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更新日:2013年6月20日

酷暑を乗り切る

山の日の出(蝶が岳から見た槍・穂高の全景)

山の日の出
(蝶が岳から見た槍・穂高の全景)

以上の暑さとなりました。そんな日中の日差しの下で、七月の半ば以降は「七夕まつり」をはじめとする夏の催しが続いたうえ、夕方からは小学校区ごとの「まちかど座談会」が週2回程のペースで開催されました。さすがの私もやや夏バテ気味となり、八月も半ばを迎える頃、一日の日程が終わる時間帯に疲労を覚えるようになりました。

そんな訳で、今年はいくぶんゆったり気味に夏休みをとり、心身のリフレッシュに努めることとしました。

今年の夏は酷暑というべきでしょう。連日、辟易(へきえき)するような暑さでしたが、その分お天気は比較的安定し、夏山に登るにはまたとない登山日和(とざんびより)に恵まれました。今年も昨年に引き続き、北アルプスの縦走に挑戦しました。コースは燕岳から始まり大天井岳へ、さらに常念岳から蝶が岳へと進み上高地へ下山するという、いわゆる表銀座コースと呼ばれるルートです。

初日の標高差1,500mの急登にはさすがに喘(あえ)ぎましたが、一旦稜線に出てしまえばあとはせいぜい数百mのアップダウンになります。ここでは約2年間、毎朝午前1時間の健康ウォーキングで鍛えた脚力がものをいいました。日頃の鍛錬のおかげで足取りも確かに、2泊3日の北アルプスロングコースを歩き抜くことができました。まさに「継続は力」です。

晴天続きのおかげで眺望は素晴らしく、槍ヶ岳から穂高岳にかけての雄大な風景を独り占めできた気分でした。滝のような汗をかき疲れ果てた後、冷たい湧水が体にしみわたると、また新たな力が湧いてくるのが不思議です。

いつものことながら、大自然の中に置かれた小さな己の存在を自覚させられるとともに、自分に秘められた大きな可能性にも気づかされる。それが私の登山です。大自然から教えられることは多く、心と体の洗濯ができます。

下山の後の数日間、今度は書物に親しむ生活を送ることができました。私がこの夏休み中に読んだ本は、以下のとおりです。

  • 「小説 上杉鷹山」童門冬二著(集英社文庫)
  • 「男の引き際」黒井克行著(新潮新書)
  • 「日本人だけが知らないアメリカ世界支配の終わり」カレル・ヴァン・ウォルフレン著(徳間書店)

常日頃、なかなかまとめて本を読む時間をとることができない生活なので、こうして集中的に書物に親しめるのはとてもありがたいことです。安城市政運営に直結するものばかりではありませんが、私自身の人生の指針となる本、また社会を大局的に見ることに役立つ本を読むことができました。

上高地明神池の早朝

上高地 明神池の早朝

夏休みに入る前、ある場所で「市長職は激務だから、体力勝負の仕事だね」と声をかけられました。私も一瞬そんな気がしたものの、若干の違和感があることに気づき、「体力はもちろん大切ですが、一つ一つの仕事には気力の要素の方が大きいように感じられます」とお答えしました。気力の「気」とは辞書によれば「万物生成の根源力、身体の根元となる活動力」の意味を持つようです。

そんな訳で心身はもちろん、頭の中にも新たな「英気」を養えた有意義な夏休みを過ごすことができました。気がつけば夏バテなぞ、いつの間にかどこかに吹き飛んでいました。

間もなく9月議会が始まります。心機一転、また頑張ることができそうです。

安城市長 神谷 学

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