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更新日:2013年6月20日

夏本番、安城七夕まつりの季節

とうとう梅雨が明けました。うっとうしい長雨が終わったのはありがたいのですが、打って変わっての真夏の猛暑到来です。べったりとまとわりつくような夏の暑さをひとときながら忘れさせてくれ、子どもや若者たちに3日間の夢を与えてくれるのが「安城七夕まつり」でしょう。

安城七夕まつりの歴史

安城七夕まつりは今年で57回目を迎えます。この七夕まつりの起源を振り返りますと、話は昭和20年代末にさかのぼります。当時は戦後の重苦しい混乱期、しかも三河地震の後遺症も残る時代でした。安城のまちに活力を取り戻すため、さまざまな商店街活性化のための取り組みがなされました。その一つが本町の津島神社の祭礼で、これをもっと盛大にしようとのことから、七夕まつりの発想が生まれたようです。

歴史のある仙台市の七夕まつりの資料や、静岡県清水市の七夕飾りを参考にしながら、昭和29年、わずか1ヶ月の準備期間で、最初の安城独自の七夕まつりが実施されました。最初の構想段階では、大きなまつりは考えられていなかったようですが、短期間のうちに駅南の商店街全域が歩調を合わせることとなり、やってみたら商売に好影響があったと記されています。

またミス・コンテスト、笹飾りコンテストなど、今も名残のあるこうした催しも早い段階から打ち出され、実施されていったようです。

昨年の七夕まつりの様子

 

外の目から見た安城七夕

時代とともに竹飾りの本数が減少してきているのは寂しい気がしますが、一方でダンスポなど、参加する活動的なイベントが増えてきており、土曜夜の人の賑わいなどは目を見張るものがあります。

昨年のこと、防災協定を結んでいる富山県砺波市から、プリンセス・チューリップと観光協会の方々が複数、安城七夕まつりにご参加されていました。まつり2日目の土曜昼下がり、ちょうど交流広場で風船飛ばしが始まる時間に会場でお会いしましたので、イベントの感想をお聞きしてみたところ、反応は「・・・・」とか、「えっ、えっ、どうしてこんなに!」という意味不明の答えしか返って来ませんでした。

私は砺波の方々のことばの意味がつかめず、再び感想を聞き直したのですが、あまりの人出の多さに驚きのあまりことばが出ないということのようでした。「なんで、こんなにも人が出てくるのですか?」「どうして若い人たちがこんなに集まるんですか?」と、私の方が逆に質問攻めにされて困惑してしまいました。

私たちにしてみれば、毎年見慣れた七夕まつりの風景なのですが、超高齢化に転じた日本社会の中、地域の祭りに多くの子供や若者たちが参加をすることは、全国レベルで見れば極めて珍しいということなのでしょう。まだまだ若年人口の比率が高い安城市。今年も七夕まつりで、人の元気とまちの勢いをアピールしたいと願っています。

また5年前の愛・地球博の年のこと。当時のフレンドシップ事業でお付き合いのあったアメリカ、オーストラリア、デンマーク、コートジボアールの4カ国の大使館の皆さんを七夕にご招待をしたところ、金魚すくいや輪投げなどの出店が珍しかったらしく、非常に高い関心を示され、長時間にわたり足を止めて見入っておられたことも印象に残っています。安城七夕に新鮮な感動を覚える人たちがいるのかと、この時もこちらが驚かされました。

七夕まつりの将来を考えた時、今後はこうした国際的な観光客の誘致も視野に入れてゆくべきでしょう。

七夕まつり舞台裏

歌や踊りや飾りつけといった華やかさに目を奪われ、ついその存在を忘れがちなのですが、まつり会場の安全安心と清潔な環境づくりを支えて下さっているのが、ボランティアを始めとする多くの関係スタッフの皆さん方です。

具体的には会場警備だけで約1,100人(警察・ガードマン・交通指導員・消防関係など)、ごみ清掃で約1,200人、福祉ボランティアその他が約500人、合わせて約2,800人もの方々の陰ながらのご協力のおかげで、120万人を超す方々がおいでになる大きなお祭りが、無事に実施できているという現実があります。この場をお借りして、関係の皆さま方の善意とご労苦に心より感謝申し上げます。

ボランティアにご協力をありがとうございます

 

以下、意外と知られていない安城七夕まつり3日間のデータを記します。

  • 会場内の迷子の数

例年40人前後も出ています。親子ともどもイベントや出店に気を取られて、はぐれてしまうケースがあるようです。お気をつけください。

  • 捨てられるごみの量

昨年は一般ごみ5トン、プラスチックごみ5.6トンの他、ビン11立方メートル、カン12立方メートル、ペットボトル53立方メートルものごみが排出されました。大型ダンプに何杯?と考えるとその量の多さに驚いてしまいます。リサイクルにご協力下さい。

  • 車いす貸し出し

昨年は21台の貸し出しがありました。貸し出し台数は年々増加傾向にあり、ご高齢の方や障害をお持ちの方の来場が増えてきているようです。会場の熱気と子どもらの元気な姿を見るだけで、活力を分けてもえるのでしょうか。ボランティアの皆さんのご苦労に脱帽します。

とにかく広いまつりエリアに、本当にさまざまな方が来場され、参加下さっています。私の気づかない七夕の表情、ご存知でしたらぜひ教えてください。

 

 安城市長 神谷 学

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