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更新日:2013年6月20日

真のプレゼント

毎年、年末が近づくと、私と市幹部職員さらに市議会代表者は、サンタクロースに変身します。赤い洋服と帽子に身を包み、白い長靴を履き、保育園・幼稚園などにプレゼントを配って歩きます。無邪気な幼子(おさなご)らは私たちの姿を見て、本当にサンタクロースが来てくれたとたいへん喜んでくれます。

心が寒々とするような事件や事故が、新聞・テレビに連日報道される昨今です。成長するにつれ、こうした世相を直視してもらわざるを得ないのでしょうが、せめて乳幼児の時代はほのぼのとした夢を育んでもらいたいものです。

左=神谷副市長、右=山田副市長

(左=神谷副市長、右=山田副市長)

こうした習慣は安城市内でかなり昔から続くもので、私も保育園児の頃、保育園に訪問してくれたサンタさんからプレゼントをもらった思い出があります。

また、かつて私自身が市議会の役職を務めていた時、保育園に通う自分の娘にサンタとしてプレゼントを渡した経験があります。保育園から帰った娘が、「今日のサンタさんは、目と声がお父さんそっくりだった」と不思議がっており、親として冷や汗をかいたのを思い出します。とてもほほえましい年の瀬の風景ではあります。

しかし、歴史的に土着の神道や仏教への信仰心が強かったわが国で、どんなことをきっかけに、いつからこうしたクリスマスの習慣が根付いたのでしょうか。あれこれ調べてみますと日本での起源は、明治時代にキリスト教の団体が貧しい人々へクリスマスのプレゼントを配布したことから始まるようです。その後、社会が豊かになるにつれ、親心と商業主義が相まって今日の習慣に定着したようです。

物質的にはとても豊かな今の時代の子どもたち、クリスマスや正月には親の他にもいろいろな人たちからプレゼントを受け取ることでしょう。もらったプレゼント、すぐに廃品やゴミにしてしまわないで大切に使ってもらいたいものです。

この年末は昨年に比べて冷え込みはやや厳しく、冬らしい冬になりつつあります。朝の散歩では身震いしてしまいますが、季節の象徴ともいえる降霜を見るとほっと胸をなで下ろしたくなります。

昨冬は気持ちの悪いくらい暖かな冬、そして今年の夏は記録的な猛暑を過ごしました。このまま地球の温暖化が加速的に進むなら、そう遠くない将来、私たちは生存できなくなってしまうのではないかという不安に駆られてしまうのは、私だけでしょうか。
クリスマスや正月を迎えて喜ぶ無邪気な子どもたちにとって、真に幸せなプレゼントとは何なのでしょう。きっとお金で買える品物ではなく、かけがえのない地球環境なのではないかと思えてなりません。

平成20年夏には、日本で主要国首脳会議が開催されます。私たちは、次世代にどんな環境を残してあげられるのか。この国際会議を契機に、身近な環境について市民一人ひとりが真剣に考え実践する、そんな一年にできるよう新たな気持ちで頑張ります。

安城市長 神谷 学

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