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更新日:2014年1月8日

安城版 行く年来る年(2013年12月)

年の瀬を迎え、平成25年を振り返る季節となりました。

今年は新美南吉生誕百年という記念すべき年であり、新美南吉の誕生日である7月30日を中心に、彼の足跡を偲ぶ顕彰事業を実施しました。また、毎年恒例の安城七夕まつりも60回という節目を迎え、例年になく盛大な七夕まつりとなりました。明るい楽しい話題の多い、節目の1年だったとふり返ります。

新美南吉生誕百年を記念し、県立安城高等学校の中庭に記念碑を設置しました。

【新美南吉生誕百年を記念し、県立安城高等学校の中庭に記念碑を設置しました。】

しかし一方、春と夏の2度にわたって連続放火が発生するという、大変残念な前代未聞の事件のあった年でもありました。事件の発生期間中は、多くの市民の皆さんに本当にご心配をおかけしました。安城市としても1日も早い事件解決を願い、安城警察署、安城消防署などとの連携を図る「連続不審火対策本部」を開設し、広く啓発活動と巡回パトロールの強化を図りました。市内各地でも自主的なパトロール活動を実施いただきご協力いただいた結果、2つの連続放火事件ともに犯人逮捕という成果を挙げることができました。行政各機関の連携、地域のご協力の大切さを再認識させられた1年となりました。

私もパトロールを行いました。皆さんご協力いただき、ありがとうございました。

【私もパトロールを行いました。皆さんご協力いただき、ありがとうございました。】

 

以上のように、良いこと悪いこと、色んな出来事があった1年でしたが、大きな視野で見れば、今年は若い人たちや子どもたちが未来に向けての夢や希望を持つことができるという点から、まずまずよき1年であったと言うべきではないかと受け止めています。今年、私が気づいた未来に向けての夢や希望を記しますと、以下の通りかと思われます。

まずは春先、東京と名古屋を40分で結ぶと言われるリニア中央新幹線が14年後の2027年に開業することが正式に明らかにされました。このリニア中央新幹線が開通すれば、東京~安城間はおそらく1時間程度で結ばれることとなり、そう遠くない将来、安城界隈は首都圏の一角に組み入れられるのではないかと想像されます。

「リニア中央新幹線がもたらす地域のポテンシャル」をテーマに、シンポジウムを開催しました。

【「リニア中央新幹線がもたらす地域のポテンシャル」をテーマに、シンポジウムを開催しました。】

また9月、7年後の2020年に戦後2度目の日本でのオリンピック開催が決定しました。東京オリンピックがこの地域にもたらす余波を読み切ることは難しいのですが、オリンピック開催が近づくにつれて安城市民のスポーツや健康づくりへの関心が高まり、安城にも新たな活力が生まれることと期待されます。

さらに年末、3年半後に完成を予定しております更生病院跡地の拠点施設建設への参加事業者が確定しました。

新しいこの拠点施設はICT(Information and Communication Technologyの略、情報通信技術を意味する)を駆使した図書情報館、さまざまなご活用をしていただける多目的ホール、そして民間から提案された商業施設など、多くの市民の皆さん方にお越しいただける楽しい複合的な集客施設になるものと、今から確信しております。

拠点施設のイメージ図(実際の建築物とは異なる場合があります。)

【拠点施設のイメージ図(実際の建築物とは異なる場合があります。)】

 

このように私たちの社会は、これから中長期的にいろいろな変化が起きるであろうことが予見されます。その変化をどう地域発展に結び付けるのか、またその影響をどう最大限に生かしてゆくべきか。そうしたことを今から考えてゆく必要性を痛感し、4月から安城市役所内に自治体シンクタンクという地方自治の研究機関を開設します。

具体的には、学識者として大学の先生方や若い研究者にご参加・ご協力をいただき、過去に例を見ない社会の変化をできる限り正確に読み、新しい安城市の長期計画づくりを進めたいと願っています。こうした試みは愛知県内では例がないようで、広域的な注目を集めることとなりそうです。

研究の成果を出していただき安城市に提言をされる研究者の方々も、またそれを活かして具体的な政策にまとめねばならない私たちも、大変な努力を求められるものと思われます。様々な情報を基に知恵を巡らせ、立派な安城市の将来計画をまとめ、後世の安城市民の皆さんから「あの時あの人たちによき判断をしてもらったおかげだ」と言われますよう、心引き締めて頑張ろうと決意を新たにしています。

 

平成26年も、よき年にしたいと思っています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

安城市長 神谷 学

 

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