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更新日:2016年3月16日

新たな飛躍に向けて(2016年2月)

月日のたつのは早いもので、また定例市議会を迎える季節となりました。3月定例市議会では平成28年度予算を審議いただくこととなっており、例年、次年度当初予算案が主要な議題となります。この予算案はすでに1月中にまとめあげており、概要につきましては市議会への事前説明も終わり、記者会見で公表もしておりますので、新聞記事等で市民の皆さんもある程度はご存知のことかと思います。

安城市では平成28年度から、新しい8カ年の行財政の長期計画「総合計画」をスタートさせます。この総合計画も3月議会の重要議案となりますが、その目指す都市像は健やか幸せを意味します「健幸都市」としてまいりますので、基本的にそうした方向性に沿った28年度の当初予算編成としております。

ここではその概要のみをお知らせしますが、まず28年度当初予算案での一般会計の財政規模は総額約729億円となりました。これは本市の歴史上最大規模となり、27年度当初予算案が約631億円でしたので、約98億円の大幅増(15.5%)となりました。

アンフォーレエントランスイメージ図

【アンフォーレエントランスイメージ図】

その大幅増額の要因の1つは、更生病院跡地に建設を進めているアンフォーレの中心施設である図書情報館が年末には完成し、それを買い取るための予算44.5億円です。この他にも、新図書館開館に向けての情報システム整備で9.3億円の他、駐車場表示システムや備品で6千万円など、アンフォーレ関連だけで総額50億円を超すことになります。アンフォーレのオープンは来年6月ですが、28年度はそのオープンに向けた準備に全精力を注ぐ年となります。

この他、「歳出」に関して予算項目順に投資額の大きい主な事業を挙げてみますと…、

総務費

市役所東向かいの空地に6.3億円で「市役所立体駐車場」を建設し、現在も時期によっては不足しがちな市役所駐車場の不足解消を図るとともに、アンフォーレ利用の余波も考え駐車台数の拡大を図ります。また市役所の本庁舎と北庁舎合わせた全庁的なフロア改善をし、利用者の動線を考えた部署や窓口の配置換えを予定していますが、この「市役所フロア改善」に3億円を計上します。

民生費

女性の社会進出が進むにつれて低年齢児保育のニーズが高まりつつあり、乳幼児を受け入れるための保育室拡張が必要となってきました。そこで築40年を超え老朽化が目立つ「みのわ保育園」を移転改築することとしました。新しい場所は三河安城小学校に近く、人口集積が進む三河安城駅周辺からも近くなります。建設費は8.9億円となります。

ゆたか保育園の様子

【保育園での園児の様子】

衛生費

築30年近くになる「保健センター改修」を7億円かけて行い、今後の健やか幸せなまちづくりの核としてゆく予定です。またクリーンセンターに隣接する「し尿処理施設改修」の浄化プラントの取り換えに12.5億円の他、総合斎苑のエアコン室外機が老朽化したため「空調機器更新」に1.2億円を計上しています。

商工費

グローバルな経営展開により、大きな為替差益からの利益を得られている大手企業は業績好調のようですが、中小企業にはその恩恵が及んでいないため、中小企業対策を中心にさまざまな施策を用意することとしました。「中小企業みらい設備投資促進事業」として2.8憶円、これは28年中に新規取得された償却資産が、100万円を超える中小企業へ補助上限100万円として5%補助をする新事業です。この他、愛知県と折半で行う企業投資促進事業補助として2億円を5つの中小企業に支出する予定です。

土木費

中心市街地活力再生を図るためのアンフォーレ関連予算が、この土木費の大きな金額を占めています。この他の新事業としましては、明治本町地内に公園を整備する予定ですが、それに先行して公園の地下部分へ追田川の浸水対策として、「地下貯留調整池」を整備するため5.7憶円を計上しています。

アンフォーレ建設状況

【アンフォーレ建設状況】

教育費

中学生らが自然教室に利用している「茶臼山野外センター」が築30年を経過しており、このセンターの改修費として1.3億円。また「文化センター」と「プラネタリウム」も築30年を超えており、その改修のための設計費などで1.7億円。さらに「ソフトボールA球場」の改修に1.8億円を計上しています。

 

以上、予算規模の大きな新事業を挙げてみました。これらにより本市が力を入れようとしている28年度の重点施策は、概ねご理解いただけるかと思います。この他、予算規模は小さいものの新しい特徴的な事業について、今度は新しい総合計画案の項目に沿ってお示しします。健やか幸せを意味する「健幸都市」の5つの要素である「健康」「環境」「経済」「きずな」「こども」の順に、以下のような取り組みを進めます。

安城市健康づくりフォーラムを開催しました

【安城市健康づくりフォーラムを開催しました】

健康

健康づくり推進事業

健幸フォーラム・健康づくり体験会、ウォーキング

AED利用環境整備

市内29小中学校屋外へのAED収納ボックス設置

環境

環境意識啓発事業

根羽村産の木を使ったおもちゃや飾り物づくり講座

経済

企業立地推進

榎前地区工業団地造成

きずな

生活困窮者自立支援

生活困窮家庭の子どもへの学習支援

マルチコプタ―活用研究

災害時のドローン活用の訓練・研究

新美南吉絵本大賞

生誕百年を機に始めた絵本大賞の第2回準備開始

南吉絵本大賞にて

【平成25年度の南吉絵本大賞受賞作品展の様子】

こども

子ども発達支援センター整備

(仮称)子ども発達支援センター整備への設計委託

少人数学級推進事業

小4までの少人数学級実施のための教員人件費

学校ICT環境整備

小中学校へタブレット端末配備

その他

市議会ICT推進

市議会のペーパーレス会議化対応

証明書コンビニ交付

マイナンバーカード利用による証明書のコンビニ交付

 

ところで、財政規模で98億円増となった一般会計の「歳入」に関してですが、この大幅増額の穴埋めとなる財源としましては主に「繰入金」と「市債」、そして「国庫支出金」としています。繰入金とは市の貯金に当る基金として積み立てていたものを取り崩し、一般会計に繰り入れるお金のことで、28年度は約72億円で対前年比50億円の増です。また市債とは市の借金であり、こちらも約55億円で対前年比31億円の増としました。また国庫支出金とは一般的な国からの補助金のことで、約87億円で対前年比14億円の増となりました。こうした市税以外のさまざまな財源を活用して大幅増額の手当をすることとしました。もちろん長期的に健全財政が堅持されますように、計画的な財政運営に心がけてまいります。

基本的な一般会計当初予算案の概要は、以上に申し上げたとおりです。新しい総合計画案で目指す「健幸都市」に関しましては、保健施設やスポーツ施設改修などハード面の改修事業の他には、ソフト的な啓発活動が中心になってまいります。よって、健やか幸せ関連の予算額は、大型予算全体の中では目立ちにくいものの、平成28年度は第8次総合計画のスタートの年です。こうした新年度予算を通じた全庁的な総力をあげて、「幸せつながる健幸都市」の実現に向けたキックオフの年としてまいりたいと思っています。

笑いヨガ教室にて

【笑いヨガ教室にて】

以上のような私の思いを、3月初旬から始まります定例市議会で議員各位にご理解いただくことに努め、よい形で平成28年度がスタートできますように頑張ります。

 

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