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ホーム > 市長のページ > 月曜日のひとこと

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更新日:2017年3月21日

月曜日のひとこと

週末にあったイベントの感想や今週の見通しなど、ちょっとしたコメントを書いています。

2017年

3月21日(火曜日)

朝夕は冷えこむものの、日中はずいぶん春めいてきた感があり、若鳥たちの巣立ちの季節を迎えました。先週は16日(水曜日)に市内小学校の卒業式があり、今年は高棚小学校の卒業式に出席しました。卒業生が57名と小さな小学校なので全員が西中に入学するのでしょうが、それでも先生たちとの別れ、下級生たちとの別れに涙する児童が散見されたのが印象的でした。

また、この日の午後には、みのわ保育園の新しい園舎の開園式が行われました。箕輪町の郷中にあった保育園舎が築45年と老朽化し、また三河安城駅周辺人口の伸びから、特に低年齢児の保育ニーズが高まって来ており、この際、場所を移転させて建て替えを図ることとし、定員も85名から210名へ増やすこととしました。新しい園舎は三河安城小学校の南のよく目立つ場所にあるため、今後はマンション群に暮らす若いご夫婦の子どもたちも通園することになるものと思われます。園児も保育園も、引き続き地域の皆さんに大切に育てていただきたいと願っています。

みのわ保育園開園式の様子

【みのわ保育園開園式の様子】

さらに翌17日(木曜日)にも、市立幼稚園の卒園式と巣立ちの儀式が続きました。今年はさくの幼稚園に出かけましたが、卒園児たちは卒園そのものの意味がよく飲み込めていないのでしょう。泣く子は見られず、練習通りの動作ができるかを心配する園児たちの緊張が伝わってきました。保護者の皆さんが大きく成長したわが子を見て感涙を流される姿を拝見し、「そういえばうちの娘たちも…」と懐かしい思い出がよみがえりました。

 

週末の日柄がよかったせいか、18日(土曜日)にはお祝いの式典が続きました。

午前中、明治用水の「世界かんがい施設遺産登録」をお祝いする式典と祝賀会が行われました。明治13年の初通水から、この春で138回目の通水を迎える明治用水では、すでに初期の頃の施設はほとんど残っておらず、また全く使われていない状態だそうです。しかし、それでも世界的な遺産として認められたのは、都市化が進み産業構造も大きく様変わりした社会にあっても、140年近くも水を確保され安定的に供給し続けてこられた維持管理の体制が高く評価されたものと思いました。今後も地域産業の水を守るという意識、また人と人との絆を大切にされ、よき伝統を次世代に引き継いでいただきたいと願っています。

また夕方には西尾市内で、「西尾の抹茶」の地理的表示保護制度への登録の祝賀会も行われました。この長い名称の登録は、簡単に言えば「西尾の抹茶」が国から公式のブランドとして認められたということです。当初は西尾市のお祝いごとと受け止めてしまいましたが、西尾市と安城市内で生産された抹茶に与えられたブランドで、安城市内の生産者の方々も複数関係しておられることを知り、出席させていただいたものです。松阪牛や米沢牛と同時に登録されたということで、その意義の大きさがうかがえます。

明治用水と西尾の抹茶のお祝いは、それぞれ農業関係者の長年のご努力が実ったもので、本当に喜ばしいことです。この地域の産業といえば、今や自動車産業を筆頭にあげる方が多いかと思いますが、伝統的な農業も今なお頑張っているということを、広く認知していただくための大変貴重な祝賀会となりました。

3月13日(月曜日)

3月初旬より開会した市議会定例会では、先週から本会議場での質問が始まり、6日(月曜日)には、議会の会派を代表する代表質問が行われました。安城市議会では3人以上の議員で構成される会派に、代表質問の権利が認められています。この代表質問に特別な時間制限は設けられていませんが、これまでは概ね2時間前後で推移してきました。

今議会の特筆すべきことは、制限時間なしとされる代表質問で、ある会派の代表者がお一人で、午後3時から午後11時半過ぎまでの8時間半にも及ぶ質問を続けられたことです。途中に何度も休憩が入りましたので、実質的には8時間弱の質問だったのでしょう。言論の自由は憲法に認められており、これを否定するものではありません。

 

しかし、一部の新聞報道にもありましたように、行政側と噛み合うことのないことばのやり取りが延々と続くうち、私の脳裏にさまざまな疑問が浮かんできました。それはこうした公式会議に要するさまざまなコストの問題です。

本会議へは、市議会議長を始めとする全議員と、市長以下の主要幹部が出席します。また市長以下、行政側の出席は地方自治法に規定されており、原則、退席は認められていませんので、質問終了までは議場に残ることとなります。さらに会議の裏方を務める事務局職員も残り続けねばならない他、会議場の照明や暖房の光熱費もかさみます。私は議会への全出席者の報酬・給与を時間給に換算し、その8時間近くの会議の直接・間接的なコストを計算してみましたが、驚くほどの金額となりました。

 

民主主義にある一定のコストは必要とは思うものの、そうしたコストを負担される納税者の皆さんの立場に思いを馳せると、決して明るい気持ちにはなれませんでした。また仮に会議に多大なコストを要したとしても、それを上回る成果が得られれば、そのコストは不問とされるかと思いますが、今回の長時間に及ぶ質問で果たしてどんな具体的な成果が得られたと言えるのでしょうか。

長時間の代表質問の内容は、過去に例を見ない92項目にも及んでおり、その1項目に対して2回ずつの再質問が繰り返されました。質問の大半は、市民参加条例や市民協働推進条例といった理念的な条例で、議員からは各条例を確認するための照合が続けられましたが、質問者の情熱と私たちの答弁はすれ違いに終始しました。質問終盤には、日付が変わりそうになったため20項目の質問は取りやめられたものの、安城市議会の歴史に残る長い長い会議は真夜中に終了しました。

19世紀初頭のウィーン会議は、「会議は踊る されど進まず」と揶揄(やゆ)されました。時間をかけて公式会議を開催しても、何の成果も得られなかったため会議への信頼は失われ、その失望感から社会の風紀が乱れたそうです。私たちのまちでこうした失望が生まれないように、費やした時間やコストからどれだけの成果が得られたのかを厳しくチェックするとともに、会議のあり方を改めて市議会にお考えいただかねばなりません。

 

以上、私自身が今議会で感じたままを率直に記しましたが、これはあくまでも私の主観に過ぎません。議会での質問とその成果は、納税者の皆さんがご自身の生活感覚に照らし合わせて評価を下されるべきです。議会質問は後日、Webサイトやkatchでの放映がありますので、時間に余裕があればご確認いただきたいものです。

3月6日(月曜日)

先週は市内の高校・中学で卒業式があり、出席し市長としての祝辞を述べました。その要旨は以下の通りです。

「(前置き略)…。私は卒業生の皆さんには、これから「真のエリート」を意識して生きていただきたいと願っています。エリートと聞くと、抜群の学力の人とか、出世街道の先頭を行く人というイメージがあり、「自分には関係ない」と受け止める人も多いかと思います。

しかし、そもそも「エリート」とは、基本的にはフランス語で「選良」、つまり選ばれた人を意味するというのが一般的です。さらに詳しく調べてみますと、エリートということばは、もともとはラテン語で「神に選ばれた者」のことを指すとあります。神に選ばれた者というのは、「自分の利害得失と関係なく他人や物事のために尽くせる人」を意味します。私は現代社会の混迷は、こうした真のエリートが影を潜めてしまっているところから生じているのではないかと考えています。

今の世相をどう読むのか。正月の新聞に、フランスのある思想家のインタビュー記事が掲載されていました。この方は、アメリカ大統領選挙でのトランプ氏の勝利を予測したことで注目されました。彼は世界の混迷について、「市場経済は世界規模で動いているが、民主主義は世界を包括する規模ではなく、政治は国家単位にとどまっている。その経済と政治の動きのギャップから、各国の保護主義の動きが生じている」と述べていました。

安城南中学校卒業式の様子

【安城南中学校卒業式の様子】

国家単位の選挙で選ばれた一国の指導者の力では、国境を越えるグローバル経済の流れまで変えることができず、国内に生じた経済的なひずみに対応できません。一方、グローバルの波に乗ったごく一部の人は莫大な富を得る反面、それに乗り切れない多くの一般大衆は失業や社会格差にあえいでいます。こうした経済格差が社会を不安定化させ、イギリスのEU離脱や、アメリカのトランプ現象につながったとの分析を読み、私なりの頭の整理ができたような気がしました。

そんな現実に鑑み、今の政治に求められているのは、税による「富の再配分」ではないかと私は受け止めています。グローバル化の恩恵に浴している方々からの税を、福祉や教育といった普遍的な行政サービスを通じて、すべての人にバランスよく還元し格差是正を図ってゆくことが求められていると考えます。

こうした現代社会の根本原理を理解し、己の損得勘定を離れて社会貢献ができる人、そんな真のエリートと呼べる人たちが様々な分野で活躍されるようになれば、社会は安定を取り戻せるものと期待しています。そのためには今日のグローバル社会の実態を把握し、また近代科学の可能性や限界を理解し、私たちの未来がどう変わってゆくのか、また変えられるのかを確認した上で、自分自身にどんな社会貢献ができるかを自問自答してゆくことが大切だと思います。したがって学校卒業後も、常に自ら能動的な学びを継続してゆく必要があります。…(結びのことば略)」。祝辞のむすびは6月1日オープンのアンフォーレで、生徒はもちろん会場の全ての出席者へ、新しい図書情報館での生涯学習をお勧めしました。

今回は市長就任後初めて、高校も中学もほぼ同内容の祝辞としました。事前に高校卒業式の祝辞を教育長にお見せしたところ、「今の中学生は難しいことばもよく理解していますから、この内容でも理解は可能でしょう」とのことばをいただいたからです。不透明感の強い世相を理解してもらい、また学びの本質を考えてもらいたいとの願いを込めて、私なりの社会観を示すこととしました。

中学校卒業式の会場を後にした時、先導くださった先生から「生徒たちは、今日の市長さんの祝辞に考えさせられることが多かったと想像します」とのことばをいただきました。多くの若者たちに、これからの人生を考えるヒントを与えることができたとしたなら、とても光栄に思われました。

2月27日(月曜日)

23日(木曜日)午後、愛知県が行っている自動運転の実験車に乗ることができました。県内では、いくつかの企業や大学が自動車の自動走行の実証実験を行っており、こうした実験を愛知県が推進する形で、県下15の市町で実走が行われています。走行区間は各市町まちまちで、役所から福祉施設、駅から観光施設、団地から病院などです。

車内モニター上の画像(コンビニ駐車場内)

【車内モニター上の画像(コンビニ駐車場内)】

安城市内の走行区間は、安城更生病院前から桜井のアピタ安城南店までとされており、病院と駅近くの商業施設という形となりました。実証実験ですので運転席が無人の状態で走る訳ではなく、実証コースまでの移動と危険防止とを兼ねて運転者が乗車します。よって、一般車両との外観上の違いは、車の屋根に取り付けられた円筒状のアンテナくらいで、それを除けば自動走行車かどうかは見分けにくいと思われました。

今回、実際に使われた車は7人乗りのエスティマでした。これは運転者と試乗する人、そして各種モニターを確認する研究者が一緒に同乗する関係で選ばれたようで、自動走行のために特別な車種を選んだものではないとお聞きしました。

コンピューターと機械による操作で、どんな運転ができるのか内心楽しみでしたが、スタート時に「コンピューター上のスタート地点」と、「実車の位置」、そして「GPSが感知した地点」の3点がなかなか合致しなかったようで、しょっぱなから2回のやり直しから始まったため、正直なところ前途を心配しました。

走行中も、ハンドルさばきやブレーキ操作など、いずれもぎくしゃくしており、乗っていて常に不安がつきまといました。乗車後の感想として正直なところ、実用化にはまだまだほど遠いと感じました。人や動物の飛び出し、前を走る車の急停車、さらに対向車のはみ出しなど、予期せぬ突発的な状況を考えますと、現段階ではやはり人間の五感を研ぎ澄ませた運転が勝るというのが率直な実感です。

 

日本社会の少子高齢化により、若い運転者が減少する一方、運転できなくなる高齢者が増加することで、人や物の移動ニーズに関する需要と供給の大きなギャップが生まれつつあり、この自動走行の実証実験は注目されています。しかし、はなから無人走行を期待するのではなく、当面は機能が衰えた高齢運転者の運転サポートというレベルから実用化し、技術の進歩とともに徐々にその適用範囲を拡大してゆくべきではないかと思われました。

完璧な無人走行を夢見るのは楽しみではありますが、万が一の社会責任を考えますと、乗り越えねばならない課題は山積というのが私の感想でした。

2月20日(月曜日)

和泉町地内に住むという方から匿名で、「私が18年前に植えた梅が、そろそろ咲き出しましたので見ていただければ幸いです」とのお手紙をいただき、場所を探し出し拝見させていただきました。5aほどの畑に紅白の梅が咲き始めており、風はまだ冷たいものの、その梅林だけはもう春の雰囲気が漂っていました。市民からのお手紙といえば、お叱りやご要望のものがほとんどなのですが、今回のお便りは心温まる思いがしました。お礼のメモを置いて帰宅しましたが、お読みいただけましたでしょうか。梅の便りをありがとうございました。

和泉町地内の梅林

【和泉町地内の梅林】

さて、気がつけば2月15日が過ぎていました。大半の皆さんには特別な日ではないのかも知れませんが、ちょうど2年前のこの日に市長4期目の任期がスタートしており、私の市長としての1期4年の任期は折り返しに入りました。この2年間はさまざまな継続事業を進める一方、アンフォーレの建設、工業用地確保に向けての準備など、未来に向けての大きな夢につながる事業を進めることもできました。ただ、新しい取り組みに関しましては、まだその成果を確認していただくことはできませんが、任期後半の2年間で多くの皆さんに喜んでいただけるようにしたいと考えています。

「ローマは1日にしてならず」と言いますが、安城のまちも1・2年で急に大きな様変わりをするというものではありません。多くの皆さん方にある一定のまちの成長を確認いただけるようになるまでには、まずは地域の関係の皆さんにご理解をいただくという地道な素地づくりから第一歩を踏み出し、その後に具体的な構想や計画をまとめつつ設計に入り、合意の整ったエリアから事業を開始するという段階を踏んでゆきます。

アンフォーレを例に挙げれば、建設に向けての公募開始が平成25年5月でしたので、そこから数えれば間もなく事業開始から4年になります。もちろんそれ以前から、建設用地確保のために周辺で家屋移転などを進めて来ましたので、それらも含めればさらに数年加算することになります。こうした地道な苦労は、直接それに関わった者にしか分からないかと思いますが、生まれた時の喜びは、生みの苦しみに比例するのではないでしょうか。

 

畑の一角の梅たちは、18年目にして自慢できるほど立派な木々に成長したようです。あのお手紙の主は、将来の満開の梅林を夢見て苗木を植えたものの、その光景を目にするまでは不安が残り、過ぎた歳月が歯がゆいほど長く感じられたことでしょう。それだけに現在の紅白の園を誇らしく思われ、その喜びを私にお手紙として寄せられたものと思われます。そのお気持ちはよく理解できました。

最近の私は、ことあるごとにアンフォーレの魅力を口にし、またどうしたらそれを広く皆さんに知っていただけるのだろうかと、そのことばかりを思案している毎日です。アンフォーレの披露には、まだしばらくの時間を要しますが、それを待つ今が一番な幸せなひと時なのかと考えます。梅花咲く春を待ち続けた心も、アンフォーレオープンを待つ心も、同様なのではないかと感じました。

2月13日(月曜日)

今年はデンマーク王国と日本との国交樹立150年に当たる年です。そのため年間を通じて国や地方自治体、さらに民間団体など、さまざまな形で記念事業が開催されるものと思います。もちろん安城市でも、今からいろいろな計画を立てています。

2月9日(木曜日)夜、その皮切りともなる催し「メッテ・ボク(Mrs.Mette Bock)文化・教会大臣の来日レセプション」が、東京のデンマーク大使館で開催され、私も出席させていただきました。

メッテ・ボク文化・教会大臣の来日レセプションの様子(中央男性デンマーク大使・右側女性文化教会大臣)

【メッテ・ボク文化・教会大臣の来日レセプションの様子(中央の男性がデンマーク大使・大使の右側の女性が文化・教会大臣)】

この日は午後、東京・上野の国立西洋美術館でデンマークの近代美術を代表する画家の作品を集めた展覧会の開会式があり、日本側からは皇太子ご夫妻が出席され、またデンマーク側からは文化・教会大臣が出席されていたようです。その一連の日程の後、この日のレセプションが開催されたものと思われます。多くのデンマークの皆さんの他、日本側からは特にデンマークと関わりの深いと思われる方々がお越しになっておられ、国会議員の河野太郎さんなどテレビに映るお顔もちらほらお見かけしました。

今年4月末、私たちのデンパークが開園20周年を迎えます。デンマーク大使にはその記念式典にご出席いただきたく、人垣の中で何とか直接案内状を手渡すことができました。本年はこの他、デンマークの姉妹都市コリング市との友好20周年にもあたっており、こちらも記念事業を開催してゆくこととしています。より多くの市民の皆さんに、デンマーク王国と姉妹都市コリング市を知っていただくとともに、国民幸福度の高い福祉国家として知られる彼の国の社会制度に学ばせていただきたいと願っています。

 

12日(日曜日)、デンパークにて「安城市民デンパーク駅伝大会」が開催されました。この日の朝はかなり冷え込んだものの快晴で、午前中はあまり風もなく、ランナーの皆さんにとっては絶好のランニング日和となりました。

私も10数年前までは現役ランナーとして走っており、シティマラソンやかつての明治緑道駅伝などにも参加をしていました。しかし、駅伝大会に向けての最終追い込みの練習で脚をひどく痛めてしまい、それが元でランニングから離れることになりました。それ以降はウォーキング、水泳、自転車など、足に大きな負荷のかからないスポーツに転向し現在に至っています。

私自身はもう走ることはないでしょうが、それでもこの日はランナーの皆さんの元気にあやかりたいと願い、自宅からデンパークまで6kmを自転車で駆け付けました。式典でのあいさつ、選手宣誓、そしてスタートの号砲を鳴らし、すべての公務を終えると再び自転車に乗って、この日は豊田市の明治用水水源まで出かけました。

健幸(ケンサチ)のまちを目ざす本市の市長として、私自身も健やか幸せを目ざさねばなりません。年齢とともに肉体も体力も変化をしてゆきますが、その人その人に合ったケンサチ生活を見出し、気長に継続してゆくことが大切なのではないかと思っています。この日は豊田市内で昼食をとり、帰りは安城市内のコンビニでカロリー補給におやつを食べました。つらい体力づくりではなく、いかに楽しい体力づくりにするかも大切なポイントなのかもしれません。

2月6日(月曜日)

1月31日(火曜日)、31年間にわたり多くの皆さんにご利用いただきました中央図書館が閉館し、当日の午後6時から閉館セレモニーが開催されました。セレモニーでは篠(しの)笛が演奏され、「涙そうそう」、「月の砂漠」、「ほたるのひかり」など別れの悲しさを偲ばせる曲が続いたため、会場はしんみりとした雰囲気に包まれました。

演奏終了後に、私が閉館に当たってのご挨拶に立ち、長年のご利用への感謝のことばを述べさせていただきました。その後、図書館員のほぼ全員が出入り口に並び、入館された皆さんのお見送りをしましたが、中には感極まってか涙を浮かべる職員も見られました。

 

本市の図書館はこの中央図書館が開館されるまで、市役所裏の安城公園の一角にある西庁舎の建物が図書館とされており、昭和42年に開館されました。しかし、おそらく建物自体の手狭さ、また市役所周辺の交通渋滞の解消なども考慮されて、昭和60年に城南町に移転改築されたものと思われます。

中央図書館閉館セレモニーの様子

【中央図書館閉館セレモニーの様子】

中央図書館が開館した昭和60年当時、市の図書施設は中央図書館と市内4カ所の地区公民館図書室、計1館4室の体制で運営されていました。その後、地区公民館は中学校区に1館を目標とされ建設が進められたため、近年では9カ所の地区公民館に図書室が設けられるようになり、よりきめ細かな図書サービスが展開されるようになっていました。この間に貸出は大きく伸び、昭和60年度に53万冊だった冊数は、近年170万冊を超すようになっており、多くの市民の皆さんに本に親しんでいただいてまいりました。

中央図書館の建物自体は築31年とまだまだ使える状態なのですが、建設当時35万冊とされた蔵書能力に対して現在は49万冊もの書籍が置かれるようになっており、本棚の置かれるスペースが大きくなった反面、利用者がゆったりと閲覧するスペースがかなり窮屈になってしまっています。そこで、更生病院跡地で建設が進められてきたアンフォーレの中核的な公共施設に図書情報館を建設し、図書機能をそちらに移転させることとしたものです。

 

これまでの中央図書館の建物は、図書機能移転後に改修され、平成30年度には「(仮称)子ども発達支援センター」としてリニューアル・オープンいたします。この施設は、障がい児とその保護者の方々へさまざまな福祉サービスを提供してゆく施設で、これまで福祉センター、教育センター、保健センター、サルビア学園などにお越しいただいたご足労を、大きく軽減させることが可能となり利便性が向上します。

アンフォーレの建設は、文化振興や市街地のにぎわい再生の他、福祉の向上にもつながるすそ野の広い事業であるということを多くの皆さんに知っていただきたいと思います。6月1日のアンフォーレ・オープン以降、より多くの皆さんに新しい図書情報館をご利用いただきたいと思います。またその後オープンいたします(仮称)子ども発達支援センターにつきましても、多くの皆さま方の温かなご支援をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

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