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更新日:2016年2月17日

健やか幸せまちづくり(2016年1月)

今年の安城市政、年間通じて2つの大きな変化をご確認いただけるかと思います。1つは健やか幸せな都市を目ざす運動のスタートであり、もう1つは中心市街地の拠点「アンフォーレ」の建設です。今回はこの2つの新しい変化について、私の思いを記させていただきました。

 

1.目ざす都市像「健幸都市」

3月定例議会で市議会の承認をいただければ、いよいよ4月からは、新しい8カ年の長期計画である第8次総合計画がスタートする予定です。その新たな計画の目ざす都市像は、健やか幸せを意味する「健幸都市」としています。

桜井福祉センター高齢者健康体操の様子

【桜井福祉センター高齢者健康体操の様子】

最近は「2025年問題」ということばが聞かれますが、この前段階から本市も超高齢社会に突入する見込みです。そしてその時、この地域の医療や福祉は健全な形で堅持されてゆくのかが、今から案じられ始めています。2025年まではあと9年ほどですが、そこに至るまでにどんな手だてを講じられるかが、今の私たちに問われていると思っています。そこで全ての市民の皆さんにご自身と家族の健康に対する意識を高めていただき、市民の健康増進につなげてゆくために、どんな取り組みをしてゆくのかがポイントとなります。

たまたま本年は、4年に1度のオリンピックイヤーであり、ブラジル・リオデジャネイロでの五輪に向けてスポーツへの関心が高まることでしょう。さらにその4年後には東京オリンピックの開催も控えており、スポーツブームは当分衰えることはないと思われます。こうした社会的なスポーツへの関心の盛り上がりをうまくとらえ、市民の健康づくりの起爆剤としたいとも考えています。市民の皆さんの意識や日常行動を「健やか幸せ」へと誘導してゆくのには、これから啓発活動などを軸としたソフト施策の展開が重要になります。

安城更生病院開院80周年記念「病院祭」にて

【安城更生病院開院80周年記念「病院祭」にて】

またスポーツや健康づくりの施設等、ハード整備も精力的に進めねばならないと考えています。いずれも目に見える成果が出るまでに、ある一定の歳月を要しますが、計画に沿ってきっちり整備を進め、総合計画の終了年を迎える頃には、それまでの取り組みが評価いただける形にしてゆきたいと思います。

ただそのためには、まず私たち市職員が有益な本や文化に親しもうとする気持ちになる必要があり、また自らの健康を大切にしようとする意識も大切です。私たちが健全で文化的な生活を実践してゆくことで、こうした新しい各種の取り組みに市民のご協力もいただけるものと思われます。

とにかく楽しくなければ、文化活動も健康への取り組みも長続きしないでしょう。いかに楽しんで健康的な日々を過ごすかを、市民お一人お一人が考えていただきたいものです。

関連の話題「健康づくりフォーラム」

1月17日(日曜日)、安城市医師会、安城更生病院、八千代病院の3医療機関と安城市との合計4つの機関が共催して、「健康づくりフォーラム」を文化センターマツバホールにて開催しました。市民の皆さんに地域医療についてご理解いただくフォーラムで、当日は多くの方々にご入場いただき、市民の地域医療と健康に対する関心の高さが良くわかりました。

健康づくりフォーラムの様子

【健康づくりフォーラムの様子】

最初にパワーポイントを使って安城市長の私、医師会長、安城更生・八千代の両病院長の順に4人がそれぞれの現状と課題を紹介し、その後この4代表がパネルディスカッションによる意見交換を行いました。観客の皆さんはステージでのやりとりを何気なくご覧になっていたことかと思いますが、実は地域の医師会長と基幹病院の院長、そして首長が一堂に会して議論を交わす光景は他の地域では考えられないことなのだと、医師会長さんらから事前にお聞きしていました。つまりこうしたフォーラム開催自体が、本市で行政と医療機関との交流や連携がうまく進められているということの証だったのです。

そんな本市だけに、関係機関と協力して不可避な少子高齢化の問題解決に当たり、他の自治体のモデルとなるような取り組みを進めねばならないと考え、愛知県の地域包括ケアシステムのモデル自治体を、安城市から名乗り出る形でお受けしています。

またフォーラムでは、医師の3人の先生がともにこの地域の2025年問題を案じておられましたが、私はそうした近未来のお話は先生方から数年前よりお聞きしており、その対応策として打ち出したのが新総合計画の目指す都市像「健幸都市」だったのです。「なぜ安城市が健幸都市をめざすのか」という理由を、多くの皆さんにご理解いただけことは大きな収穫となりました。

 

2.アンフォーレの建設

現在、中心市街地の更生病院跡地で建設が進められています拠点施設全体を、愛称としてアンフォーレと呼ぶことにしたのは、多くの皆さん方は市の広報等ですでにご存知のことかと思います。一般公募により応募のあった約3,700件もの名前から私どもで5つを厳選し、最後は市民投票によりアンフォーレに決定しました。

1月15日現在のアンフォーレ建設状況

【1月15日現在のアンフォーレ建設状況】

このアンフォーレにつきましては、昨年6月初旬に起工式が行われ、更生病院の移転から実に13年目にして、ようやく本格的な土地利用に着手することができました。そろそろ図書情報館の2階あたりまで鉄骨が組み上げられてきまして、日に日に骨組みが変化してゆくのがよく分かります。市民の皆さんも私同様にアンフォーレ完成を心待ちにされているものと思いますが、オープンは来年6月としております。今しばらくお待ちください。

さて、つい先ごろまでは、全国的な民間の大手書店による公立図書館運営が注目されていましたが、営利に偏った運営上の不手際が問題視されるようになり、図書館建設計画が白紙撤回された自治体が複数出てきています。特に最近は、改めて地域の文化はだれが主体となって担うべきかという視点から、こうした民間運営による公立図書館は大変厳しい評価にさらされるようになりました。

その点、アンフォーレの図書情報館に関しては、これまでどおり安城市が主体となって図書館を運営するものであり、それだけにおそらくオープン後は全国のさまざまな自治体から注目されるモデルになるものと想像されます。やはり地域の文化は、地元自治体が末永く責任を持って守ってゆくべきだと納得されるような立派な管理運営をしてゆかねばなりません。

公立図書館の民間委託の弊害が問題視され、私たちの構想と運営方針が誤りではなかったと確信できるようになってまいりました。ただ、まだまだ1年半後のオープンに向けて準備しておかねばならないことは山積しており、施設の情報システムから管理運営のあり方までしっかり準備を進めてまいります。

このアンフォーレ建設につきましては、単に市街地の一角のハード整備事業に留まるものではなく、それを核とした市街地のにぎわい再生と商業振興、まちづくりへの市民参加、そして図書情報館のICTネットワークを活かした全市的な文化振興につながってゆくものであらねばなりません。

関連の話題「新美南吉まちづくり」

平成25年の新美南吉生誕百年を機に、JR安城駅南の市街地では、かつて安城のまちで女学校教員として青春時代を送られた新美南吉にちなんだまちづくりを進めてまいりました。毎年、ウォールペイント描画、モニュメントやブロンズ像など、南吉を偲ぶメモリアル的な作品で少しずつまちを飾り、まち中は徐々に彩(いろど)りを増してきました。

童話集『おぢいさんのランプ』型ベンチ除幕式の様子

【童話集『おぢいさんのランプ』型ベンチ除幕式の様子】

近年は特に、駅南西にある日通倉庫から更生病院跡地にかけての歩道や空間の装飾に力を入れており、最終的にはJR安城駅からアンフォーレ周辺に南吉童話の世界を創出し、来安された皆さんに楽しんでいただけるエリアにしたいと考えています。1年半後にオープン予定のアンフォーレが、単に市街地の集客施設にとどまることなく、南吉まちづくりや区画整理事業と一体化した歩いて楽しめる健幸まちづくりになることを目標に各種事業を進めています。

今年も7月30日の新美南吉の誕生日には、モニュメントを1つ増やすこととしています。また、そろそろ次の「新美南吉絵本大賞」の準備もすすめてゆかねばなりません。市民の皆さんからの多数の応募があることを期待しています。

 

平成28年度の安城市政には、この他にもいろいろな新しい動きがありますが、特に大きな取り組み2つを紹介させていただきました。2月に入りますと本市の次年度当初予算案を公表します。本年の市政の動向にご注目ください。

 

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