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更新日:2013年8月14日

2013年3月から4月

4月30日(火曜日)

28日(日曜日)に、ドイツから無事帰国しました。1週間のドイツ滞在中、秋葉住宅での放火犯人逮捕があったことは、市役所からのメール連絡で知っていました。

一連の連続不審火により開設した対策本部会議が開かれ、「逮捕者と連続不審火との関係が現段階では不明のため夜間の警戒態勢を解かない」と決定したとメールによる報告を受け、本部長の私の不在にも関わらず的確な判断をしてくれたものと考えています。今回の逮捕がきっかけで、事件の全容解明に至ることを願っています。

さて、この時期のドイツは気候が変わりやすく、晴れた日は初夏を思わせるような気候かと思えば、雨が降れば真冬のような冷たい空気に包まれ、そのため私は風邪を引いてしまいました。しかし日中の視察終了後は、早めに床に就くように心がけたため回復も早く、おかげで寝込むような事態にはなりませんでした。

視察は主に西ドイツに伝わる有名な「グリム童話」を活かしたまちづくりと観光に関するもので、いわゆる「メルヘン街道」といわれる主要観光ルートを回るとともに、駅周辺開発を進める南ドイツのハイデルベルグ市では環境重視の都市再整備を視察しました。

昨年は、グリム兄弟による童話がまとめられて200周年であったということで、これを記念するイベントがゆかりのある各地で盛大に行われたとお聞きしました。石造りのドイツの各地方都市は空爆により焼失した部分もありましたが、道路や建物の骨格は原形をとどめたため比較的忠実に昔のまち並みが復元できており、グリム童話の世界に浸るにはもってこいの環境になっていたのはうらやましい限りでした。

カッセル市のグリム博物館を視察し、グリム童話にちなんだ景観づくりについて学びました

【カッセル市のグリム博物館を視察し、グリム童話にちなんだ景観づくりについて学びました】

そもそも「観光」ということばの語源は、中国古典「易経」の「国の光を観る」にあるといわれています。この「易経」による観光の原点は、ただ単に名所や風景などを見ることだけではなく、一つの地域に住む人々がその地に住むことに誇りをもつことができ、幸せを感じられることによって、その地域が光を放つことにあったようです。そのように考えると、観光は国づくりや地域づくり、まちづくりと密接にかかわるということが大変よく理解できました。

ちょうど今年は新美南吉生誕100年を迎えており、安城市がこれから記念イベントを進めて行くため参考となる面が多々あり、環境まちづくりと併せて有意義な視察ができたことを嬉しく思い、帰国の途につくことができました。

このゴールデンウィークを活用して報告書をまとめ、5月の「今月のメッセージ」に掲載する予定です。お楽しみに…。

4月22日(月曜日)

毎年、春になりますと日本の桜の開花とともに、遠いアメリカ合衆国の首都ワシントンのポトマック河畔の3千本の桜の開花の話題を耳にします。今からちょうど100年前の明治45年(1912年)に、日本からアメリカへ友好の証として贈られたものです。

その記念すべき100周年という節目に当たり、今度はアメリカ側から日本へハナミズキ3千本が贈られることとなりました。主に東京都内と東日本大震災被災地に植えられると聞いておりましたが、色々な方々のお計らいにより安城市へも20本の苗木をお分けいただけることとなり、20日(土曜日)に在名古屋アメリカ主席領事ご臨席の下で植樹祭を開催しました。

在名古屋アメリカ首席領事と植樹を行いました

【在名古屋アメリカ首席領事と植樹を行いました】

さて有名なワシントンの桜ですが、私はその由緒について詳しくは知りませんでした。しかし最近になり、100年前のアメリカへ3千本の桜を贈るプロジェクトに安城にゆかりの深い方が関わっていたことを知り、今回のハナミズキの植樹はそのご縁によるものではないかと、とても不思議なありがたい気持ちになりました。

その人の名は、熊谷八十三(くまがい・やそぞう)という方で、東京帝国大学を卒業した後の明治34年、安城農林学校の開校と同時に初代教頭をお勤めになられた方です。ワシントンの桜に関しては、次のような経緯があったようです。

「明治の末期、アメリカでは来日経験のある有識者らの間で、日本の桜を讃える声が上がるようになり、『アメリカの人々にもあの美しい桜を見せたい』という世論に大統領夫人も賛同されたことで、日本政府も動き出しました。

ところが、桜の寄贈を託された尾崎東京市長は、さっそく桜の苗木2千本をアメリカに贈ったものの、ワシントンに到着した頃にはおびただしい病害虫が発生しており、せっかくの苗木は焼却せざるを得ない状態だったそうです。

日本のプライドにかけてこの事業を実現させるため、尾崎東京市長は農商務省に、病害虫に強い桜苗木の育成を依頼しました。その農商務省の農事試験場園芸部で技師の一人として活躍したのが熊谷八十三氏でした。園芸試験場では接ぎ木による強い桜の苗づくりが進められ、横浜港から出港された桜は無事アメリカに到着し、今度は1本も病気がないみごとな苗木にアメリカの検査官も感嘆の声を上げたそうです。」

こうした不思議な時代の巡り合わせと人物のご縁で、アメリカから答礼として安城市にハナミズキ苗木20本が贈られることとなりました。うち10本を安城公園へ、8本をデンパークへ、そして残りの2本は安城農林高校に植えることとしました。

農林高校の敷地内には、初代教頭だった熊谷八十三氏の胸像が建てられており、その両脇に1本ずつ植えられることとなりました。今は亡き熊谷氏も、そのご功績が歴史的に再評価されたことで、さぞかしお喜びのことでしょう。この度のハナミズキ植樹をはじめ、これまでの日米友好交流にご尽力くださいました多くの皆さまに、心から感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

さて最後に、アメリカの話題の次は、ドイツの話題です。

私は22日(月曜日)から28(日曜日)まで、ドイツへ行政視察に出かけてきます。ドイツ国内には、グリム童話を題材にしたまちづくりを進めている都市が複数あると聞き、私たちがこれから進めようとしている新美南吉の童話を題材にしたまちづくりのヒントにしたいと考え、調査に出かけるものです。あわせて環境重視のまちづくりについても調べて来たいと思っています。

市内での連続不審火は未だに続いており、後ろ髪を引かれるような思いがしますが、本市の将来に関わるまちづくりを停滞させる訳にはゆきません。2人の副市長に後事を託し、実りの多い行政調査としたいと思います。

4月15日(月曜日)

先の11日夜から12日未明にかけて、またもや不審火が原因と思われる火災が発生してしまいました。4月1日の花ノ木町内での木造家屋の全焼火災を機に、安城市として連続不審火対策本部を設置し警戒態勢の強化を図りました。その後、10日ほどは事件の発生が見られなかっただけに、本当に無念としかいいようがありません。今回の火災によって被害をお受けになった皆さま方に、心よりお見舞い申し上げます。

早速12日の朝に召集した対策会議では、これまでの警戒態勢の再検証を行いました。その結果、一般住宅だけではなく、農業用倉庫や果樹園など農業施設、商工業用の資材置き場や駐車場など、警戒の対象をこれまで以上に拡大して防火PRを行うこととした他、夜間の家庭からのごみ出しをやめてもらうよう呼びかけることとしました。

こうした努力にもかかわらず、事件が未解決のため気持ちは晴れませんが、一方で日々の通常公務は進めて行かねばなりません。特にこの時期は、各種団体の総会が開催されますので、そうした場においても防火と事件解決への協力のお願いを心がけています。一日も早い事件解決を願いつつ、市民への啓発活動と警察への捜査協力を進めています。

この時期、安城市内では暗い話題ばかりではなく、明るい話題もいくつかあるのですが、時節柄そうした話題をここで取り上げることに気乗りがしないというのが、今の私の正直な気持ちです。

ところで、好きなことばではありませんが、「盗人にも三分の理」ということばを思い出すことがあります。「悪事を働く者にも、それなりの理由がある」ということを意味しています。連続不審火に走り回る姿の見えない犯人には、どんな理があるというのでしょうか。家庭環境、地域でのつきあい、生活上のトラブルなど、あれこれと想像は広がります。

しかし、どんな理由があるにしても、これは重大な凶悪犯罪であるという事実に変わりはありません。私たちは地域社会として「三分の理」にも思いを馳せねばならないものの、もはやこれ以上の罪つくりを看過することはできません。一日も早く、市民の皆さんが安心して暮らせる日常を取り戻せるように頑張ります。

4月8日(月曜日)

3月9日からの連続不審火は、警察の懸命な捜査にもかかわらず犯人検挙に至っておらず、今も市街地の多くの市民がおびえて生活するような状況に置かれています。これまでの不審火の発生件数は、被害届が出されていないものも含めますと19件にも及んでいます(4月7日現在)。

家屋等を焼失された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

安城市も連続不審火発生以降、消防署や地元の消防団・町内会などと連携をとり、夜間の警戒パトロールや住民の皆さんへの啓発活動を行ってきました。現在も警察の捜査が継続中ですので、私たちの具体的な取り組みを書くことはできませんが、そうした努力もむなしく4月1日の夜、花ノ木町で不審火が発生し、残念ながら空き家が全焼してしまいました。

この花ノ木町から末広町にかけては、老朽木造住宅が密集する特異な地域であり、大きな地震等が発生した場合、阪神淡路大震災の時に神戸市内で発生したような大火災にもなりかねないとの懸念から、5年前から土地区画整理事業に着手したばかりのエリアです。

住民の皆さんの不安がこれ以上、こうした理不尽な形で現実のものとなることがないようにとの判断から、翌4月2日から市役所内に連続不審火対策本部を設置し、警察・消防関係者を交えた横断的な会議を持つことで情報の一元化を図り、事件の早期解決と不審火の拡大抑止に努めています。

地震や台風などの自然災害を除き、こうした犯罪事件で市が対策本部を設けることは全国的にも例がないようですが、市民生活の安全安心を守ろうとする私どもの強烈な危機意識の表れと受け止めていただきたいと思います。

不審火が発生した地域の皆さんの不安は強く、それだけに噂話も含めた色々な情報が飛び交うことで、不安がさらに増幅される可能性があります。根拠の不明確な情報に踊らされることのないよう、事実関係の確認をしたい場合は、安城市役所の「市民安全課 (71-2219)」にお尋ねをいただきたいと思います。

今回の事件に関して、最も重要なことは根本解決を図ること、つまり犯人検挙です。そのためには警察の捜査に頼らざるを得ません。本市としては引き続き警察の捜査活動を支援することを第一義とし、注意喚起の啓発活動・警戒パトロール等を展開してまいります。

4月2日(火曜日) 花ノ木町、末広町周辺の巡視を行いました。

【4月2日(火曜日) 花ノ木町、末広町周辺の巡視を行いました。】

1日も早い事件解決を目指して頑張っていますので、お心当たりの情報がありましたらぜひお知らせいただきますよう、ご協力お願い申し上げます。

7日(日曜日)には、安城市消防団の入団宣誓式が行われました。新入団員76名の皆さんが先輩団員のように、一人前の団員として活躍され、1日も早く安城市に安全安心な日々が戻りますことを願っています。

4月1日(月曜日)

平成24年度末、これまで進めてきていたさまざまな事業が区切りを迎え、完成をお祝いする式典が続きました。

まず3月27日(水曜日)には、安城市の北部地域(主に里町・東栄町・今本町など)で進めてきておりました北部土地区画整理事業が完了を迎え、完工式を行いました。事業施行面積は約155haと市内では過去最大規模で、昭和61年5月の事業計画決定から、実に26年余の歳月をかけての大事業となりました。

これまで、審議会の開催回数は144回、評価員会も132回開催されたと聞いており、その回数と歴史に驚きます。そのため役員さんも、ご高齢などによりずいぶん入れ替わられています。土地という貴重な財産を扱う難しい事業が進められましたのも、関係の皆さまのご理解とご協力のおかげです。

この本事業では、新たに名鉄本線の下を通行できる市道の築造、柿田公園をはじめとする公園整備、上下水道の整備や調整池の雨水対策の他、エコサイクルシティ計画に基づく自転車歩行者道を整備するなど、環境配慮のまちづくりも進めることができました。

さらに30日(土曜日)には、官民2つの福祉施設が市内で同日に開館されました。

午前中に安城町に開館したのが、安祥中学校区の福祉センター「安祥福祉センター」です。安城市では市内8つの中学校区に1つずつ福祉センターを開設してきており、安祥福祉センターが7つ目の施設になります。

開館式典にてテープカットを行いました

【開館式典にてテープカットを行いました】

この福祉センターでは、浴室・相談室・会議室をはじめカラオケなどが楽しめる集会室や、自主サークル活動を行っていただく多目的室、介護予防を実施する機能回復訓練室などを備えるとともに、屋外には気軽に介護予防・健康保持を行っていただくための健康遊具を設置されています。また児童センターも併設しており、子どもたちが遊びを通じて豊かな情操を育めるとともに、世代間の交流を実現できる施設となっています。

施設の設計に当たっては環境・防災への対策を重視しており、環境に関しては屋上を利用した20kwの太陽光発電設備、及び太陽熱を利用した給湯システムなどを備えています。また防災の面では、福祉避難所として活用できるよう防災倉庫を備え、発電機による非常照明を確保しています。さらに断水を想定して、受水槽から飲料水を直接給水できる他、水を必要としないマンホールトイレも設置されています。

30日(土曜日)午後からは、社会福祉法人「ぬくもり福祉会」の新施設、「ぬくもりの郷」が赤松町地内に開所されました。ぬくもり福祉会におかれましては、ぬくもりのあるサービスをめざすという理念のもと、平成元年に開所した「ぬくもりの家」を始めとして、当市において多くの障害者支援事業を実施してこられました。この新しい施設では、障害者の方々の生活介護事業とケアホーム事業が実施されます。

「ぬくもりの郷」は、障害を持つ人を見守る保護者の高齢化による「親亡き後」を見据えての支援事業であり、障害者の自立を支援する施設です。施設の持つ新機能を充分に発揮し、地域のノーマライゼーションの拠点になっていただけるものと期待をしています。

3月25日(月曜日)

年度末を迎え、市議会を始め年度最後の会議などが増え多忙を極めていますが、この合間を縫うように最近は、テレビ局などのマスコミ取材がいくつか入るようになりました。

先々週、中京テレビから夕方のニュース番組の取材として、「TPPについて」の見解を求められました。朝方急な申込みが入り、昼には取材という速さで、難しいテーマにもかかわらず大した事前準備もできずにインタビューに臨むこととなりました。安城市は農業が盛んな一方、海外向けに輸出される工業製品の生産も盛んということで、立場の難しそうな安城市長が取材対象に選ばれたのだそうです。

難しいテーマで、しかも私が難しい立場と知って取材はない…という気がしたのですが、私なりに熟慮し「TPPやむなし」の見解を述べさせてもらいました。もちろん安城市として、農業への支援はしっかりさせていただくという前提での見解です。

また先週は、TBSテレビによる「公示地価の公表について」の感想を問われました。国土交通省が21日(木曜日)に発表した公示地価の住宅地に関して、東日本大震災の被災地という特殊要因を除いた場合、地価上昇率が全国で最も高かったのが安城市の3.7%であったとのことで、該当市長のコメントを求められました。

「子育て支援・環境まちづくりなど、未来への投資を積極的に続けてきた成果が表れてきたのではないか」という点を強調して回答しましたが、翌日の「朝ズバッ!」では、「区画整理事業による美しい街並みが人気」とまとめられていました。若干ポイントは異なりますが、まずまず安城市のよいイメージが全国に向けて伝えられたと思います。ありがたいことでした。

最近の「今月のメッセージ」に書きましたが、市民アンケートでは9割以上の方々が「安城市はおおむね住みよい」とお答えになっており、こうした世論が新たな人を呼び、人口増加が地価を上げるという良き循環が生まれているのでしょうか。こうした好循環をいかに末永く継続させるかが、これからの市政運営に問われるものと考えています。

この他、地元ケーブルテレビKATCHの冊子に私を掲載したいとのお話があり、慣れないモデルを務めました。テーマは「自転車好きのエコな市長」のようで、愛車とともに写真撮りを終えました。どんな仕上がりになるのかが気になります。

ところで3月23・24日、産業フェスティバルが旧更生病院跡地で開催され、お天気に恵まれて多くの人出でにぎわいました。中心市街地での仕掛けやアピールの仕方次第で、まち中の活力再生ができる可能性を実感できました。

産業フェスティバルオープニングセレモニーに出席しました

【産業フェスティバルオープニングセレモニーに出席しました】

しかし、安城市内の全てが良好とはいかないのが悲しい現実で、最近のJR安城駅の南部地区では連続不審火が発生しており、不名誉なニュースが続いていることをとても残念に思っています。もちろん安城市も傍観している訳ではなく、地元町内会や消防団などと連携をとり防火パトロールの強化をしていますが、日常の仕事や生活を抱える一般市民は四六時中パトロールには限界があります。

不審火を出す行為そのものは極めて重い犯罪であり、警察も事件解決に力を入れて下さっています。一日も早く収束させねばなりません。

3月18日(月曜日)

陽気がよくなり、休日にロードバイク(ドロップハンドルの自転車)で走っていますと、私と同様の自転車乗りとすれ違うことが多くなりました。自転車に乗っている人たちはヘルメットとサングラスを着用しているため、どんな方が乗っておられるのか分かりにくいのですが、体型から見て若いと思われる方から、中高年と思われる方まで様々です。これは急に自転車ブームが到来したというより、暖かくなってきたため、今まで冬眠していたライダーたちが久々に自転車を引っ張り出して、再び走り出されたものと思われます。

いずれにしろ、とにかく自転車乗りが確実に増えたと感じられる穏やかな季節となりました。

ところで先の土曜日、デンパークの入園者総数が900万人を突破しました。

私もその知らせを聞き、自転車でデンパークに駆け付けました。私としてはそれなりの自転車ウェアで颯爽(さっそう)と出かけ、900万人目のご家族に記念品をお渡しし、記念写真に納まったつもりだったのですが…。翌朝の新聞記事に自分の姿を見つけると、「なんか場違いかな…」という気がしてしまいました。

市長が納まる見慣れた写真では、ネクタイに背広姿が当たり前だったので、見慣れない自転車ウェアの自分に違和感を覚えてしまうのか。それともそもそも自分にはスポーツウェアが似合わないのかと、いささか悩んでしまいます。

そうはいってもこんなに気候のよい時期に、わざわざネクタイ背広に身を包み、公用車で式典会場に駆けつけること自体が、エコに反する行動と思われますので、自転車ウェアが似合う・似合わないを別に、これからの季節はできるだけ自転車に乗って公式行事に参加をすることと決めました。

自転車ウェアで参加した、デンパーク来園者900万人セレモニー

【自転車ウェアで参加した、デンパーク来園者900万人セレモニー】

かつてマスコミ関係者の方から、デンマーク王国の首都コペンハーゲン市の女性市長も、市内では自転車に乗って移動をされているとお聞きした記憶があります。私は北欧の方ほどスタイルが良くないことは自覚していますが、それはそれとして、多くの市民の皆さんに自転車に乗ることの楽しさに気づいていただくきっかけづくりとして、可能な限りの自転車移動を心がけるつもりです。

スポーツウェア姿でヘルメットをかぶり、目を保護するためのサングラスを掛けての走行ですので、仮に知り合いとすれ違っても、相手には市長が自転車で走っているとは気づかれにくいかと思います。それでも何かの拍子に私の自転車姿に気づいた方は、手でも振っていただければありがたい限りです。

さて、3月定例市議会も終盤となりました。今までのところ議案審議は順調に進んでいますが、今定例市議会で審議いただいている平成25年度当初予算には、南吉生誕百年事業や60回七夕まつり関連予算の他、更生病院跡地に建設する拠点施設関連予算も含まれています。色々な意味で安城市の将来を左右する要素の強い予算が計上されています。

市議会に採決をいただく3月22日までは、気合いを必要とする日程が続きます。

3月11日(月曜日)

今日は3月11日、東日本大震災から2年が過ぎることになります。震災で亡くなられた多くの皆さんのご冥福と、一日も早い被災地復興を心よりお祈り申し上げます。安城市からは、複数の市職員が被災地で頑張ってくれています。新年度も引き続き被災地支援を継続してゆきます。

さて、急に寒くなる日もありますが、もう春は確実に近づいていると感じられる季節となりました。日長も長くなったことが実感され、気持ちもなんとなく明るくなってくるような気がします。

私は年間通じて土・日の公務の空き時間をぬって、できるだけ体を動かすこととしています。天気がよく時間に余裕があれば自転車でロングライド、時間のない日は油ヶ渕周辺のウォーキング。お天気の冴えない日はスイミングと、状況に合わせていろいろな運動を組み合わせて、自分なりに楽しみながら体力づくりをしています。

ずいぶん春めいた先の土曜日、公務を終えた夕方近くに、油ヶ渕周辺へウォーキングに出かけました。春の到来を感じさせられる穏やかな一日だったため、晴れ晴れとした気持ちで水辺を歩くことができました。途中、この地域で「たも」と呼ばれる小網を持った小学生兄妹が、碧南側の排水路で何かを追っている姿を見つけました。何をつかもうとしているのかと聞いてみますと、ドジョウやフナ、トンボの幼虫のヤゴとのことで、捕まえた大きなヤゴを見せてくれました。

夢中になって水路で魚をすくおうとしている姿は、自分たちの子どもの頃と変わらないなと昔を懐かしく思い出してしまいました。子どもたちは魚を求めて一生懸命でしたが、私の目にはその排水路の水はドブに近い水質に見え、水が汚いのが気の毒に思われました。油ヶ渕水系の水質改善をもっと頑張らねばならないと感じました。

子どもたちにきれいな水辺を残したいという思いから、毎年参加する油ヶ渕清掃活動。

【子どもたちにきれいな水辺を残したいという思いから、毎年参加する油ヶ渕清掃活動。】

公務が午後となっていた日曜の午前中には、自転車で知多市の新舞子海岸辺りに出かけました。風も穏やかで、本来は快適なサイクリングのはずだったのですが、かすんだ遠景を見ていますと黄砂とPM2.5が気になりました。途中、マスクをかけてランニングに汗を流す人を見かけました。花粉症なのかも知れませんが、この季節には屋外の健康づくりも気をつけないと、かえって呼吸器系を悪くするのかも知れないと不安を覚えてしまいました。

かつて日本では「水と安全はただ」と言われ、新鮮な水や空気に恵まれていることが当たり前だったのですが、今では日本国内でもペットボトルの水や室内の空気清浄機が、日常的に必需品となっている地域もあると聞きます。

また拡大解釈すれば、こうした水も空気も地球上でつながっている訳で、環境意識が世界的に高まらないことには、私たちも良好な生活環境を得られないという、大変な時代になってしまったことに気づかされます。

青少年たちが気がねなく野外での活動ができるよう、私たち大人が考え行動をせねばならない時代を迎えていることを痛感させられます。明るい春を迎えた話題で書き出したのに、最後は暗い締めくくりとなってしまったことが残念です。

3月4日(月曜日)

先々週の1週間はドイツに出かけ、日本を留守にしていましたので、留守中に変わったことでもなかったかと気になっていましたが、特別な出来事もなくほっと胸をなで下ろしています。また何日か市長室を空けていますと、市長の最終決裁の必要な書類が溜まるものですが、これらは帰国した翌日の日曜日を利用して片づけることができ、とりあえずやれやれでした。

そんな訳で先週初めからは、さっそく3月定例市議会での質問に対する答弁の打ち合わせを始めました。私はすでに昨年6月に、全国市長会副会長などの役職から外れていますので、今はこうした議会答弁の打ち合わせに私自身もきちんと参加できる時間が取りやすくなり、市長としての考えを直接担当部長に伝えることができます。議会答弁の原案作りは以前に比べれば、かなりスムーズに進めることができるようになったと感じられます。

市政に関して、日々の業務に関する判断は現場に近い担当者で進められますが、業務全般の改善・改革の方針、さらに将来計画などに関することは、市長の最終判断が必要となります。よって、市長が市役所にいられる時間が増えたことによる仕事のスピードの違いというものを、私自身はもちろん分かっていますが、周囲の職員らも実感しているのではないでしょうか。

さて今後、3月議会と並行する形で、小中学校の卒業式をはじめとする年度末のさまざまな行事が入ってきます。

昨年出席した中学校の卒業式 卒業生に向けて祝辞を述べました

【昨年出席した中学校の卒業式 卒業生に向けて祝辞を述べました】

こうした節目の重要な行事へのあいさつをまとめたり、あるいはこうした今書いているような広報向け原稿を準備したりと、この時期はいつもあいさつ文や原稿書きに追われてしまいます。私は自分のメッセージに関しては、可能な限り自分のことばで書くように心がけているため、時間があれば原稿に向かうような生活になりつつあります。

人々の心に響くことばを…と、ついつい余計なことを考える自分に気づくことがあるのですが、どうもそれを意識すると、ことばや文章にある種のいやらしさが出てしまうように思われます。ある国語の先生がおっしゃられた「文章は頭で書くものではありません、心で書くものです」という名言が頭をよぎります。

そういえば、新美南吉が国語教員として生徒の作文を添削した原稿を見たことがありますが、そこでも同じような指摘がされていたことを思い出します。今年は新美南吉生誕百年です。南吉や国語の先生のご指摘のように、心空しくして素直な気持ちで原稿に向かえる自分に成長したいものです。

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