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更新日:2014年3月19日

新しい春に向けて(平成26年度当初予算案)(2014年2月)

年明け以降、進めてまいりました平成26年度当初予算編成ですが、最終調整は1月中に終えました。2月に入り市議会へ概要を説明申し上げ、その後は記者会見を開催しマスコミへの説明も行いましたので、すでに概要や一部の新事業は新聞等で取り上げられています。今回は、その新年度当初予算を中心に、平成26年度の安城市の取り組みをご紹介申し上げます。

 

平成26年度当初予算は、テーマを「子どもの未来とまちの元気を育む」としました。まず一般会計の総額は618億円と、過去最大の財政規模になりました。これまでの当初予算の最高額は、平成20年度の約597億円でした。この年の秋にリーマンショックが起きており、20年度は今思えば「元気なあいち」と呼ばれた最後の年でしたが、それを21億円上回る金額になっています。また、今年度(25年度)の当初予算額は571億円でしたので、対前年比では47億円の増額となります。

こうした大型の当初予算にしたのは、4月1日からの消費税3%アップを見込んでのことです。現在は自動車関連産業を中心に、この地域の民間企業は駆け込み需要の関係で好況に沸いているようですが、4月からはかなり消費が低迷するのではないかと心配されています。そこで民間の消費が低迷するのであれば、公共投資をできるだけ増やし景気の底上げをしようと、経済波及効果の高そうな事業を可能な限り採択することとしました。

定例市議会での市長提案理由説明

また掲げたテーマ「子どもの未来とまちの元気を育む」に沿って、教育環境や経済活性化にはしっかり配慮したつもりです。その結果、子どもを取り巻く環境整備は、新規・拡充だけでも24事業、約10億円。さらに地域経済活性化策と銘打った施策は22事業あり、約13.6億円の事業費となっています。もちろん、これらは健全財政の維持を大前提としていますので、26年度予算に関しましても「創意と工夫」によるコスト削減に努めており、1.5億円ほどの効果が出せています。

この他、安城のまちの特色を対外的にPRしてゆくためのシティプロモーションも積極的に行うこととし、明治用水の開削者で生誕250年を迎える都築弥厚関連が7事業で約4千7百万円、新美南吉関連が4事業で約2千6百万円、さらにこうしたPR活動事業に約3千百万円、合計で約1億円強となっています。これからの時代、安城市の観光資源を涵養し、更生病院跡地の拠点施設完成時を一つの目標に、内外から多くの方が安城の中心市街地に足を運ばれるように、その環境整備を図ってゆきたいと考えています。

ところで、618億円という大型の当初予算でありながら、大きな事業費として具体的に挙げられるのは、市民会館の大規模改修が約12億円の他、消費税引き上げに伴い国・県から委託される福祉給付金事務の9億円程度で、この2事業合計で約21億円ほどです。あとの増額分は広範囲にわたっており、予算増により大きな成果が期待できる施策を中心にきめ細かな配分をした結果、今回の大型予算となりました。

よって、今回は予算の増額となった事業数が非常に多く、それらを1つ1つご紹介するのはスペース的な無理がありますので、以下に特徴的な主要事業を7つほど抜粋し、その概要をお知らせします。

1.高校生らの国際交流支援

高校生らが海外での生活を体験し、国際的な視野や関心を持つことで、将来の国際的な活躍してくれることを願い、夏休みを中心とした語学研修渡航を支援する事業です。26年度は5人を募集することとし、1人につき30万円以内で補助率1/2の補助をします。一定の語学力、市民要件、世帯収入などの基準があります。

高校生等の国際交流支援

2.大学生らの留学支援

海外の大学等に留学する大学生らに奨学金を支給し、海外へ留学しやすい環境を整備し、国際的な活躍ができる人材育成を図るものです。渡航先の国に応じて月額3~5万円の奨学金を支給します。26年度は6人を募集することとし、一定の語学力、市民要件、世帯収入などの基準があります。

3.あんくるバス運行

市内を循環するあんくるバスの路線を10路線から11路線に増やし、運行経路や便数、運行時間帯などを大幅に見直し利便性を高めます。これにより駅や病院、福祉センターなどへの移動がさらに容易になるとともに、隣接市への乗り入れ地点も増やします。

さらに75歳以上の高齢者や障害者手帳等をお持ちの方の乗車運賃を無料とし、外出支援と社会参加を促進します。

4.防犯カメラ設置補助

昨年の連続放火事件など、市民生活を脅かす事件が発生する世相となりました。事件防止と早期の事件解決のため、各町内会で防犯カメラを設置される場合に上限80万円、4/5の補助率で補助をします。

防犯カメラ設置補助

5.子ども医療の充実

現在、0歳から中学生までの「入院・通院」に関して、医療費補助により自己負担の無料化をしている本市の子ども医療ですが、これを拡大化し高校生の入院についても無料化拡大を図ります。

さらに乳児が感染すると極度の脱水症状など、比較的長期間の劇症が続くロタウィルス感染症を予防するため、予防接種費用を補助することとします。

6.エコカー購入補助

電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド(PHV)を購入される方に、購入費用の一部を補助し環境車の普及を促進します。補助金額は200万円を超すもので15万円、200万円以下のもので10万円です。これに合わせて充電用のスタンドを市役所とデンパークの2カ所に設置します。

7.災害用マンホールトイレ設置

大規模な震災が発生した場合、都市インフラ(水道・電気)が破壊されることで、地域の水洗トイレが使えなくなる恐れがあります。衛生環境の悪化や精神ストレスから体調を壊すこともあり、これを防ぐために下水道が使えるエリア内の避難所に3カ年計画で災害用のマンホールトイレを設置します。

災害用マンホールトイレ設置

このwebサイト上のご紹介は以上としますが、この他にも乳幼児から小中学生までの子どもたちが、よき環境で保育や学校教育を受けられるように各種教育施設や備品の充実を図ることとしております。

このように平成26年度は、特に消費税3%引き上げ以降の地域経済活性化を意識し、各事業の成果をしっかり検討した結果、さまざまな分野にわたる手厚い予算づけが可能となりました。これも本市の財政が健全であればこそといえましょう。この新年度予算案のハード・ソフトそれぞれの事業により、一層の充実した生活環境整備が進められ、よりよい市民生活の実現につながるものと思っています。

 

3月4日(火曜日)から始まる3月定例市議会では、こうした内容の当初予算が原案通りご承認いただけますように、市長としての説明責任をしっかり果たしてまいります。

安城市長 神谷 学

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