市長のページ

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更新日:2013年6月20日

2011年7月から9月

9月26日(月曜日)

台風一過の週末を利用し、上高地から蝶ヶ岳にかけての登山に出かけてきました。私にとっては昨夏以来の上高地でしたが、雰囲気の違いに目を見張りました。ファッショナブルな「山ガール」と言われる若い女性の多さです。

ひと頃は中高年の登山がブームとなり、山の世界はずいぶん高齢化が進んだように映ったものでしたが、登山人口の平均年齢はずいぶん若返ったと感じられました。日本の未来を考えた時、とても嬉しく、また頼もしく思われます。

 

ただ、颯爽とした若い女性らの姿の一方、若い男性の姿が少なく感じられたのが心配でした。女子の元気は、「なでしこジャパン」の活躍に後押しをされたことによるのでしょうか。一方の男子は草食系が多く…なのか、もう少し元気を出して野外に飛び出して欲しいものです。

大きな自然災害に遭遇した時の身を守る術は、アウトドア活動の中から学べるということを、阪神淡路大震災のボランティア活動の中で発見しました。私の登山は、そこが原点になっています。

野外活動に必要な備品類の大半は、災害時の必需品に置き換えられるものなのです。

 

ITの発達により家の中でも、さまざまな情報は得られます。しかし、生身の体での実体験は、情報による頭での疑似体験に勝ると考えます。「山ボーイ」の増殖を、心よりご歓迎申し上げます。

9月20日(火曜日) 

日本列島に二つの台風が接近している影響で、残暑が厳しく感じられます。風雨被害のないことを祈るばかりです。

安城市でも、南はずれの田舎町のわが家の周辺は、豊かな自然環境が残っており、庭先の萩の花、土手の彼岸花に、秋の到来を感じることができます。

近年の異常気象により、私たちの季節感にズレが生じているようですが、植物たちは季節に応じた生育をしており、彼らの変化から季節の移ろいに気づかされます。

 

山に登り山小屋に泊まる時、故郷に帰ったような気分になり、郷愁を覚えることがあります。まきを燃やして暖をとり、煮炊きをする。そこから生じる生活の音やにおいなどが、幼かった昔の生活を思い出すからでしょう。日本人は視覚をはじめとする五感により、もののあわれを感じるのだと思います。

安城市内では、おしゃれなマンションや住宅が目につくようになり、ずいぶん都市化が進んできたと感じます。近代的な環境で育つ子供たち、将来、故郷を懐かしむ要素は何なのだろうと、ふと考えることがあります。

このまちの子どもらが大人になった時、望郷の念に駆られるような環境のまちづくりを進めてゆきます。

9月12日(月曜日) 

敬老の日にはまだ早いのですが、長寿をお祝いする行事が始まりました。

先週は105歳を迎えられた市内最高齢の男性のお祝いに、花束を抱えてご自宅へお邪魔しました。ここ数年続けてご長寿のお祝いに駆けつけているお爺さんで、そのお元気さに驚きます。

しかし、わが家に照らしてよくよく考えてみますと、25年前に80歳で交通事故により亡くなった私の祖父とその男性は、同年代なのではないかということに気づきました。亡き祖父を思い出し、急に親近感を覚えました。

 

 

現在、我が家には同居している80歳を迎えた父と、今年喜寿(77歳)を迎える母がいます。年老いた両親に今さら何をしてもらいたいとも願いませんが、せいぜい好きなことをして元気で暮らしてくれるだけで、息子としてはありがたい限りです。

 

ちなみに私の両親の好きなことは、産直の売店に出す野菜づくりで、これはご本人たちの生きがいになるとともに、そのおこぼれは我が家の食卓を飾ります。

家族の健康保持につながる両親の長寿に、感謝せねばなりません。

9月5日(月曜日)

のろのろ台風12号により、紀伊半島を中心に大きな水害が出てしまいました。被災地の皆さんへ、心よりお見舞い申し上げます。

平成12年9月の東海豪雨も、平成20年の8月末豪雨も、季節的にはこの時期だっただけに、台風襲来には私たちも神経をとがらせます。この週末、暴風雨による災害に備えて、市役所内で徹夜の対応に当たってくれていた市職員らが多数いたことをお伝えしておきます。

台風一過の今週からは、本格的な秋晴れが期待されます。すでに市内のあちらこちらで赤トンボの飛び交う姿が目にされていました。いよいよ秋本番となるのでしょう。よき実りの秋となることを願っています。

 

市政の方も、いよいよ本日から9月定例市議会の一般質問が始まります。本会議での質問だけでなく、平成22年度の決算審査もあり、質問をされる市議らも、またそれに答える私たちも、大変な1か月がすでに始まっています。

社会の激変の中で健全財政をどう維持し、市民生活を守ってゆくのか。台風の進路同様に、先の見通しの立てにくい世の中となりました。社会にどんな嵐が来ても耐えられるだけの財政的な蓄(たくわ)え、備(そな)えの大切さを実感する時代となりました。

本市の財政は、今のところ健全性が保たれています。ご安心ください。

8月29日(月曜日)

本日、新しい国会の与党党首が決定し、明日には新・内閣総理大臣が誕生します。ここ5年間ほどは、ほぼ1年交代の首相交代というペースが続いています。国と地方自治体とは規模も格も違うことを承知で、首相の交代の都度、これを市長の立場に置き換えて考えてしまいます。

この近くに市長が毎年交代している都市があれば、どんなまちだろうかと。おそらく、以下の通りでしょうか。

 

新しい市長は、就任直後からあわただしくあいさつ回りと自己紹介に奔走し、その傍らで大急ぎの所信表明を考えて公表し、政策を実現させるべく内部議論を重ねて予算を編成したところで、突如、次の市長にバトンを渡す。

次の市長は、すぐに自己紹介のあいさつと新しい所信表明に頭をひねることとなり、前任者のまとめた予算の執行に大きな関心を寄せる余裕もなく、次の新たな予算編成に取り組むこととなるが、新予算を編成して間もなくまた辞職して、新たな新市長に後事を託す。このサイクルが延々と5年間続いたということです。

小さな都市ですらおそらく異常事態となり、新しい首長がどんな所信を表明するのか、役所全体が戦々恐々とそれを見守り、職員らは難を避けるため当年度の予算執行にのみ没頭し、自らのまちの将来像づくりに関与することを嫌うでしょう。

もちろん周辺の首長は、当該市長と同時に次の市長が誰なのか気になり、どの人とどんなお付き合いをすれば良好な近隣関係が構築できるのかと、気が気ではないでしょう。いわゆる「政争のまち」と言われたまちで、大きな発展を遂げた都市を知りません。

国家は、どうなのでしょう…?

 

「船頭多くして船山に上る」ということわざがあります。信頼できる有能な船頭1人にかじ取りを任せて、みんなで協力し合い難局を乗り切ることができないものかと願います。東日本大震災以降、日本を取り巻く潮流のうねりは、生易しいものとは思われません。よき成果を出せるような人選を、心より祈るばかりです。

8月22日(月曜日)

夏休みを利用した自転車旅行で、富山市まで出かけてきました。国道41号線をひたすら北上するルートで、道のりは約280km。初日は下呂市内で1泊して約150km、2日目は富山市まで約130kmを走り、 帰路は電車でのんびり帰るといった行程です。

今回の長距離サイクリングの中で、これまでの日本の道路建設において自転車への配慮は皆無に近いということを実感させられました。山岳地帯の長く暗いトンネルの中で大型トラックに追い越される瞬間、身の安全をひたすら祈るしかなく、日本では神仏への帰依なくしての長距離サイクリングは不可能であるということを思い知りました。

それでも岐阜県は国土交通省ご出身の知事が続き、まだ国道は良好な方だが、隣接の某県の道路環境はさらにひどいという、民宿のご主人のお話を耳にしました。真偽のほどは分かりませんが、全国レベルでの新たなエコ・サイクルの夜明けはまだ遠いようです。

 

 

ウォーキングやランニング、自転車など、環境にやさしく健康にもよいスポーツがブームになりつつあります。新たに始められる方におかれましては、市内の明治緑道や見通しの良い道路など、まずはルート選択と交通安全対策を考えることからスタートされることをお勧めします。

 

市内交通安全の環境整備に力を入れねばならないと、肝に銘じるサイクリングとなりました。

8月15日(月曜日)

11日(木曜日)、静岡県掛川市で「中部環境先進5市サミット」が開催されました。愛知県内から新城市と安城市の2市が参加をし、私は本市がこれまでに取り組んできた環境施策を紹介しました。

振り返れば安城市10ヵ年計画の目指す都市像を「環境首都」とした平成17年当時、その意義を理解できない方々も多く、批判的な声が聞かれました。

しかし、あれから6年の歳月が流れた今、エネルギー問題も含めた環境を考えることが宿命ともいえるような社会となったことを、私は複雑な気持ちで受け止めています。

サミットに参加した5市それぞれ、先進的な環境政策を進めていることがよく分かりました。今後も、単に省エネや節電を競い合うということにとどまらず、新たな理想社会の構築に向けての協調と切磋琢磨を、5市間で約束し合いました。

 

次の開催は岐阜県多治見市となりました。また来年の安城市制60周年イベントに各市の参加をいただき、それぞれの特産品を紹介し合って、よき経済交流につなげていくことを確認し合いました。

意義のある首長会議から、各市の市民を交えたさらに大きな交流へ発展していくことを期待しています。 

8月8日(月曜日) 

第58回安城七夕まつり、お天気に恵まれ、3日間無事に終了しました。

今年は3月の東日本大震災があり、春先には開催そのものを問う声もありましたが、被災地・大船渡市(岩手県)での七夕まつり開催支援、安城会場での被災地支援の募金活動など、開催した意義は十分に感じられました。

私自身のゴミ拾いボランティアを今年も実行しました。昨年同様に落ちているゴミは案外少なく、安城市民の良識が伝わってきます。ゴミの少ない会場では、新たなゴミを捨てにくい雰囲気が作られるのでしょう。また、市民参加によるゴミ拾い・ゴミかごボランティアの存在も大きいと感じられます。

その他、イベントを支えて下さったスタッフ、警備に当たって下さった方々、また周辺住民の皆さんのご協力など、七夕を支えて下さいました多くの皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。3日間、本当にありがとうございました。

 

 

来年度は安城市制60周年です。例年以上の華やかさとお祝い色を打ち出し、多くの皆さんとともに本市の還暦祝いとなる七夕まつりとしたいものです。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

8月1日(月曜日) 

週末のスーパーにて、東北被災地の七夕まつりを復活させるための慈善活動をしていたところ、通り過ぎた一人の男性が急に振り返られ、私たちの用意した七夕短冊への願い事の書き込みを希望されました。

その方は「原発事故の早期収束」と書かれました。書き添えられた住所を拝見しますと「双葉町」と書かれており、男性が福島原発の地元双葉町から安城市へ避難された方と知り、近況等を伺いました。

身重の奥さんとともに被曝を避けてこの地においでになられ、現在は近くの県営住宅にお住まいとのこと。また6月末には、元気な男の赤ちゃんが安城市内の病院で生まれたなど、いろいろお話くださいました。

刈谷の親戚の紹介で市内の県営住宅に引っ越したものの、何のつてもなく途方にくれていたところ、ご近所の皆さんから大変な親切を受け、無事に新天地での生活を送っているとのお話でした。

この男性はじきに帰られましたが、しばらくすると今度は小さな赤ちゃんを抱いた奥さんと共に、再び私のもとにお越しくださいました。この町の皆さんの親切が、ご夫婦ともによほど嬉しかったものと想像されました。

被災ご夫婦への支援の輪、地域での互助の精神が感じられ、心温まる一日を過ごすことができました。

7月25日(月曜日)

先週は台風6号の接近により、風雨の被害を心配しました。残念ながら一部地域では、浸水被害が発生してしまいました。心よりお見舞い申し上げます。

市内の何カ所かに建設された雨水の調整池、満水状態にまで達した場所がいくつかあったことを確認しました。これまで進めてきた豪雨対策は、ある一定の効果を生み出していることが分かりました。

しかし、こうした浸水対策も予測が難しい自然が相手ゆえ、万全といえる状況には至っていません。地震・豪雨などの自然災害では、基本的に個々のご家庭で、被害を最小限に抑えるための心構えが必要となります。

今週もお天気は、やや不安定な状況にあるようです。いざという時の備えを怠らないように、今からの準備をお願い申し上げます。楽しい思い出の残る夏として下さい。

 

安城市の豪雨対策は、以下をご覧ください。

安城市雨水マスタープラン

7月19日(火曜日)

女子サッカー・ワールドカップで快進撃を続けていた「なでしこジャパン」。アメリカを破っての優勝を朝のニュースで知って驚き、そして喜びに満ちた気持ちとなりました。

それまでの試合でも、選手たちは引き締まったよい表情をしており、ひょっとしたらという気はしていましたが、まさかそれが現実になるとは…。

後藤正孝さんの国際ピアノ・コンクールでの優勝、そして今回の女子サッカー世界選手権での優勝。東日本の歴史的な災害が、日本の若者たちの心に火をつけてくれたように思えてなりません。

 

6月末に訪問した東北の被災地では、被災者の皆さん、支援を続ける方々、ともに懸命なのですが、今一つ新たな展望が見いだせないという閉塞感に似たもどかしさを覚えることがありました。

日本の復興を祈っての女子サッカー優勝は、多くの日本人の精神的な支えとなってくれることでしょう。その日一日、私がお会いした方々の表情が、いつもより明るかったように思われました。

「なでしこジャパン」の物怖じしない真摯な態度と必死の頑張りを、私たち日本人の鑑(かがみ)としたいものです。強い信念を持って、頑張ろう日本!

  7月11日(月曜日) 

昨年末、安城市で第1回目を開催した「環境先進5市サミット」が、8月に掛川市で開催されます。この会議を多くの方々に認知していただくため、9日(土曜日)に安城市から掛川市を自転車で駆け抜け、たすきリレーをして来ました。

この時の私の雄姿は、中部環境先進5市サミットサイクルリレーをご覧ください。

梅雨明け直後の炎暑の中、午前4時半に安城市役所をスタート。新城市の作手高原の道の駅では、新城市長さんの差し入れをいただき、ほっと一息。きつい坂を登り終えた直後の冷えた完熟トマト、おいしかったです。新城市の皆さん、ありがとうございました。

山越えを終え静岡県に入ると、太陽は頭上高く輝きを増し、暑さと疲労でぐったりしかけました。しかし、間もなく掛川市職員有志の皆さんが、道案内役として先導してくださり、再び元気を取り戻すことができました。掛川市役所のゴール手前では、掛川市長さん自ら自転車でお迎えくださり、炎天下、汗だくのお付き合いに恐縮してしまいました。本当にご苦労さまでした。

142キロの旅路を共にした本市職員らを中心に、多くの皆さんに励まされ支えられ、何とか無事にたすきリレーの使命を果たせました。化石燃料も電気もいらない、人間の体力だけで遠距離移動が可能な自転車という素朴な乗り物を、再評価する機運が生まれればありがたいと思います。

有意義な環境都市サミットとできるよう、安城市発の価値ある提案を考えます。

7月4日(月曜日) 

梅雨の合間に太陽が顔を出しますと、真夏を思わせるような熱気が町を包みます。節電に注意をしつつも、熱中症にならないような心構えも持つ必要があり、悩ましい夏となりました。また節電の関係で、この夏の市内企業の休業が変則的になったため、道路の渋滞状況や人の流れも大きく様変わりをしています。

エネルギーの不足を心配することなく、快適便利で豊かな生活を追求できた過去の時代が、いかに幸せであったことかと反省も含めてしみじみ考えさせられます。

「近い将来、エネルギー問題も含めた地球環境の問題がクローズアップされるだろう」と考え、それに先駆けて平成17年度から「日本の環境首都」を目指す本市の10カ年計画を始めたのですが、こんなにも早く、それを考えねばならない時代が到来したことにやや驚いています。

しかし、環境市民活動を他市に先駆けて取り組んできた、その実績は貴重な財産です。皆さんとともに取り組んできた成果を、広くアピールしていくことが本市の責務であると考えます。この夏、汗をかいて本当に頑張らねばなりません。

 

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