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更新日:2019年1月21日

今月のメッセージ

今任期をふり返って

明けましておめでとうございます。月日のたつのは早いもので、私の市長任期も残り1か月を切りました。昨年12月の定例市議会におきましては、一般質問にお答えする形で次期市長選挙への出馬表明をいたしました。この最終決断に至るまでの様々な葛藤や苦悩は、すでに新聞報道などでも伝えられているとおりです。しかし現在は、前を向いて「みらいの安城」に想いを馳せ、新時代の安城市政に思いを巡らしています。

今月は、改めて原点に立ち返り、現任期4年間をふり返ってみたいと思います。

4期目市長就任式

【4期目市長就任式】

現任期で、最初に取り組みましたのは、総合計画という安城市の長期計画「第8次安城市総合計画(期間:2016-23の8年間)」の策定です。この計画の中で最も重視したのは、どうしたら市民の皆さんが「健康」になれるのか、またどうしたら「幸せ」を実感していただけるのかということでした。

計画の策定に先立ち、シンクタンク「みらい創造研究所」を市役所内に立ち上げ、名古屋大学元副総長の奥野信宏先生や名古屋工業大学大学院教授の秀島栄三先生らのご指導を受けながら研究を進めたところ、市民の皆さんの幸福感を育むには「健康」「環境」「経済」「きずな」「こども」の5つの要素(いずれもアルファベットの「K」で始まるため「5K」と呼んでいます)が重要であるとわかりました。そこで、この「5K」を計画の柱にすえ、それぞれの質を高めるための政策を精査するとともに、最終的に目指す都市像を「幸せつながる健幸都市」と定めました。以後、本計画の推進を市民にアピールするため、「ケンサチ」と銘打って施策・事業を展開しています。

「健幸」はヘルスの健康と区別する意味で、あえて「ケンサチ」と呼ぶことがあります。

第8次総合計画ロゴ

【第8次安城市総合計画ロゴ】

この4年間を自分なりに評価しますと、まずアンフォーレをオープンできたことは、胸を張って大きな成果に挙げることができると思います。安城更生病院の移転から数えて約15年を要した一大プロジェクトで、さまざまな意見の集約に始まり、本市初のPFI方式の導入など多くの苦労がありました。しかし、平成29年6月のオープン後は、年間118万人と本当にたくさんの市民の皆さんにご利用いただいており、安城のまちのにぎわいや人の流れを大きく変えたと感じています。

アンフォーレ外観

【アンフォーレ外観】

このほか「5K」の柱に沿って、以下にご紹介申し上げます。

健康 「生涯にわたり心身ともに健康にすごせるまち」実現のため、市民の皆さんがスポーツや健康づくりに主体的に取り組めるよう市体育館、ソフトボール専用球場などのスポーツ施設を改修し、また、アンフォーレ3階に健康支援室を開設したほか、健康フェアなどのケンサチイベントや健康測定会を実施しました。

環境 「くらしの質を高める持続可能なまち」実現のため、鉄道駅のバリアフリー化など都市交通の整備を進め、また、身近な公園の整備など住環境の充実に努めるとともに、創・蓄・省エネルギーシステムと次世代自動車の普及を支援しました。

経済 「地域の魅力、潤いと活力あふれるまち」実現のため、土地区画整理事業など主要駅周辺の個性ある都市拠点づくりを進め、また、工業団地を造成し企業立地を促進するとともに、アンフォーレ内に安城ビジネスコンシェルジュ(ABC)を開設するなど中小企業の競争力や基盤強化のための支援体制を充実させました。

きずな 「人々が優しくつながり、支え合う安全安心なまち」実現のため、住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らすことができるよう「地域包括ケアシステム」の構築を進め、また、文化振興においては生涯学習の拠点となる文化センター・プラネタリウムをリニューアルしたほか、災害への備えも充実させました。

こども 「子どもたちを社会で豊かに育むまち」実現のため、増加する保育ニーズに応えるよう民間保育園への支援と誘致、公立保育園の受入れ拡充を行うとともに、第3子以降の給食費の無料化や子ども発達支援センター「あんステップ♬」の開設、少人数学級やICT学習設備など子育て・教育環境を充実させました。

安城ビジネスコンシェルジュ開所式の様子    リニューアルした文化センター

【安城ビジネスコンシェルジュ(ABC)開所式の様子】 【リニューアルした文化センター】

この他、行政改革の分野では、行革に関する事務事業をまとめた実行プランを推進しながら、平成28年度には「事務事業総点検」を行い、全事業をきめ細かく見直すことで一層の業務改善を図りました。これらの取組みにより、健康で暮らし幸せを実感していただけるケンサチまちづくりを推進できたと考えております。

一方で、三河安城駅周辺の市街地の拡大や「主要地方道路豊田安城線」に関連する名鉄西尾線の高架化など、地元住民の皆さんとの合意形成や、国・県及び関係機関との調整に多くの時間を要することから、目に見える形で成果を出せなかった事業もあります。さらに、待機児童対策や放課後児童クラブなど、対応策を講じているものの、急増する需要に対応しきれていない施策もあり、これらは謙虚に反省すべき点があると思います。

現市長任期の全体的な評価としては、昨年度実施した市民アンケート調査で、91.5%の方から「安城市は住みやすい」との回答をいただいており、100点満点とは言えないまでも、自分としてはとりあえず及第点の成果を上げることができたのではないかと考えています。

これも関係する市民、事業者の皆さんの応援・お力添えをはじめ、市議会議員各位のご理解・ご協力と市職員らの努力も相まって、また、堅調な市税収入にも支えられてのことと、多くの皆さんに心より感謝申し上げます。

 

今後のことに関しては、市長選挙を控えている関係もあり多くを語ることはできませんが、これまでの4期16年間で進めてきた各種施策が、今、ようやく実を結び、間もなく大きく花開いてきつつあると感じられることを、本当に嬉しく思っています。

具体的に北部から順に申し上げれば、愛知県によって進めていただいている主要地方道の名古屋岡崎線ですが、来年春頃には開通が見込まれるとお聞きしており、それによって北部の交通環境は大きく改善されます。それにともない、名岡線にアクセスする市道整備を精力的に進めていますが、こうした道路環境向上に呼応する形でデンソー安城製作所が新しい研究施設を建設されるとお聞きしています。

また、名鉄と交渉してきました新安城駅の駅舎の全面改修も、今月から始めていただけると聞いており、完成には約2年を要しますが、北部の公共交通の拠点も整備されます。新しい道路と公共交通の拠点がほぼ同時並行で整備されますので、自動車と公共交通のバランスのとれた新たな北部の交通体系を考えてゆきたいと思います。

次にJR安城駅周辺ですが、現在はアンフォーレにより活況を呈していますが、これからNTT南隣の28街区約5,000平方メートルで、民間企業グループが総合開発を進めることとなっています。高層マンション、オフィスビル、シティホテルなどが複合的に建設され、カフェやレストラン、クリニックなども開設されます。3年後にアンフォーレと並ぶ集客の核ができることにより、一層の活力が期待されます。

安城南明治市有地有効活用事業整備イメージ図

【安城南明治市有地有効活用事業 整備イメージ図】

また、JR三河安城駅は昨年開業30周年を迎えました。駅舎そのものは古くは見えませんが、関連施設や周辺の広場などに老朽化が目立つようになっています。名鉄新安城駅改修の後、三河安城駅周辺の再整備に着手する必要があります。さらに、リニア中央新幹線の開業まであと8年となり、これを見すえた新たな市街化区域拡大も、地元と進めてゆかねばなりません。

そして南部に目を転じれば、国道23号和泉インターを挟んだ東西で、新たな工業用地の造成を進めております。西側の14haにつきましては愛知県企業庁に進めていただいており、すでに大手企業の進出が内定しています。また東側の4haについては市の土地開発公社が造成を進めており、5つの区画に分けて中小企業へ優先分譲しますが、昨年末までに完売の見通しが立ちました。

榎前地区工業団地の調整池整備状況(西側)

【榎前地区工業団地の調整池整備状況(西側)】

さらに、桜井駅周辺の土地区画整理事業ですが、全体工事の約8割が完了となりつつあり、これからいよいよ胸突き八丁に差しかかります。概ねの都市基盤が整備でき、まちの未来像がイメージできるようになったことで、地元の方々にも喜んでいただけているものと思います。

以上、ご紹介しましたとおり、市内各地でバランスよく新たな民間と行政による新規投資が進んでまいります。これからの時代、こうした民間投資とうまく連動する形で、新たな経済活力やまちの賑わいを生み出してゆくべきではないかと考えています。本市内にみなぎっているこうしたよき気運を大切にして、次の新時代への飛躍につなげてゆきたいというのが今の私の真情です。

 

安城市のこうした未来への飛躍のチャンスをどう生かすのか。安城市長選挙では、そこが問われるものと思っています。多くの市民の皆さま方の安城市政へのご理解ご協力に感謝申し上げます。大変ありがとうございました。

この4年間に行った主な施策・事業

【重点的・継続的な取組み】

(経済)アンフォーレの整備:中心市街地の活性化。本市初のPFI方式による建設運営

 図書館・交流・商業の複合施設。H29.6月のオープンから1年間で約118万人が利用

(きずな)健幸都市の推進:「5Kのまちづくり」をPR。官民連携によるモデル事業

 ケンサチプロモーション映像を公開(H28)「耕し人:アグリパーク安城」ほか3事業を伴走支援(H29-)

(きずな)地域包括ケアシステムの構築:高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう

「医療・介護・予防・住まい・生活支援」の連携と切れ目ないサービスの提供を図る。

(きずな)防災・減災の推進:市民の生命・財産を守るため安全安心のまちづくりを推進

 機能別消防団(H28-30) 常設型災害対策本部(H27) 災害用マンホールトイレ(H26-) 防災倉庫

(きずな)文化センターの大規模改修:耐震・長寿命化と共に機能・利便性の向上を図る。

 マツバホールの音響向上、プラネタリウムの全面更新、ものづくりスペースの整備

(健康)スポーツ施設の改修:2020東京オリンピックパラリンピックを見据えたスポーツの振興

 陸上競技場(H27) 市体育館(H29) ソフトボール場(H29) マーメイドパレス(H30-31)

ソフトボール専用球場

【ソフトボール専用球場】

(健康)健康づくり環境の整備:市民の主体的な取組みを促し健康寿命の延伸を図る。

 アンフォーレ3Fに健康支援室を開設、健康づくりマイレージ、健康測定会、健康づくりフェアなど

健康づくりフェアケンサチ・ウェルネスフェスタ

【健康づくりフェア ケンサチ・ウェルネスフェスタ】

(こども)民間保育園の新設支援:女性活躍社会を迎えて増え続ける保育ニーズに対応

 てらべサニーサイド保育園(H27) ブライト保育園安城桜町(H30) 麦のうさぎ保育園(H30)

(こども)公立保育園の改築・拡張整備:園の改築と共に低年齢児の受入れ枠を拡大

 みのわ保育園(H29開園) 和泉保育園(H30末開園予定) さくら保育園(H30増築)

(こども)公立幼稚園・保育園の施設改修:安全で快適な園児の教育・保育環境を整備

 園舎改修:三ツ川保育園(H27)、南部保育園(H28)ほか。幼稚園空調設置:全園(H30-31)

(こども)児童クラブの拡充:対象学年を順次拡大するため特別教室等を改修

 H27から4年生までに拡大。H29から5、6年生に順次拡大し、全学年での実施を図る。

(環境)地球温暖化対策の推進:創・蓄・省エネルギーシステムと次世代自動車の普及

 スマートハウス・次世代自動車の補助、カーシェアリング「き~☆モビ」の実証実験

(環境)公園の整備:公園不足地域への新設と既存公園の改修により住環境を改善

 堀内公園の改修(H28) 明本公園の新設(H29) 昭和期の公園を順次リニューアル(H30-)

(経済)榎前地区工業団地の整備:既存企業の市外流出抑制と新規企業の誘致を図る。

 東地区3.6ha、西地区13.8ha:H30に東地区は全5区画契約予定、西地区は企業内定

(経済)「がんばる中小企業」支援:販路拡大、新規事業開拓等への支援で地域経済活性化

 アンフォーレ3Fに安城ビジネスコンシェルジュ(ABC)を開設。設備投資を促進する補助制度を新設

(経済)主要駅周辺のまちづくり:地域の特性を生かした個性ある都市拠点づくりを推進

 JR安城駅及び名鉄桜井駅では土地区画整理事業を推進。JR三河安城駅では新たな市街地拡大に向けて地元協議を本格化。名鉄新安城駅では駅舎の橋上化、南口駅前ロータリーの改修

【平成27年度】

(きずな)地域包括ケアモデル事業:高齢者の見守り体制を医療・介護の連携により支援

(きずな)被災地ボランティア活動支援:被災地で活動するための宿泊費・交通費を助成

(きずな)生活困窮者の自立支援:生活保護に至る前の相談・就労支援、子どもの学習支援

(こども)小中学校ICT環境の整備:学習用タブレットを全校に配布

小中学校ではタブレット端末による授業を導入

【小中学校ではタブレット端末による授業を導入】

(こども)高等学校等国際交流支援:支給額を1人50万円(上限)に拡充

(経済)安城プレミアムお買物券:「あきんど商品券」(20%プレミアム)ほかを発行

(健康)八千代病院増築・医療機器整備補助:入院ベッド100床増床。CT・MRI等充実

【平成28年度】

(こども)少人数学級:市独自に小学校4年生にも拡大し1クラス35人とした。

(きずな)明祥プラザ建設:福祉センターと公民館・支所・児童センターの複合施設を整備

明祥プラザ

【明祥プラザ】

(健康)保健センター改修:母子保健充実のため3Fを乳幼児健診エリアに全面改修

(健康)安城市版ネウボラ:フィンランドに倣った妊娠・出産・子育て期の切れ目ない支援体制

(環境)し尿処理施設(汚泥再生処理センター)改修:有機性廃棄物のリサイクル推進

(環境)消費生活センター開設:悪徳商法や商品トラブルなどに関する相談、助言、弁護士斡旋

(行革)市役所フロア改修:老朽化への対応と共にカウンターや待合ロビーを機能的に改善

【平成29年度】

(経済)アンフォーレオープン:図書情報館やホールがある本館、イベント等が行える願いごと広場や公園がある公共施設と、民間経営による駐車場や商業施設がある複合施設をオープン。同時に証明・旅券窓口センター開設

(こども)第3子以降の給食費無料化:幼稚園・保育園、小中学校の児童生徒が対象

(こども)学校図書館教育の推進:学校司書を各校1名体制に。アンフォーレとの貸出しシステムも導入

(きずな)地域生活支援拠点の整備:障害者に対する24時間相談支援体制、緊急時の居室確保

(健康)お誕生記念ここから健康事業:母子への祝福と歓迎。全員サービスと選択サービス

(健康)データヘルスの推進:市民の健診・医療・介護データを分析し、保健事業に反映

(経済)デンパーク改修:室内施設「あそボーネ」と国内最大級の大型木製遊具を整備

デンパーク室内あそび場「あそボーネ」

【デンパーク室内あそび場「あそボーネ」】

【平成30年度】

(こども)子ども発達支援センターの開設:相談・発達支援・療育・通園の4部門を1か所に集約

子ども発達支援センター

【子ども発達支援センターあんステップ♬開所式】

(こども)小中学校へエアコン設置:H30設計 H31全普通教室に設置(小学校低学年及び特別支援教室はH31夏までに)

(きずな)国史跡「本證寺境内」の整備:用地取得、史跡公園の活用企画のワークショップ

(きずな)防犯灯のLED化:防犯効果の向上、市の一括管理による町内会負担の軽減

(経済)南明治市有地の有効活用:マンション、オフィス、ホテル、賑わい創出の商業・交流機能を整備

(健康)国際・全国大会誘致:カナダ女子ソフトボールナショナルチームの合宿、女子ソフトボール・バスケットボールのトップリーグ開催

(環境)空き家対策:危険な空き家、不適切な管理の空き家への対応(除却助成など)

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