づかれたことかと思います。実はこの6日間ほどで、ドイツ人男性と結婚しドイツで暮らす娘の住むデュッセルドルフ市へ出かけ、彼らの現地での結婚披露パーティーに親族7人で出席してきました。

すでに昨春、日本でドイツ人男性と入籍し結婚披露宴をすませた娘ですが、日本の披露宴ではほとんどの出席者が日本側の親族であり、ドイツ側の親族への披露パーティーはこれまで開催できないままに月日が流れてしまっていました。

しかし、日本での結婚式から1年少々が過ぎようやく日程調整もでき、ドイツ側の親族を集めての披露パーティーが開かれたことで、親としてのとりあえずの務めを果たせたような気持ちになりました。身近にこうした国際結婚をした知り合いがおりませんので、親族同士の交流やごあいさつのあり方などに戸惑いを覚えることばかりでしたが、ようやく肩の荷が下りました。

結婚式の様子

【結婚披露パーティーの様子】

ドイツでの結婚披露パーティーの感想ですが、午後3時から始まったパーティーの最終終了時間は午前2時と聞きました。「聞きました」としましたのは、私たちは時差による疲労などもあり、さすがに午後10時半にはパーティー会場を後にしましたので、最後の締めくくりを確認できなかったためです。

パーティーは隣り合わせの広間2部屋で行われ、基本的にテーブルの並べられた部屋では着座で飲食をし、隣室のホールでは新郎新婦の幼少時代のビデオを観たりクイズを楽しんだりと、客人らは30分から1時間ごとに2部屋を行き来する形で結婚パーティーが進められました。新郎新婦は親族や友人らにあいさつ回りをしたりからかわれたりと、親としては娘夫婦の過労を案じてしまいましたが、笑顔で元気に最後まで対応をしていた様子に感心させられました。

最も遠いところから来訪したのは私たち親族の他、娘や婿の友人の皆さんも遠く日本から駆けつけて下さっており頭の下がる思いでした。またブルガリアからも婿のお母さんの身内の方がおいでになっており、国際色豊かな披露パーティーとなりました。

私の英語力に限界があり、深い会話にまで発展できなかったのが心残りでしたが、要所で娘たち夫婦が通訳を務めてくれたため、おおよその意思の疎通を図ることはでき、よき親族の初顔合わせとなりました。

私たちの滞在中にサッカーのW杯準々決勝、ドイツ対フランスの試合が開催されたため、市街地の至る所にドイツ国旗を目にすることができました。もちろんさまざまな国から移住した人も多いため、ブラジルやイタリアを応援する国旗も目にしました。最近の日本ではあまり目にしなくなってしまった国旗というものを、自慢げに掲げるドイツ国民がとてもまぶしく見えました。

ドイツ人が日常的に使っている品々に日本ブランドをよく目にしました。カメラ、テレビ、自動車などですが、私たち日本人も自国に対する誇りと自信を持ち、日本人であることをもっとアピールする姿勢が必要なのではないかと、ドイツの地方都市でそう感じました。

7月7日(月曜日)

6月30日月曜日、ジャーナリストの菅谷明子先生をお招きして、「安城の未来をつくる図書館フォーラム」を開催しました。菅谷先生はアメリカ・ボストン在住の図書館ご専門のジャーナリストであられ、私が2年半ほど前、更生病院跡地への図書情報館建設の検討のために、ニューヨークなどアメリカ東部の図書館の視察をしてきたのですが、その際に菅谷先生の著書「未来をつくる図書館」を参考にさせていただきました。

その菅谷先生が6月下旬から1か月間、日本に帰国されるとお聞きしまして、ぜひお話をお聞かせいただき、これから本市で建設を進めます新しい図書情報館をより充実したものにしてゆきたいと、今回の企画をお願い申し上げましたところ、快くお受けいただきフォーラムが実現しました。

安城の未来をつくる図書館フォーラム

【安城の未来をつくる図書館フォーラムを開催しました】

先生の実家は北海道とお聞きしましたが、今回の1か月の滞在中には全国で12回もの講演が入っているとのことで、ゆっくり里帰りをする暇もなく、連日日本中を飛び回っておられるような状況のようで、お忙しい中、安城市へお越し下さり本当にありがたく存じました。

また一方の私ですが、2年半前のアメリカ東部の図書館視察の後、図書館のICT環境が世界一と言われています韓国・ソウル市周辺の図書館を視察してまいりました。日本、アメリカ、韓国と3か国のさまざまな図書館を目の当たりにし、国によって社会における図書館の位置づけや国民の意識の違いを実感するとともに、新たな疑問も抱いていました。

日本で暮らしていると気がつかないものですが、菅谷先生のお話によりG8と言われる先進8か国の中で、人口に対する図書館の数を比較した時、図書館の配置数が最も少ないのは日本であるということを知りました。それは下から2番目のイタリアの2分の1という大変情けない数字であるということでした。

私が訪問した韓国ソウル市の衛星都市、人口35万人の光明市では、市立図書館は「歩いて10分に1館」、さらにコミュニティー単位の小さな図書館が「歩いて5分に1館」を目標に建設されており、それは図書施設への過剰投資と私の目に映りました。ところが韓国滞在2・3日で、そんな恵まれた図書環境に徐々に感覚が慣れてきますと、今度は逆に日本の図書環境があまりにも貧弱なものに思えてきてしまい、いったい韓国の図書環境が過剰投資なのか、日本の図書環境が貧しすぎるのか、その判断がつかなくなってしまっていました。

しかし、菅谷先生のグローバルな視点からのお話をお聞きしているうちに、日本の図書環境の国際的なレベルの低さが理解できるようになり、私自身が見聞きして来たことの頭の中での整理や、疑問の解決を図ることができた有意義なフォーラムとなりました。安城市では、より質の高い図書環境の創造を目指します。

当日は、安城市内外の図書館に関心をお持ちの皆さんにたくさんお越しいただくことができました。このフォーラムにより、安城市のみならず、この地域全体の図書環境がより優れたものに変わってゆきますことを願っています。なお当日、菅谷先生から紹介いただきました私の海外での図書館視察の報告書は、下記のURLでご覧いただけます。

アメリカ図書館視察の報告書http://www.city.anjo.aichi.jp/mayor/message/2012/2.html

韓国図書館視察の報告書http://www.city.anjo.aichi.jp/mayor/message/2014/5.html

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