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更新日:2013年6月20日

時代にかなった予算づくり(2013年2月)

毎年、年明け早々から、翌年度の当初予算の市長査定が始まります。今年も1月8日から15日まで予算査定を行っており、すでに平成25年度の予算がまとめられました。

そもそも新年度の予算につきましては、昨年10月初旬に予算編成方針を市長名で出しており、そこに基本方針を示しています。その主な考え方を今回は、次の5つにまとめてみました。

1.健全財政の堅持

市長マニフェストや総合計画に沿って優先度・緊急性を考える

2.「市民とともに育む環境首都・安城」の実現

全ての施策において環境重視の視点を持ち、市民の環境行動を促す

3.地域経済活性化と雇用の安定

地元企業の安定経営の実現と、若者の雇用安定を図る

4.子育て・教育環境の充実

地域の子育てニーズへの対応と、子どもたちの教育環境の充実を図る

5.市民生活の安全安心の継続

大規模災害への備えと、防犯などの安全社会の実現を考える

上記のような基本方針に基づき、市役所内の各部署から要求される予算額がまとめられると、各部署の担当者と総務部・財政課との協議が始まります。財政課は現地・現物の確認と、ある一定の総額内での調整を行い、年末までに副市長までの査定を終えおおよその予算案全体の体裁が整えられます。

そして、年明けとともに最終段階として市長査定という流れとなります。私の査定段階では、特に新年度から新たに始める施策と本市独自の政策をしっかり確認し、予算づけの最終確定を行ってゆきます。

担当者による新年度予算の協議

【担当者による新年度予算の協議】

平成25年度当初予算は、日本国内では政権交代による景気回復への期待感が膨らみつつあるものの、世界的に見るとまだまだ不安定要因が色々気になるという難しい時代背景の中でまとめられました。

私たちは市制60周年のテーマ「紡(つむ)ぐ」を継承すべく、平成25年度当初予算に「未来に向けて紡ぐ新たな一歩」というテーマを掲げました。一般会計の予算規模は約571億円と、これは安城市政において過去2番目に大きな規模となりました。

歳出面では、保育園・小中学校のトイレ改修、小学校の校舎改修など、老朽施設改修計画を前倒ししての実施とするなど、子育てや教育環境の早期整備を図るとともに、地域経済の活性化や雇用創出につなげることを目指しました。また「環境首都・安城」を実現するための環境配慮は市施策全体に取り入れることとしており、災害や犯罪から市民生活を守るための施策も積極的に進めます。

黒板あ壁の改修を行った西部小学校の教室

【黒板や壁の改修を行った西部小学校の教室

引き続き、教育環境の整備に努めます】

さらに新年度の特徴的な事業ですが、平成25年は新美南吉生誕百年ですので新美南吉とその作品を顕彰するための記念行事やまちづくりを行い、新たな文化振興・青少年健全育成、さらに市街地の活力再生につなげたいと考えています。南吉の生まれ故郷の半田市と、南吉第二の故郷の安城市が協力し合って、より多くの皆さんに南吉童話をお読みいただく1年にしたいと願っています。

上記の南吉関連事業が中心市街地活性化のソフト事業としますと、活性化のハード事業となるのが更生病院跡地への拠点施設建設ということになります。拠点施設に関しては市議会の議論も収束し、ようやく平成25年度中にPFI事業がスタートすることで、いよいよ民間活力を活かした活性化の核が生まれることになってゆきます。

新美南吉の作品を題材に描かれた安城駅西駐車場の壁画

【新美南吉の作品を題材に描かれた安城駅西駐車場の壁画】

以上のような諸事情により歳出は例年よりやや大きめとなりましたが、市税は今年度よりも増える可能性が高く、また基金の活用などを併せますと、財政上のプライマリーバランスの黒字は確保できる見込みです。

平成25年度予算の特長としましては、経済活性化対策への配慮があります。先の南吉生誕百年記念の関連事業は商業活性化につながりますが、その他にも老朽化した公共施設の改修、中小企業への固定資産取得補助、臨時職員採用、備品買い替えなど、その必要性を吟味して11億円を超す経済活性化策を盛り込んでいます。(平成24年度は9億円強)

一方で創意と工夫による経費削減に努めています。IT機器やソフト・各種機材の使用延長、費用対効果重視による改善、契約方法の見直しなどにより、新たに約1億6千万円を超す経費節約を図ることとしています。(平成24年度は約1億5千万円)

時代の変化は激しく、市政に対する市民ニーズも変わりやすい時代です。現時点で新たにどんな行政サービスが求められ、また時代とともに必要性が小さくなった行政サービスは何かということを常に確認をしながら、お一人でも多くの市民の皆さんに満足いただける行財政運営を目指すという姿勢で、平成25年度予算案をようやくまとめることができました。

安城市の財政は幸いにして健全性を保つことができており、そのため市民サービスの水準を極端に下げることなく新たな経済対策を実施でき、また新年度予算の編成も比較的円滑に進めることができました。

平成25年度も、未来に向けた明るい話題をいくつか提供してゆきたいものです。まだまだ見通しの立てにくい世相ではありますが、明るいニュースは安城市から情報発信するという姿勢で、1年間頑張りたいと思っています。引き続きの市政に対するご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

安城市長 神谷 学

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