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更新日:2013年6月20日

まごころを東へ

3月11日のあの時、私は来客があり歓談をしていたのですが、ふとめまいを感じたような気がして、一瞬、健康の不安を感じました。しかし、壁に掛けられた絵画がゆらゆら揺れており、ようやくその体感的な揺れが地震であることに気づきました。今までに経験したことのない揺れで、とても不気味に感じられました。

テレビのニュースにより、それが東北地方での地震であることを知りました。そんな遠くの地震がこの地域まで伝わるものかと、とても不思議でなりませんでした。東北地方を中心とした太平洋沖地震の瞬間です。

 

その東北地方太平洋沖地震、時間の経過とともに被害が拡大する報道が続いています。多くの亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、また心より被災地の皆さまにお見舞い申し上げます。

今回の災害は、地震と併せた津波被害が大きいばかりか、それに伴う深刻な原子力発電所事故も発生し、被害地域の広さと深刻さを考えれば、まさに国難としかいいようがありません。すでに本市内からも、消防や医療の専門チームが被災地に出動し、救助活動を展開しています。

東海・東南海地震の発生が懸念されている私たちの地域も、明日は我が身の大災害といえましょう。安城市として可能な限りの支援をせねばと、市職員一同、東日本の災害復興に最大限の努力をする覚悟のもと、被災地に送ることのできる救援物資や緊急車両、さらに人的な体制などの準備を進めています。

幸せな生活って、いったい何だったのでしょう。毎日毎日、ごく普通の日常生活の繰り返しがあった。でもそのごく普通の生活自体が、本当は大変な幸せだったのだということに、今、多くの日本人が気づき始めています。本市として今後も、東北地方の皆さんが1日も早く以前の暮らしを取り戻せるように、できる限りの支援をしてゆきます。

市民の皆さんにおかれましても、可能な範囲のまごころで結構です。募金などを通じて、被災地へのご支援をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

安城市の防災対策は大丈夫かとのご心配もおありかと思います。私は、市長に就任して以来8年間、阪神淡路大震災を教訓とした防災計画に基づき災害対策の充実に心がけてまいりました。

市民の皆さんの避難所となる市の公共施設の耐震化は、すでに完了しております。特に身近な避難所となる小中学校は29校ありますが、平成22年度には校舎・体育館などすべての耐震化を終えました。また、小中学校及びすべての地区公民館には防災倉庫の設置も完了しました。

災害に備えた備蓄品などですが、市内の避難所生活を想定している1万2千人余の方々に対して、1日2食で3日分の食料を備えています。水は9日分の確保をしていますので、とりあえずの初期の生活は確保されるものと思っています。

しかし、やはり何といっても「自分や家族の命は自分で守る」が基本です。家の中での家具の固定、家屋の耐震補強、またいざという時用の携帯ラジオの用意など、各ご家庭で常日頃からどんな心がけをしているかで、いざという時の対応に大きな差が生まれるものと思われます。

 

「備えあれば憂いなし」「天災は忘れた頃にやって来る」、聞きなれたことばですが、もう一度このことばの意味を各ご家庭内で話し合い、再確認し合っていただきたいと思います。

安城市長 神谷 学

義援金にご協力ありがとうございます 

 

 

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